Club ARISTO
SAFETY

 アリストを中心に皆さんの事故・盗難被害体験や安全運転のための情報をレポートするコーナーです。「クラブアリスト・セーフティ」を通してアクティブ・セーフティに役立てていただき、アリストライフを楽しみましょう。
 なお、Club ARISTOではセーフティコーナーのレポートも募集しております。


Club ARISTOへ投稿する
GO TOP SAFETY INDEX ←BACK NEXT→

SAFETY-3:アリスト盗難被害レポート
 ARISTO V300に乗るNO.64のkiyoさんの車両盗難被害レポートです。

<作成:'98年10月24日>

私は愛車アリストを盗まれ結果的には保険金で新車を購入しました。 このクラブにおいても過去何件か盗難の話が出てきたと記憶しています。 不況のせいか物騒なご時世になり、専門の窃盗団も存在しているそうです。 狙われたら実際には防ぐことは難しいことかもしれませんが大切な愛車を守り、 最悪盗難に遭っても被害を最小限にとどめる対策をしておく必要があります。 そうした点から私の経験が皆様のご参考になればと思いまとめてみました。

< 経 緯 >

  7月26日  盗難(警察被害届)
  7月27日  保険会社へ連絡
  8月10日  保険会社調査
  8月25日  保険金支払請求書を保険会社に提出
  9月16日  保険金受領
  9月19日  新車発注
10月21日  納車
時間の経過順に説明します。
盗難の現場は自宅マンションの機械式駐車場です。 この駐車場は鍵で開閉するゲートがありますが乗り越えることは出来ます。 盗難に遭ったのを自分で確認できた段階で110番通報しました。 警察官到着後状況を説明し盗難届を作成。(実際は警察官が書いた)
盗難届受理番号は後で電話で連絡がありました。 一応駐車場で現場検証をしますがただ目で確認する程度です。 実際アリストの割られたガラス破片を見つけたのは私でした。 とりあえず盗難車両として全国手配になるそうです。

翌日保険会社に連絡。私の勤務先は保険会社の代理店部門もあるので 実際は直接保険会社とやり取りはしていません。
後日損害保険の調査会社の調査を受けました。これが結構大変でかなり 立ち入ったことまで聞かれますし、実際に面談する前に私の自宅駐車場や 近隣の写真を撮影していました。 盗難前後の事実確認はもちろん、日常的に車で行くところ(例えばガソリンスタンド、 カーショップ)まで聞かれ、実際私の行き付けのショップまで調査員は後日出向いたそうです。
このときの話はレポート用紙5枚になりましたが実際は調査員が書きます。調査が厳正に行われるのは盗難の場合修理と違い保険金額が大きい点や偽装盗難の可能性も有るとの事で慎重になるそうです。

8月25日に保険金の支払請求書を提出しました。この期日は私の加入している 保険会社の目安として盗難後1ヶ月で手続きを開始するという期日です。この時点で保険関係の書類以外に所有権を保険会社に移転する書類一式と車両の鍵を提出します。

その後は保険会社の内部処理で約2週間後に保険金が支払われました。この時点で車検証の所有者と事実上の所有者が変わります。前述の所有権移転手続き書類の中に保険金支払い後に盗難車両が発見された場合は速やかに保険会社に車両を引き渡す旨の念書が含まれています。

<保険について>

盗難は車両保険で補填されます。一般条件でも車対車特約でも同じです。保険金額は限度額まで加入者が任意で決められます。ちなみに新車のアリストだと560万円までかけられるそうです。
支払われる保険金は車両保険金以外に盗難は全損扱いと言うことで一時費用として保険金額の5%(10万円が限度)、盗難による代車費用一日3千円が1ヶ月分(最初の3日分を除く)
盗難の場合は免責は無く、割引率への影響も条件が1年据え置きになるだけです。

<車両以外の教訓>

車本体の被害以外、車に載せてあった物も結構面倒でした。

*クレジットカード
私はガソリン給油カードを積んでありました。本人は給油専用のつもりですが立派なクレジットカードです。今回はこのカードで犯人が買い物をしましたが売り場で不審に思われ未遂に終わりました。

*携帯電話
私は2台積んでいましたが1台がテレ○ンクラブに登録されていました。

*会社駐車場のシャッターリモコンと駐車カード
毎日当たり前に出入りしていたのがしばらく出来なくなり大変不便でした。

盗難の被害に遭うと精神的なショックもありますが手続きに費やす時間もかなりの負担になります。それ以外にも近所の人から好奇の視線を浴び妻がかわいそうでした。犯罪の被害者という立場に間違いは無いのですが、車両盗難の被害者は一般の窃盗事件と違いかなり冷遇されている印象を受けました。
私のアリストはドレスアップ費用も加算すると600万円ほどかかっていました。同額の現金が盗難に遭ったらそれこそテレビのニュースに流れるでしょう。
自分で反省しなくてはならない点も多々あります。私はスペアキーを車内に入れてありましたので、ガラスを割って車内を物色した犯人は簡単に車を持ち去りました。また盗難防止用セキュリティーも装着していたのですが機械駐車場の振動による誤報と自分の駐車場は絶対安心と言う過信からセットしていませんでした。またエアロを付けてかなり目立つていたの事実です。

長々書きましたが最後に私の今後の心構えを書いて終わりにします。

  1. 目立つことはしない
  2. セキュリティー装置は自分のニーズにあった物にする。
  3. 車に余計なものは積みっぱなしにしない。
island
GO TOP SAFETY INDEX ←BACK NEXT→ Club ARISTOへの投稿