下の図で、oがスピーカ間の中点、pがリスナー位置、sがスピーカー位置、tが一次反射点ということになります。Dはopの距離、wはスピーカと壁との距離、Wはリスナー位置と壁との距離です。
反射の法則から、入射角と反射角は等しいので、∠rts = ∠qtpです。
∠srtと∠pqtはともに直角なので、∠srt = ∠pqtとなります。
二つの三角形の二組みの角がそれぞれ等しいとき、この二つの三角形は相似ですから、d1 : d2 = rt : qt = rs : qp = w : Wとなります。
rt + qt = op = Dなので、(1 + W / w) d1 = Dとなり、即ち、
d1 = wD / (w + W)となるわけです。
これで、メジャー一つで簡単に対策グッズの置き場所が決められますね。
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