冬の生活

1991-94年
乾漆、彩色
88x31x25cm

普段の 人のかんじがある作品を作りたいとおもった。はだかの人体とかは それはそれで魅力的だと思うけど どうしても普通の人のかんじはだしにくい。彫刻をまねて作るのではなく もっとじっさいの人間から感じられるものを作りたかった。
セーターとかの 編み目をつくることで おおきなシンプルなかたちを もたせようとおもった。
彩色は 膠技法からテンペラ技法の移り 色を重ねることが 容易にできるようになった。テンペラを使うようになったのは 初期ルネッサンス絵画の板絵とかの影響もあると思う。

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