多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の新治療方針

 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の意味は


月経異常(無月経、月経不順など)や不妊の原因になる、排卵障害の代表的なホルモン異常 の疾患(様々な症状を持ちあわせて、幅広い病態がある事を症候群と言います)です。
その名前の由来は、卵巣内に多くの小嚢胞(排卵しない小卵胞)が存在する特徴にあります。


その症状は多岐にわたり、不妊や月経異常、不正出血の他、肥満、男性ホルモン増加に伴う にきびや多毛も少なくありません。もちろん不規則ですが排卵が時々に起こっていることもあります。

日本での診断基準(日本産科婦人科学会2007)もあり、その定義は以下です。
  1. 月経異常がある
  2. 多嚢胞性卵巣のエコー所見
  3. 血中男性ホルモンが高値 または LHが高値かつFSHが正常