低用量ピル (OC) 解禁、その後

 低用量ピル (OC) は未だ定着せず



当サイトのアーカイブスにある「インターネット講座低用量ピル」の記事です。
(平成11年9月3日付朝日新聞)
 低用量の経口避妊薬(ピル)が2日、製薬会社から一斉に発売された。診療所などでは、さっそく女性やカップルが医者から説明を受ける姿が見られたが、ま だ少数に限られた。「解禁」といっても医者の処方が必要で、医療保険も適用されない。メーカーも「定着するには時間がかかる」と冷静な反応だ。

日本で避妊ピルとして低用量ピル (OC) が解禁されてから17年が経ちました。何が変わったでしょうか?
  • 変わった事。それはOCの販売メーカーが減り、OCの種類が減ったこと。
  • 変わらなかった事。それは服用者がさほど増えていないこと。その反面、若い女性の妊娠中絶手術や緊急避難薬の使用が増えています。
メーカーの予測通り、未だ定着していません。理由 はいろいろ考えられますが、解禁までに長い道のりがあったため、その結果生じたメーカー側のコスト高から来る高い薬価や、情報不足のため昔の高用量ピルの怖い副作用のイメージが未だに語られている、と考えれます。

その誤った情報を払拭するべく、昔のピルとは全く違うものである低用量ピル (OC) の情報を、「日本産科婦人科学会のガイドライン」にのっとってお伝えしたいと思います。
OCは、含まれるホルモン(女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモン)量が低用量化され、なおかつ避妊効果が十分であるように調節されています。ホルモン含有 量の低下により、種々の副作用が軽減されていま す。

現在日本で使用されているOCには、以下の種類があります。(クリックで拡大)