カナ



乾漆  2010年
50×20×21

40歳を少し過ぎた頃、’02年くらいだったかな、鬱病になりそれから何回か酷い状態を繰り返した。そのため複雑な彫刻を造ることにが難しくなり、最低限の基本的なものに戻っていった。なんとかシンプルな首から始めるという状態。彩色も無くなった。いくつか首を造りなんとかトルソに向かう。でもそのなかで彫刻のそのものの持つ魅力に本質的な魅力のようなものに出会えたような気がする。











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