1997年 紙、鉛筆 56×76cm
楠の木1を近づいて見上げた素描です。夏の暑い時期に描いたので木陰は涼しく快適でした。 何日か実物を見て描いた後、アトリエで何日もまたかけて仕上げていきます。結構固い紙に描いているのでなかなか形になってこないものが、アトリエで繰り返し描いていくうちにすこしずつ色や形が出てくる気がします。たぶん自分より素描の上手な人は、山のようにいると思いますが、自分の感じた実感のようなものが表れ伝わっていけばいいと思っています。