References
Abbadoの著作の邦訳
クラウディオ・アバド『アバドのたのしい音楽会』、石井勇・末松多壽子訳、評論社、1989年(Claudio Abbado : La casa dei suoni. 1986 )。
クラウディオ・アッバード/リディア・ブラマーニ『アッバード、ベルリン・フィルの挑戦―音楽活動の新たな可能性を求めて』、音楽之友社、2003年(Claudio Abbado : Musica sopra Berlino. 1997/2000)。
Abbadoによるエッセイ等
クラウディオ・アッバード「『シモン・ボッカネグラ』の楽譜」、スカラ座来日公演プログラム、1981年(スカラ座プログラムからの抄訳)。
Abbadoによるライナーノーツ
クラウディオ・アッバード「ヴェルディのスコアにすべてが書きつくされている……」、ヴェルディ『マクベス』全曲、アッバード指揮ミラノ・スカラ座(Deutsche Grammophon F95G50364/6)。
クラウディオ・アッバード「円熟の端緒において」、ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』全曲、アッバード指揮ミラノ・スカラ座(Deutsche Grammophon F70G50367/8)。
クラウディオ・アッバード「録音についてのノート」。ロッシーニ『アルジェのイタリア女』全曲、アッバード指揮ヴィ−ン・フィル(Deutsche Grammophon F00G20447/8)。
シューベルト・交響曲全集(Deutsche Grammophon F00G20308/12)。
クラウディオ・アッバード「『ホヴァーンシチナ』−今回の演奏についてのメモ」、ムソルグスキー『ホヴァーンシチナ』、アッバ−ド指揮ヴィ−ン国立歌劇場(Deutsche Grammophon POCG1087/9)。
クラウディオ・アッバード「第九の解釈について」、ベートーヴェン・交響曲第九番、アッバ−ド指揮ベルリン・フィル、1996年(Sony Classical SRCR1669)。
クラウディオ・アッバード/ヴォルフガング・シュライバー「ベートーヴェンの交響曲の中にはいつも何か新しいものが発見できる」、ベートーヴェン・交響曲全集、アッバ−ド指揮ベルリン・フィル、2000年(Deutsche Grammophon UCCG1003/7)。
ヴェルディ『ファルスタッフ』全曲、アッバード指揮ベルリン・フィル(Deutsche Grammophon UCCG1063/4)。
Abbado関連文献の邦訳
R. C. バッハマン『大演奏家との対話』、村上紀子訳、白水社、1980年(Robert C. Bachmann : Grosse Interpreten im Gespraech. 1976)。
P. ハート『新世代の8人の指揮者』、木村英二訳、音楽之友社、1984年(Philip Hart : Conductors : A New Generation. 1979)。
R. チェスターマン『マエストロたちとの対話』、中尾正史訳、洋泉社、1995年(Robert Chesterman : Conductors in Conversation. 1990)。
L. ベンティヴォリオ編著『わたしのヴェルディ』、白崎容子訳、音楽之友社、2001年(Leonetta Bentivoglio : Il mio Verdi. 2000)(『シモン・ボッカネグラ』の項にインタヴューが収録されている)。
へレナ・マテオプーロス『マエストロ』、第二巻、石原俊訳、アルファベータ、2006年(Helena Matheopoulos : Maestro. 1982。日本語版刊行にあたり原著者が加筆している)。
ヘルベルト・ハフナー『ベルリン・フィル あるオーケストラの自伝』、市原和子訳、春秋社、2009年(Herbert Haffner: Die Berliner Philharmoniker. Eine Biografie. 2007)(第7章「アバドの時代」)。
インタヴュー
『音楽の友』1981年3月号(A. Selmiによるイタリアでのインタヴューの邦訳)。
『音楽の友』別冊『イタリア・オペラ』、1981。
『レコード芸術』1981年11月号(ラ・スカラ来日時の黒田恭一によるインタヴュー)。
『レコード芸術』1983年9月号(同年5月、ロンドン交響楽団来日時の、黒田恭一によるインタヴュー。マーラーの音楽について)。
『音楽の友』1987年3月号(1986年11月3日、ヴィーンでの山崎睦によるインタヴュー。11月1、2日の万聖節コンサートの写真入り)。
ヴィーン・フィル来日公演プログラム。1987年3月(千勝泰生によるインタヴュー。ベートーヴェンについて)。
『レコード芸術』1987年6月号(同年3月、ヴィーン・フィル来日時の、佐々木節夫によるインタヴュー。ヴィーン国立歌劇場音楽監督就任直後のアッバードが自らの抱負を雄弁に語っている)。
「クラウディオ・アバド、室内オーケストラの魅力を語る」、『音楽芸術』1988年5月号(同年3月、ヨーロッパ室内管弦楽団来日時のインタヴュー。室内オーケストラに関する充実した内容)。
『音楽の友』1989年11月号(同年9月2日、ベルリンでの南条美真によるインタヴュー)。
「クラウディオ・アバドが語る、90年代の指揮者・音楽監督の課題」、『音楽芸術』1989年12月号(同年11月1日に行われた共同記者会見の記録。アッバードはベルリン・フィル音楽監督に選出された直後で、ヴィーン国立歌劇場とともに来日していた。内容は充実している)。
特集「クラウディオ・アバドのすべて」、『音楽の友』1991年3月号(池田卓夫によるインタヴュー。ペライアが同席している)。
『レコード芸術』1992年3、4月号(同年1月、ベルリン・フィル来日時の、諸井誠によるインタヴュー。安永徹へのインタヴューとともに再編成してあり、アッバードの分は多くない)。
『音楽の友』1994年2月号(ドイツのFocus誌に掲載された、Cordelia Dvorakによるインタヴューの邦訳。ザルツブルクでのモルティエとの確執の一端がうかがえる)。
『音楽の友』1994年5月号(同年2月ベルリンでのマーラー・交響曲第8番の演奏会の記事に、山崎睦による短いインタヴューが収録されている)。
『レコード芸術』1994年5月号(歌崎和彦による、ポリーニ/アッバード/ベルリン・フィルのベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集の録音に関する報告に収録されている)。
『音楽の友』1995年1月号(1994年秋の来日時に一柳富美子がムソルグスキーの話を訊いている。短いが極めて面白い充実した内容である。アッバードが歯に衣を着せず語っている)。
『レコード芸術』1996年6月号(同年3月、ザルツブルク復活祭音楽祭の折に、前田昭雄がベートーヴェンについて訊いている。軽い文体で訳されているが、アッバードの言葉は意味深長である)。
『レコード芸術』1997年2月号(1996年10月来日時のインタヴュー。ハイドンについて語られており、短いが充実した内容)。
『音楽の友』1998年6月号(同年3月、ザルツブルク復活祭音楽祭での山崎睦によるインタヴュー)。
『音楽の友』1999年6月号(同年3月、ザルツブルク復活祭音楽祭での『トリスタン』についての堀内修によるインタヴュー。もっと語ってくれそうな雰囲気だったが、時間の制約か)。
『モーストリー・クラシック』2003年8月号(第15回高松宮記念世界文化賞受賞の折に、サルデーニャの別荘で取られた談話)。
『音楽の友』2004年12月号(Musik und Theater、2004年ルツェルン音楽祭特集号に掲載された談話の邦訳)。
『音楽の友』2006年10月号(2006年ルツェルン音楽祭の特集。岩下眞好による文書での質問へのアッバードの回答)。
その他の関連記事、批評・エッセイ等
若杉弘「アバド讃」、ヴィーン/フィル来日公演プログラム、1973年。
平野昭「交響曲−アッバードのベートーヴェン像」、『音楽芸術』1987年6月号。
レオ・ベルク「長く埋もれていた天才―ムソルグスキー生誕150年記念『ホヴァンシチナ』ヴィーン上演」、『音楽芸術』1989年6月号。
レオ・ベルク「ウィーン国立歌劇場での『エレクトラ』新演出上演」、『音楽芸術』1989年9月号。
諸井誠「ウィーン国立歌劇場89年日本公演『ヴォツェック』を観て」、『音楽芸術』1990年1月号。
アンネッテ・クロイツィガー=ヘル「わざとらしさのない芸術 カラヤンの後任予定者クラウディオ・アバド」、『音楽芸術』1990年4月号(Annette Kreutziger-Herr : Kunst ohne Kuenstlichkeit. Neue Zeitschrift fuer Musik, November 1989)。
レオ・ベルク「ウィーン国立歌劇場での『ローエングリン』新演出から」、『音楽芸術』1990年6月号。
小林宗生「アバド/ヨーロッパ室内管でのシューベルト交響曲全曲連続演奏会について」、『音楽芸術』1991年6月号。
クラウス・ガイテル「アバド/ベルリン・フィルのモスクワ、サンクト・ペテルブルク公演」、『音楽芸術』1992年2月号。
クラウス・ガイテル「アバド、ベルリン・フィルでの『グレの歌』」、『音楽芸術』1992年7月号。
クラウス・ガイテル「ベルリン・フィルハーモニーにおけるセンセーショナルな出来事」、『音楽芸術』1993年2月号。
中田千穂子「ベルリン・フィルの『ファウスト・シリーズ』」、『音楽芸術』1994年4月号。
イムレ・ファビアン「苦悩する民族 ザルツブルク復活祭音楽祭での『ボリス・ゴドゥノフ』」、『音楽芸術』1994年9月号(Imre Fabian : "Boris Godunov" bei den Osterfestspielen in Salzburg. Opernwelt, Mai 1994)。
岩下眞好「21世紀へ向けてのキーパーソン ラトルとアバドの今後」、『音楽芸術』1998年4月号。
レンツォ・アッレーグリの対談シリーズ「音楽に捧げて」第53-55回 アバド・ファミリー1−3、『音楽の友』1999年4-6月号(クラウディオの兄マルチェッロのインタヴュ−)。
吉田秀和「アバドのこと」、『音楽展望』、朝日新聞、2002年5月28日(『吉田秀和全集』、第23巻、白水社、2004年、411−413頁)。
特集「クラウディオ・アバドと世界のオーケストラ&歌劇場」、『音楽の友』2013年3月号。
岩下眞好「短期連載 今月のクラウディオ・アバド」、『音楽の友』2013年5-10月号。
特集「クラウディオ・アバド〜人と音楽」、『レコード芸術』2013年9月号。
特集「クラウディオ・アバド、逝く」、『音楽の友』2014年3月号。
特集「追悼 クラウディオ・アバド」、『レコード芸術』2014年3月号。
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