2007年のクラシック音楽鑑賞日記


12月30日
もう今年も終わるというのにCDや本が届く。Asiaの"Astra"RUSHの"A Farewell to Kings"Liquid Trio Experimentの"Spontaneous Combustion"「ニーベルングの指輪 リング・リザウンディング」"Stereosound" No. 165。Asiaはメンバーが変わった後のなのでどんなもんだろ、とか思いつつ。RUSHはまあ何となく。Liquid Trio Experimentはちょっと面白そう。「指輪」は某氏に強く勧められたので。Stereosoundは毎年恒例。読み物としての位置付けは年々低下しているのだけど、ある程度の一覧性のあるカタログとしての位置付けはキープ。何だかんだ言っても紙媒体は強い。

12月29日
昨日の続き。じゃあ、何でもいいのかと言うと、それもちょっと違う気も。例えばBeethovenやMozartの時代には他にも今では誰も知らないような作曲家が山ほどいたはずで、そんな中で何百年も経った今でも知られている作曲家がいるのはたまたまとかではなく、何かしら理由があったはず。それと同じで演奏も好ましいある一定の方向なり制約なりがあるはずで、何でもありというもんでもないだろう。…というようなことを学生時代に電話越しで話したりしていたものだけど、オーディオの場合もやっぱりどこかそういった要素があるんだろうなぁと思ったりしている今日この頃。

12月28日

11月26日の続き。忠実であるというのは裏を返せば自由度が無いということでもある。録音現場であっても制作現場であっても物理的に忠実であろうとするなら忠実である音量は一つしかなく、それ以外は全て非忠実となる。11月20日にも書いたように、ソフト毎に忠実である必要はないのかという疑問も残る。何と言うか、とにかく大変に不自由だと思えてならない。

12月26日
ケーブルは買うとしたらまずは電源ケーブルでやっぱりSynergistic Researchの予定。デジタル機器に問答無用でHologram Dを入れてから他の電源ケーブルを検討しろって言うくらい絶大な自信があるらしいHologram Dをトランスポート用に買って、現用のReference A/C Master Couplerをプリに回し、その上でプリ用にPrecision ACかHologram Aを考えたいところ。効果次第じゃHologram Dをもう一本買ってD/Aコンバータ用にして、Designer's Referenceをプリ用にするという手もあるな。電源ケーブルは色々組み合わせが考えられるな。

12月24日
Christさんの誕生日は明日だが、そんなこととは無関係に今年を振り返ってみたり。オーディオは何と言ってもSpectralのパワー・アンプであるところのDMA-250になったのがでかい。そのせいでプリ=パワー間のケーブルとスピーカ・ケーブルがMIT/Spectralになったし、それによってジャンパを使わざるを得なくなったためにAkimitsu氏からジャンパを譲ってもらった上で取り付けに四苦八苦したり。そういえば、CerabaseもDMA-250用に出物をゲットしたな。来年は大きな変更は無いはずで、ケーブルが1本か2本買えたらいいなぁ。

12月23日
そんなわけで拡散柱を復活させた状態で聴いてみると中域から上の音に響きが乗ってちょっと美音系に。ギターとか格好良すぎだぜ、ばかやろーだったりすることもあるので、とりあえずこれで様子見。クラシックの弦とかはこのくらいの方がヴォリューム感があって好ましいかも。Koganのヴァイオリンとかイメージ的に少々厳しめに聴こえた方がそれっぽい気もするのだけど。ヴォーカルは我が家ではかつてないくらい魅力的だが、聴いてる方があんまり気にしてないのはどうしたもんか。やっぱり定位感に劣化は見られず、むしろ向上してるかもしれない。というか、音像が体積で表現されてるような感じかも。とりあえず、トータルでよく歌っている気はする。もっとも、置くのは拡散機能があるものである必要は無かったかもしれないけど。

12月22日
元祖密閉Avalonを聴かせていただいて俄然やる気を出してみたり。とは言え、まるでサイズが違うのであんな低域は逆立ちしても出るはずもなく。改めて自宅の音をまじまじと聴いてみると少々潤いが足りない気が。スピーカの後ろ一面吸音カーテンにしといて今更そんなこと言ってるのもどうかという話もあるけど。というわけで、こんなことをしてみた。一年ちょっと前まで使っていたけど無い方が好ましいことが判明してしばらく和室に転がしてあって奥さんに大変邪魔がられていて久しかった拡散柱である。以前は計6本を適当に離して、且つ一次反射点付近に重点的に置いていたのだけど、今回は中央に一まとめにしてみた。定位感とかそのままに響きを調整してやろうという算段。少しずつ置いて試してみるとかしないのが私の思いきりのいいところだ(爆)。

12月16日 その2
とにかく時間に限りがあるので、お話もそこそこに早速持ち込んだディスクを次々とかけさせていただくことに。オケ、ピアノ、ヴァイオリン、(一応)ヴォーカル、ロック×2とざくざく聴く。音の描写はさすが各メーカのトップモデルからなるシステムだけあって、とんでもなく緻密で、音量・音階のグラデーションがこんなに濃く滑らかに描かれるシステムはちょっと聴いたことが無い。密閉型ではあるもののうちのEclipse Classicより遥かに余裕のある設計だけあって、低域についても一切のエクスキューズが不要で、非常に重心の低い安定したバランス。音調は適度にウォームでヴォーカルなら人肌くらいかも。そんなわけでポテンシャルは恐ろしく高く、これだけ精密な描写ができれば、後は何とでもなりそうな威厳と説得力に満ち溢れていた。特にピアノのハンマーの当たる瞬間の音の出方には心底感動した。その上で、敢えて注文をつけるとすれば、多くは好みの問題かもしれないけど、まず第一に音楽がスピーカ側で完結してしまっていてリスナーを巻き込んでいないように感じたこと。これだけの能力をもってすればもっと部屋全体の空気が入れ替わるくらいの表現がきっと出来るんじゃないかと思う。また、その関連かもしれないが、空間表現に若干違和感があった。音そのものから得られる情報量に対して、実際の定位感が少々負けているようで、私には視覚と聴覚が一致しないような感じがしてならなかった。Ascent IIに対して決して広いとは言えないお部屋で、且つ他にも巨大な機器が転がったりしている上に外付けネットワーク・ボックスがあったりでセッティングの自由度を確保するのは大変そうではあるが、このシステムは空間表現についてはまだまだ伸びる余地があるように感じた。Spiritoを入れられてからまだ2か月とのことなので、まさに成長していこうとしているところなのだろうけれど、終着点が見えないくらいの底力を備えていて、今後、どのように音が変化していくのかとても楽しみ。今回、Ascent IIを聴かせていただいて改めて自分は密閉型の音が好きなんだなぁと実感した。Eclipseの兄貴分はサイズも音も予想以上に大きかったのだった。

12月16日
Avalon友の会会員にしてAvalon最初期の傑作Ascent IIをお使いのhadesさん宅でプチオフ会。夜は友の会の忘年会なので昼間、遊んでくれる人を募集したところ、誘って下さったのだ。犬の葬式があったり忘年会の開始時間が早かったりで時間的にも短期集中気味に。最寄駅からhadesさんのRX-7でご自宅へ。3階のお部屋のドアを開けると目の前にAscent IIのネットワーク・ボックスが!Ascent IIの実物を見るのも聴くのも初めてだったのだけど、スピーカ本体も想像より一回り大きく、存在感たっぷり。その足元に横たわっているViolaの弩級パワー・アンプであるところのBravoにも負けていない。プリアンプはこれまたViolaのSpirito、D/AコンバータがMark Levinson No. 30.6L、トランスポートがGoldmund Eidos 38ME。何と、トランスポート以外は全て外付けボックス付きだ。Bravoのは外付け電源と呼んでいいのか困るけど…。

12月14日
Les Introuvables d'Alexis Weissenbergの1枚目と2枚目も聴いてみた。この4枚組に限ったことではないと思うけど、何を弾いても音の端々に「このやろー」みたいな空気でいっぱいだ。腕っぷしは凄いし、個人的にはこれはこれでわくわくしてしまうのだけど。その一方で、どうにもBrahmsのP. Con.は1番も2番も好きになれないらしいことも分かった。Ravelと違ってBrahmsは比類ないところのWeissenbergをもってしても駄目らしい。

12月13日
Genesisの"A Trick of the Tail"、ハイブリッドらしいが普通にサーボがMANUでもかかった。故にCD層のプレス品質は良好な模様。関係無いが、ここのところめっきり使っていないので↑の売りますコーナーにチューナも追加。

12月9日
CDが一枚。Genesisの"A Trick of the Tail"。CD/SACDのハイブリッド盤+DVDという構成の模様。が、ジャケット裏にはCD/SACD & DVDでまとめてトラックが記述してあるので一瞬、3つのフォーマットが一つのディスクに収まってるのかと思った。まあ、同じものが入ってるんだし分けて書くよりよっぽどスマートだな。

12月7日
奥さんがテレビで映画を観ようというので、9時にテレビ部屋へ行ったがどこのチャンネルでもやってない。番組表を見てみたらサッカーの後で9時53分からだった(汗)。HDDレコーダのお陰でその場で確認できるのでタイム・ロスは最小限で済んだ。

12月6日
比類ないところのWeissenbergであるLes Introuvables d'Alexis Weissenbergの3、4枚目だけとりあえず聴いてみた。Ravelはともかく、RachmaninovとProkofievの3番はかなり好きだし。が、Rachmaninovはオケが酔っ払ってるようでちょっと大変(汗)。Weissenbergがやりにくそうだ。Prokofievは小澤がやたらと元気でやたらと燃え燃え。Ravelはあんまり好きな曲じゃなかったのだけど、これは何だか気に入ってしまった。何だか力尽くで無理矢理でRavel聴いてる気がしないが、それが合うのかも。

12月5日
ふとCD棚を見たら"Les Introuvables De Cziffra"もあることに気が付いた。Du Preとかも出てるのか。あることを忘れているくらい前に買って、そして未だに未開封。Weissenberが聴き終わったら聴いてみるか。

12月4日
CDが到着。Les Introuvables d'Alexis WeissenbergAnderson Bruford Wakeman HoweDisturbedの"Believe"RUSHの"All the World's a Stage"。Weissenbergのは邦題だと「比類なきワイセンベルク」。凄いピアニストだとは思うし、好きなピアニストでもあるんだけど。Disturbedのは2枚目。3枚目は割と好きだったけど1枚目は何だかピンと来なかったが、これはどうだろ。

12月3日
何だか分からないけど昨日よりあからさまに音がいい。ジャンパとかのブレークインが終わった?調子に乗って電源ケーブルをタップに縛り付けてやろうと思ったが、適当なサイズの結束タイが見付からない。使い切ったってことは無いと思うんだけど…。

12月2日
RUSHの"Hold Your Fire"は6曲目の"Lock and Key"をリファレンスにしているのだけど、我が家で聴くと音像がえらく高い位置に定位する。高ければいいってもんでもないのかも知れないが、何となく高い方が気分がよく、そして現在はこれまでにないくらい高い位置に定位してたりするので、詰まるところが絶好調なのである。

12月1日
というわけで、到着したのはCardasの端子キャップ。DMA-250にバランス入力があることをすっかり忘れていたのだ。…借りたときはバランス・ケーブルで最初に繋いでたくせに(汗)。というわけで、XLR端子用キャップのオスを注文して、無事にオスが届いた。前回、メスを頼んだときはオスが届いてたからな…(汗)。早速、DMA-250のXLR端子に装着。音は激変というほどは変わらないけど、ちょっと夢見る少女風味な響きがしゃきっとしてくれたような。若干しゃりしゃりしてるが、しばらくは様子見。

11月30日
明日、到着予定♪

11月29日
もうお手軽にできる対策もあんまり無いかなぁとか思いながらシステムを眺めていたらふと気が付いた。そういえばすっかり忘れてた(汗)。というわけで、早速発注♪

11月27日
24日に順番としてはスピーカと書いたが、そういえばSACDプレーヤという選択肢もあったことを某氏と某所で話していて思い出した。が、そんな選択肢があったことすら忘れてしまうくらい購入の予定が無い。持ってるSACD/CDハイブリッド盤の数も知れてるし、その中で好んで聴くものは更に少なく、今後も継続的に買いたい・聴きたい演奏が出続ける保証が微塵も無い。…これじゃ買う理由を見付ける方が大変。P-0sがある状況でお手軽なSACDで、というのも何だかアンバランスというか何を目的にしてるんだか分からないし、まあ、やっぱり突然全てのジャンルで新譜がSACDしか出ないとかいう状況にでも陥らない限り買うことは無い気がしてきた。

11月26日
Shahamの"Devil's Dance"とかWelser-Moest/COのBeethoven 9とか聴いてるとDG録音との相性が随分改善された気がする。うーん。ま、いっか。それはさておき、20日の続き。忠実でありたいとする対象は特定の物理的状態であるとは限らず、例えば心理的状態であってもよいはず。要するに聴き手の感情・感性・趣味・嗜好等々に対して忠実であろうというケースだ。仕事でも測定でもなく趣味であれば最も素直な選択にも見える(まだ続くのか)。

11月25日
MTT/SFSのMahler 5を聴いてみたり。好き嫌いで言えば、この指揮者とMahlerの組み合わせは私にはちょっとくどかったりしないでもない。が、そういう些細な好みの問題以外では今のMTT/SFSの演奏にケチのつけようが無いんじゃなかろうか。堂々としていながら細部に至るまでどこにも手抜きの無い、音の大きなところから小さなところまで安心して聴ける、立派な演奏。終楽章とか本当に楽しそうだ。彼らのディスクで外れに当たる気がしない。SACD層がどうなってるのかは知らないが、CD層はうちのP-0sのサーボがMANUでも普通に読める辺り、プレス品質も良好な模様。

11月24日
ジャンパの交換こそが最も切迫度の高い課題と考えていたので、後は計画的かつ継続的なケーブルのアップグレードが定期的に発生するだけになりそう。今のスピーカを購入時に使っていた機器は一部のアクセサリ・ケーブルを除いて殆どが入れ替わってしまっているので順番的にはスピーカなのだけど、あんまり買い換える気になっていない。スピーカ由来の大きな不満は無いし、特に欲しいスピーカも無い。他の機器と違って簡単に自宅試聴も出来ないのでうっかり聴いて後悔ということも無さそう。お店とか他人様のお宅で聴く音はどんなに良くても他所の音だし、それを理由に買い換えたくなる、ということもあまり無さそう。とは言え、今のスピーカを買ったときはお店で聴いてこりゃすげぇと思って、もう一度聴きに行って、在庫確認して、勢いでお買い上げだったのだけど。そういう意味では昔ほどの勢いは自分に無いのかもしれない。気が付けばそんな20台もあと僅か…(汗)。

11月23日
今週はひたすらジャンパの話しかしてないな(汗)。まあ、それだけ楽しく聴けているというわけだ。2 Wayの限界も見えてきたかとか思ってたけど、まだまだ当分頑張れそうだ。

11月22日
目下のところジャンパ交換は大正解であり、一音一音がことさら丁寧に描写されるもんで聴いていて耳が忙しいほど。逆に言えば、付属ジャンパが相当へっぽこだったわけというわけで、つまるところこの半年程の間はジャンパの音を聴いていたようなもんだったということか(汗)?

11月21日
ジャンパ交換の効果その1。奥さんに「前よりうるさくなったんじゃない?」と言われた(汗)。

11月20日
交換してからまだ1日しか経っていないが、ジャンパはなかなか快調。分かりやすいんだか分かりにくいんだか分からないような言い方をすれば、Spectralにより近くなったようなそんな音。細かいところは経過観察の後に判断するとしよう。それはさておき、14日の続き。例えば最初に音になった工程に忠実であろうとするとき、例えばホールなんかだとどの席あるいは位置における音に対して忠実でありたいのか。それともマイクによって変換された電気信号に対して忠実でありたいのであれば、世に出ている恐らく99%以上のCDは忠実であることを放棄していたりする。ミクシング工程におけるモニターの音に忠実でありたいとなれば、ミクシング・スタジオ毎、それどころかミクシング・エンジニア毎に異なるシステム・部屋が必要となろう。最終製品であるところのディスク上に刻まれた情報に忠実でありたいというのは、最も現実的なアプローチに見える。それとて部屋の残響はどの程度を最適とするのかとかすっきりしないところは残ったまま。が、そんなことよりも前に、それは結局一体全体何に対して忠実になっているんだろうか(まだ続く予定)?

11月19日
Yラグが到着。ものは苦労人志向のオリジナル純銀製Yラグ。Eclipse Classicの端子周りの事情により、通常は角度が付いているYラグを真っ直ぐにしていただいた。早速、失敗したYラグを切断。そのせいでジャンパ・ケーブルが短くなってしまったが、そもそもが必要悪であり、接続に支障をきたさない限り短い方がいいに違いないと思いこむことに。純銀Yラグを圧着していざ交換。…今度こそ!

11月18日
ジャンパ用Yラグは明日、到着予定。しかし、今月は出費がひどいことになってるな(汗)。

11月17日
スピーカはジャンパ交換未遂によりひっくり返った状態から起こしただけなのでセッティングも何もくちゃくちゃなのだけど、どうせまたひっくり返すことが分かっている以上、やり直す気にもならずほったらかし。聴くのもモノラルのものばかり(汗)。lmstさんに紹介していただいたYラグが届くまではそんなやる気レスな状況でお届け。

11月15日
懲りずに仕事帰りに別の電気屋へ。こっちにはあった♪これでようやく交換できる。というわけで、いそいそと床&スピーカの傷防止に毛布を敷いたり、スピーカ・ケーブルのYラグで着地してしまわないようにスペーサ用のStereosoundを持ってきたり。えっちらおっちらスピーカをひっくり返して取り付けたところ…おろ?入らない(汗)。うちのスピーカの底面にあるターミナルは┃○┃○┃○┃○┃のようになっていてネジとネジの間に壁があるのだけど、壁の間には幅12mmまでのYラグしか入らない模様。今回のものは約15mm…たかが3mm、されど3mm。無理矢理突っ込もうかとも考えたりしないでもなかったけど、ろくなことになりそうにないので素直に諦める。というわけで、某店の某氏に再び問い合わせ。さすがに今度は郵送だな(汗)。

11月14日 その2
9日の続き。オーディオの要求項目の一つとして高忠実であることが挙げられる。原音再生だとか純A級アンプだとか超低ジッタだとかミラクル高純度銅線だとか、オーディオのカタログに並ぶ単語の殆どが目指す先は結局、高忠実であることに行き着く。しかし、何に対して高忠実なのか(また続く)?

11月14日
折角スピーカをひっくり返すのなら接点の掃除とかしたいところなのだけど、丁度接点クリーナが無くなりそう。というわけで、仕事帰りに近所の電気屋さんへ行ってきた。が、置いてない(汗)。週末に別の電気屋へ行くか。

11月13日
仕事の後に秋葉原。某店某階で某氏と待ち合わせ。Sonus FaberのAmati Anniversarioを絶対に好みではないと承知の上で聴いてみたり。Vn. Con.とかヴァイオリン以外に微塵も興味が無くなりそうな音で軽くびっくり。調子に乗ってロックとかかけてみたけど、何だかスピーカに悪いことしている気分になったり。某氏から別な某店のブツを受領。要するにYラグ。帰宅して早速ジャンパに取り付け。しかし、スピーカに接続するにはスピーカをひっくり返さないといけないので、それはまた今度。

11月10日
"Bio Hazard III"を観てきた。上映時間が短めだったのでちゃんと終わるんだろうかと心配になったが…終わってないんじゃ(汗)。相変わらずグロいが、3作目にもなるといい加減観る方にもそれなりに免疫ができてしまう。アクションもいい加減やり尽くしてるからか、"Matrix"じゃないけどドラゴンボールとかのアニメみたいになってきてる。主人公も敵も際限無く強くなりそうだし。黒人さんとCarlosの対比とか激しく安直な気がしてならない。多分、次があるんだろうけど、どう決着をつけるつもりなんだろうか。

11月9日
CD化された演奏が我が家で鳴らされるまでの経緯を考えてみる。まず、演奏者が作曲家の(演奏者による即興も含めた)曲を弾く・歌う・叩く等することで音が出る。それをマイクが拾って電気信号に変換。アンプを通ったりデジタルに変換されたりしつつミクシング工程へ。適当にいじくり回されてから出荷用フォーマットに変換されて、プレス&蒸着されてディスクとなる。これを購入者がプレーヤに読み込ませてアナログに変換したりアンプ等を通したりしつつスピーカで音に戻る。…大雑把だけどまあ、こんなところだろう(明日に続く予定)。

11月8日
CDが届いた。Transatlanticの"SMPTe"。それとは別に某氏から銀単線ジャンパが届いた。要するにこれだ(爆)。直径3mmの一直線な銀単線…というか棒。Avalonのバイワイヤ用ターミナルに繋ぐためには、こいつをU字に曲げないといけない。作者によればアニールしてあるので案外曲げられるとのことなので、恐る恐る力をかける位置を分散さえながら曲げいく。90°、120°と徐々に曲げていってようやくU字に。この作業を4回繰り返してとりあえず事前準備完了。あくまで線だけなのでYラグをつけないとAvalonのターミナル+MIT/SpectralのYラグというコンビ相手ではすっぽ抜ける可能性が極めて高い(汗)。Yラグは別な某氏(店?)に依頼中。来週火曜日には手に入る予定。

11月7日
MatsuevのPetrouchkaを聴いたり。デリケートを装ったりもしているけど、ずんどか弾き始めるとやっぱりこっちの方が生き生きしているように思えて仕方がない。タッチの怪しいところが所々あるけど、その辺は勢いで強引に…行き切れていないかも(汗)。何だか大変なことが起こっているような大騒ぎだけど、物語の内容としてはこれでもまあ有り…と言えるかどうか。もっとも買う方も半分覚悟の上で買ってはいるのだけど。

11月6日
年内の予定は無かったのだが、予定外の事象が発生。某氏にあるものを譲っていただくことに。カメラほどではないが、そのままでは使えないのがポイントだ。

11月5日
CDが一枚。MTT/SFSのMahler 5。5番はどうしょもない曲だが結構好き。それはさておき、試みにTower Slimをぽっちが少し内側に向くように回してみた。少々マイルドかな〜と思っていた高音が俄然やる気全開。やり過ぎの一歩手前くらいかも。少し中域に主導権を取られ過ぎな感が無くなって全域が行け行けどんどんな勢い。音の重なるところとかの分離感が向上したというか、音響的に立体感が増強された。これは久しぶりに会心のセッティングかも。

11月4日
Cerabaseが思いの外早く手に入ったので、オーディオに関しては年内どころかしばらくはこれといって購入する予定が無い。Cerabaseは当初新品購入するつもりでいたので、その分若干予算に余裕ができたのでカメラを…とか考えてたら奥さんに反対された。しょぼーん。

11月3日
Cerabaseの効果は非常に分かりやすい。が、言葉では説明しにくいところもあったり。とりあえず、あからさまなピークがあるとか高音がきゅいーんと鳴るとか低音がぐわーんと唸るとか、そういう変化ではなさそう。高音はヴァイオリン辺りにはむしろシルキーな風合いすらあって、ハードな素材なのに何だか不思議。中域から中低域の辺りのハリは特徴的かもしれないけど、それによって他の帯域がマスクされるということもなく、一言で言えば元気になる。空間は左右よりも前後が広くなるようだけど、広さよりも空間的な解像度みたいなのが大幅に向上したように感じる。IllustratorやPhotoshopでレイヤーの数が増えたみたいな感じ(ちょっと違うか)?もうしばらく聴いた上で今の構成に合うようにセッティングを見直すとしよう。

11月1日
というわけで、アドバイスに従って付属のスポンジを外してみた。つけるときも「これ、いるのかなぁ?某店で聴いたときはついてたっけなぁ?」と思いながらも取説ではつけることを推奨してるっぽいのでとりあえず従ってみた次第。気に入らなかったら外せばいいわけだし。で、外して聴いてみたところ、「そうそう、これこれ」という音に。柔らか系のインシュは使わなくなって久しいが、やっぱりここでも相性が出たみたいだ。

10月31日
そんなわけで、朝ご飯を食べながらその第一声を聴いたわけだけど、これがどうにもぴんと来ない。記憶にある某店でのCerabaseの効果からは程遠い。低音は何だかぼわんとしてるし、全体的に音が鈍くなったような感すら。ひょっとして…と思って某所で訊いてみたら某氏からのアドバイスが。

10月30日
そんなこんなで、finite elementeのCerabaseが届いた。専用ケース入り…と言っても樹脂製だし、コストとしては一般的な段ボール箱にちょこっと上乗せくらいなのかも。飲み会で帰宅が遅かったのにも関わらず、いそいそと設置。行先は勿論、パワー・アンプの下。まずは前側から設置し、続いてヒートシンクが出てたりして若干手を入れにくい後ろ側へ。…あれ?何か当たる。どうやら、DMA-250の底面のトランス付近がぼこっと出っ張っている模様。てっきり平らなものだとばかり思ってた。底面の後ろ側はネジの頭が出ていたり、少々設置の自由度が落ちるもののとりあえずは設置完了。が、音はまた明日。

10月29日
CDが届いた。Disturbedの"The Sickness + 5"Jordan Rudessの"The Road Home"MatsuevのStravinskyとTchaikovsky。Disturbedは3枚目が結構面白かったので。Rudessはとりあえず。Matsuevは筋肉系ピアノなのでPetrouchkaとの相性が気になるところではある。

10月28日
家の近くのホールで鬼太鼓座のコンサートがあって、チケットが安く手に入ったので行ってきた。延々と野蛮なずんどこリズムが続くのかと思ったりもしていたのだけど、けん玉やったりゲストが出てきたり布団叩きみたいので太鼓を叩いてたり、結構ヴァリエーションがあってなかなか面白かった。駐車場探しに手間取って開演ぎりぎりに入ったりしたせいで席が後ろの方になってしまい、音はやや芯が弱め。それでも和太鼓をオーディオで再現とか考えない方がいい気はした。

10月27日
ブツは火曜日に到着予定。うーん、楽しみ♪

10月25日
連絡来たー。どうやら買えるようだ♪駄目だったら代わりにカメラを買ってやろうかとか企んでてどこで買うか検討するとこまでいってたりしてたのだけど、カメラは先送りに。

10月24日
うっかり昨日の日記に日付入れ忘れてた(汗)。とりあえず、問い合わせメールを送ってみた。駄目っぽい雰囲気濃厚。しょぼーん。

10月23日
引き続き連絡待ち。うーん。明日になっても来なかったらこちらから連絡するか。

10月22日
連絡まだ来ないなぁ…。

10月21日
そういえば、一次反射点の拡散ボードの角度を出掛ける前の日くらいに変えていたのを思い出した。だから、出掛ける直前に聴いたCD以外では違和感があったわけだ。で、変える前後でどちらが良かったのか。うーん、前はどんなだったっけ(爆)?

10月20日
約一週間ぶりの我が家の音。聴こえ方がちょっと違うのはしばらく鳴らしていなかったせいか、飛行機に乗ってた影響が残っているのか、英語ばっか聴いてたからなのか、その辺は不明。まあ、どれであってもそのうち戻るでしょう。

10月14日
Synergistic ResearchのサイトでTeslaシリーズの電源ケーブルの情報がアップされてた。と言っても画像だけなのだけど、トップエンドであるところのHologram A・Dの太さは(X2)のAbsolute Ref.と同じくらいか。The Cable Companyには既に各ケーブルの説明(メーカサイトには載っていないPrecision ACの情報もある)がアップされているが、どうやらPrecision ACがパワー・アンプ、T2、T3がプリアンプに特にマッチするらしく、Hologram Aとも比較の上で選択することを推奨している。また、Hologram Dは相当な自信作なのか、とにかくデジタル機器には問答無用でこれを使用した上で他の機器のケーブルを検討することが推奨されている。どんな音がするのか聴いてみたいところだけど、すぐに買えないので我慢。一方、Enigma Valve Power SupplyはThe Cable Companyにもまだ情報が載っていないが、真空管式のActive Shielding用電源なんだろうか?サイトの画像じゃ全貌もよく分からなくて、ちょっと気になる。どうでもいいことだが、デジタル・ケーブルも既にTeslaシリーズに切り替わっているとTedさんのメールにあったが、サイトの更新がまだみたいだ。

10月13日
某氏からの情報で某店にあるブツの中古が出るとのこと。早速問い合わせてみたところ、ものが入るのは来週末ということでまだ状態等は不明だそうな。とりあえず、仮予約させてもらうことに。某氏に多謝。

10月11日
何だか調子に乗ってThe Cleveland Oの歴代指揮者のBeethoven: Sym. No. 9が聴いてみたくなったりして。とりあえず、Szellを聴いてみたりしている。ざくざくと鋭く高貴なリズムに涙が出そう。DohnanyiはあるがMaazelのがうちには無いのでちょっと片手落ちな感じだ。それはいずれ補填するとして、40年間の歴史をさらっと簡単に振り返ることができるのは幸せなことだ。

10月9日
Welser-Moest/COのBeethoven: Sym. No. 9がなかなか凄い。演奏はあちこち大胆だったり、意外な楽器が主張してたり、気品と自信に溢れていたり、The Cleveland Oの演奏するBeethovenとして何一つ恥ずかしくない出来栄えだと思う。これに各楽器のミクロな表情まで根こそぎ拾ったような録音が妙にマッチングがいい。EMIの薄ぼんやりとした録音よりももっとずっとこの指揮者のやりたいことが分かる。実際にホールで聴くよりよく分かるくらいかもしれない、というのは言い過ぎか?編集されているであろうとは言え、これがライヴ録音なのも驚き。この後にBarryさんの録音とか聴くとまた複雑な気分になれるけど。

10月7日
たかだか3、4日なのだけど、久し振りに家のオーディオの音を聴くと安心するし、いい音だとか自惚れたりもする。それがずっと続けばいいのだけど。それはさておき、CDも届いてた。Welser-Moest/COのBeethoven: Sym. No. 9Disturbedの"Ten Thousand Fists"アンジェラ・アキの"Today"。最後はやっぱり奥さんの趣味。IASはここ数年、縁が無いなぁ。

10月3日
ELPの1.0 mが売れました。0.5 mのみ残っております。

10月2日
Reference Recordingsの"Tutti! orchestra sampler"を聴いてみたり。サンプラーとしては確かに優秀。曲も録音のツボをうまく抑えたような集め方。が、演奏はこのレーベルでお馴染みの顔ぶればかりで、演奏は…うーん。そういう意味でも徹頭徹尾サンプラーであり、それ以上でもそれ以下でも無い。

10月1日
さて、放出予定ケーブル紹介の最後はSynergistic ResearchのSignature No. 2。Synergistic Researchはお気に入りのケーブル・メーカであり、実際に使用しているケーブルも殆どがSynergistic Researchのものだ。SpectralがMIT以外のケーブルでの接続を認めないという強硬な方針のため、やむなくパワー・アンプ購入に伴ってメイン・システムから弾き出されてしまった。が、元々はこれに替えてSynergistic Researchの最上位ケーブルにするつもりだったので、いずれにせよ辿る道は同じだったのかも。Synergistic Researchにはいくつかケーブルのランクがあって、Alpha、Phase One、Phase Two、Reference Seriesとある中のPhase Twoに相当するのがこのSignature No. 2。創業期のSynergistic ResearchにあってはActive Shieldingはインターコネクトにしか適用されておらず、このスピーカ・ケーブルは普通に繋ぐことができる。X-seriesにモデル・チェンジして以降はエントリー製品を除いた全てのケーブルにActive Shieldingが適用されたため、シールド給電用ACアダプタだったりシールド用電源であるところのQuattroだったりが必要で、且つその特殊なシールド手法のせいか、特にGoldmundのアンプとの組み合わせで発振したりするという話もある。ケーブルはバイワイヤ用で末端がYラグになっているが、購入当時のパワー・アンプであるところのAccuphase P450ではアンプの端子が太過ぎてYラグの先しか入らなかったり、その後に使用したPass Labs X350ではアンプの端子が羽状になっていてケーブルの熱収縮チューブに干渉したり、なかなか運用上の苦労が絶えなかったりした。Yラグとしてはごく普通の形状で、どちらかというとアンプ側に主たる責任があるように思われるが…。サブシステムへの転用も考えたのだけど、残念ながらサブシステムはシングル・ワイヤリングである上、アンプ側の端子がYラグに対応できなさそうなことから、放出を決めるに至った次第である。

9月30日
ELPの1.0 mが商談中。他は引き続き音沙汰無し状態(汗)。そのELPだが、どっちがどっちだったか忘れたが、一本はフロントエンド用のタップに、もう一本は当時のパワー・アンプであるところのAccuphase P450に使用していた。引っ越してから電源の引き回しや配置が変わったりした関係でパワー・アンプ用はSynergistic ResearchのA/C Master Coupler X-seriesになり、タップにはVVFが直接突っ込まれたりした関係上、余剰品となって、一時的にD/AコンバータやRE-9用になったりはしたもののケーブルがどんどんSynergistic Researchで統一される方向になったのもあって、その後は使いまわしにくい短さもあって基本的に使われずに来ている。A/C Master Coupler X-seriesはその後、音調が気に入らずにさっさと売却しているのでどこかでは使うかもという意識がどこかにあったのだろうけど、振り返ってみればやっぱり使っていなかったし、使える機器も特に無いので放出を決めた次第。

9月27日
まだ一本も売れてません(汗)。閲覧者層と出展品目のバランスが合ってないんだろうか?とりあえず、各ケーブルについて購入の経緯なんかを振り返ってみたり。WW Eclipseは当時のプリアンプであるところのPass Labx X2とAccuphase P450の極性が逆であることから逆相で注文したもの。正相のままでスピーカ・ケーブルを反転させてればもうちょっと売りやすかったという説も。当時、割と地味めな鳴り方をしていたところからWWにしてみたのだけど、それでも吸音しまくりセッティングもあって相当地味だと某氏に指摘を受けたような。

9月24日
上記の通り、余剰ケーブルを少し整理することに。購入希望の方はE-mailまたは掲示板にてご連絡下さい。

9月23日
返事ついでにBarryさんに「マイク何本使ってるの?」って訊いてみたのだけど、早速返信が。…2本しか使ってないらしい。誰だ、ワンポイント録音ってわけじゃないみたいとか言ってたのは(汗)?ミキシングはBarryさんが録音ボタンを押す前に、各プレーヤに「ちょっとこっちに、君はもう少しそっち」とかやって行う超絶アナログ・ミキシングらしい(爆)。勿論、マイクとA/Dコンバータの間には一切のミキシング・コンソールは入らず。本当にマイクに入ったものをそのまんま出してるだけでプロセッシングの類は一切行っていないんだそうな。恐るべきナチュラル製法だが、そらアーティスト探しとかで苦労もするだろう。ちゃんと採算の合うアルバムを定期的に出していけるのか余計なお世話な心配をしてしまう。

9月22日
Barryさんから「で、どう?」ってメールが来た。「いいぜ」って返事した。

9月19日
そんなわけでBarryさんのCD(正確にはCD-R)を聴いてみたわけだけど、これがもう激烈に録音が良くて軽くびっくらこいた。低音がずごーんとか高音がぎゅいーんとかそういう凄さではないし、そういう曲調でもない。が、とにかく作為感がかけらも無くって、あまりにも自然な佇まいに肩の力が抜けてしまう。アコースティック楽器ばかりとは言え、ワンポイント録音ってわけじゃないみたいだし、それなのにとても人の手が入っているとは思えない。今まで聴いた中で最も録音がいいCD(正確にはCD-R)かも。クラシックでもこんなに作為感無く録れてるものって殆ど無いかも。普通はどこかで、エンジニアとかの「俺はこう聴かせるぜ」というのが出てくるもんだ。これを聴いた後でJ-POPとか聴くと軽くしょんぼりできると思う。

9月16日
海の向こうからCDが届いた。Soundkeeper RecordingsのBarryさんからだ。改めて紹介するとBarry Diamentさんは山ほどの有名人の曲を手掛けてきたマスタリング・エンジニアであり、今回届いたのはそのBarryさんが立ち上げたレーベルのアルバム第1号であるところのWork of Artの"Lift"。プレスCD、CD-R、DVD-Rの3種類から選べる中、16 bit, 44.1 kHzフォーマットとしてはベストとBarryさんが推すCD-Rを選択。どうやら、Barryさんが直々に焼いてくれたらしく、届いた封筒の宛名も手書きだったりした。ジャケット等はCD番号以外はプレスCDと恐らく同等で、中身がCD-Rであること以外には外観は極めてまっとう。CDを取り出すと、その下にはヴォーカル等をやっているArt Halperinの直筆っぽいサインがあったりするし。

9月15日
Welser-Moest/LPOのMendelssohnをながら聴きしていて、演奏はいいのに録音がもこもこだなぁとか思ってたら4番がクリアに始まるのでちょいとびっくりしてクレジットを確認したら3番が91年、4番が92年の録音でプロデューサーもエンジニアも違う人だった。…一緒だったら恥ずかしいので日記のネタにはしてないとこだけど。ちなみにMendelssohnの4番はKlempererの珍しくまともな振りをしてる終楽章が結構好きだったりする。まじめにいい演奏ということなら若い頃のMaazelとBPOのぶち切れ演奏がやっぱり凄い。

9月12日
さて、AlkanのSolo Con.だが、思い返せばHamelinが初めて来日した年に旧録音を先輩に部室で聴かされて、何だか分かんないぐらい凄かったので慌てて公演のチケットを買ったんじゃなかったかと。が、行けたのはHungarian Rhapsodyとかをやった日だけで、Solo Con.の日は理由は忘れたが、多分、今だったら何であれHamelinを優先したような理由で行きそびれてしまったのはやっぱり今でも勿体ないと思えてならない。そんなHamelinも丁度一週間前に46歳に。ちょっぴり不安だったりしながら新録音を聴いてみた。割と控えめな出だしでちょっとどきどきしたりしたが、聴いていくうちにそんなのは無用な心配というか余計なお世話というか、そこには今のHamelinが弾くSolo Con.の旧録音とはまた違う形があった。まともに録られていることもあって、特に高域の響きと戯れるように慈しむように弾くHamelinの演奏会でのしぐさとかが目に浮かぶ。がつんと行くとこはちゃんと行ってくれるので聴いた後の消化不良感も無く、聴く方にとっても、多分、弾いてた方にとってもより幸せな録音になっていると思う。

9月11日
Barryさんから「送ったぞー」というメールが。それにしても、手作り感満点だ。それはさておき、CDが二日連続で一枚ずつ届いてたり。HamelinのHaydnAlkan。まさかSolo Concertoを再録音するとは。まあ、Music & Artsの録音は演奏はともかく録音が若気の至りというか殆ど事故に近い惨状で商品になっていることが信じられないものではあったけど。既に万歳してる人もいるみたいなので、演奏には期待して間違いないでしょう。というか、自分が聴く前から人に買わせてしまったし(爆)。

9月10日 BarryさんにCD-Rを注文した旨をメールしたところ、「早速焼いて詰めたから、月曜日に郵便局が開いたら送るよ」と返事が。メールで次のアルバムの予定なんかも訊いてみたのだけど、既に企画は進行中なのだそうな。が、オーバーダブや収録後のミックスを行わないといった趣旨に賛同してくれるアーティストがなかなかいないのが困りものなのだそうな。商業的にも難しいだろうけど、何とか頑張っていい録音を世に送り出してほしいところ。

9月9日
CDが届いてたのだった。P. JarviのBeethoven: Sym. Nos. 3 & 8Gentle Giantの"Octopus"RUSHの"RUSH"。Paavoは4、7番がなかなかよかったので3、8番も。この中では3番が曲として一番好きだし。Beethovenの交響曲の中でも3番か9番が一番好きかも。Gentle Giantは某所で某氏にJethrol Tullがいい感じで鳴ると言ったら薦められたもの。RUSHはデビュー作らしい。ドラマーが違うらしい。が、とりあえずちょっとずつ集めてみている。関係無いが、Barryさんのレーベルの初アルバムであるところの"Lift"を注文してみた。トランスポートの性格を考えてプレスCDにしようかとも思ったのだけど、Barryさんの意思を尊重して?ここはCD-Rで注文。いっそ両方買ってしまえばよかったのかもしれないけど、それほど好きなジャンルでもないので。私が宣伝しても私が得することは一切無いのだけど、気になった方はぽちっとしてみるのもよいかと思う。サンプルのビットレートが高めな辺りにも気合が感じられるし。

9月8日
Barryさんについてもう少し。フォーマットが複数ある中で、プレスCDとCD-Rが併存しているのは当然気になるところ。サイトにもその理由が書いてあって、Barryさんの感覚ではプレスCDよりCD-Rの方が音が良い(マスターであるHDDに近い)と感じられるのだそうな。とすると、好ましい再生環境が用意できるのであれば、どちらのフォーマットであれ最も好ましい状態になるのか?あるいは、プレスCDをCD-Rに焼けば?という疑問は若干残る。それはさておき、最近の部屋の様子を撮ってみたり。以前より少し後ろがすっきりしたが、スピーカ・ケーブルに箱が付いたりしているがためにスピーカの裏が実はひどいことになっているとか、トータルではあんまり改善されていないかもしれない。

9月6日
台風絶賛接近中。環境S/N悪過ぎ(汗)。そんな中でではあるがHamelinのBrahms: P. Con. No. 2を今更開けてみたり。SACD/CDのハイブリッド盤なのでトランスポートのサーボ設定をManualからReferenceに変更しないと読めなかったりするが、致し方がない。演奏はまあ、Hamelinが弾けばこうなるという模範演技みたいな気がしないでもないが、オケがひやひやながらも頑張っていたり。まるで関係ないが、こんなレーベルの人から何故かメールが来た。一瞬SPAMかと思ったけど、文体がちゃんとしてるので読んでみれば、東京の知り合いの紹介してもらったのだとか…誰?それはともかく、これはBarryさんが新しく興したレーベルで、その初のアルバムが去年の12月に出たので日本のオーディオファイルに紹介してほしいのだとか。というわけで、紹介してみた。サイトにサンプルがあるので、気に入った方はプレスCD、CD-R、DVD-Rの3つのフォーマットから選択して購入されるとよろしいかと。こちらはBarryさんのスタジオのサイト。スピーカがMagnepanでケーブルがNordostだ。Creditsのところには有名どころがずらり。YESの"Close to the Edge"のマスタリングもしてるじゃん。実はかなり凄い人なのか。

9月5日
考えてみれば、AvalonのスピーカにSpectralのアンプのセット、Spectral/MITとSynergistic Researchのケーブルと概ね後方展開を志向している中にNBSって、そりゃあ無理があるわ。

9月4日
で、Statement Extremeなのだけど、結論から言うともう外してしまっている。長期貸し出しも可能とのお申し出だったのだけど、私の方が超短期間しかもたなかった(汗)。段々と自分とソリの合わない部分が耳についてしまい、「こんなのはうちの音じゃないだろ」って、そら借り物のケーブルですから。ちょっぴり久し振りのResolution Reference MkII Digitalの音は、私にとってずっと標準だったこともあってとても落ち着いて聴ける。Statement Extremeはその力を存分に発揮できる環境であれば素晴らしい貢献をするであろうことは間違いないのだろうが、どうやら我が家ではその環境を提供することが適わなかった模様。その一方で現有のケーブルが思いの外健闘してくれていることから買い換えの優先順位は下げておいて問題無さそうだ。

9月2日
さて、Statement Extremeであるが、基礎体力みたいなもんがケーブルにあるとすればそれは相当高いレベルにあると思う。が、アスリートではあっても、我が家にあってはどうにも体操選手の集団の中に一人だけ空手家が混じって奮戦しているような印象が。やっぱり、X350の方が格闘家系で合うように思えてならない。あるいは水彩画の展示会の中に一枚だけ油彩画が混じっているみたいな違和感かもしれない。主張としては分かりやすく、コントラストは高め、一音一音の存在感はしっかりと描き切り、ぐっと低域に力が入る。が、その辺がうちではやや露骨に感じられなくもなくて、悪いわけじゃないんだけど、うーんとか思いながら聴いている次第。関係ないが、録画していた「ミヨリの森」を観た。おばあさんの声のせいで「日本昔ばなし」風になってしまうのはともかく、適当すぎるキャラクターの絵とかに笑いつつ、激しく大雑把でひねりらしいひねりも無いストーリーにびっくり。割と宣伝されてたような気がするけど、これでどうしたっかたんだろう?更に関係無いが、スキマスイッチの「グレイテスト・ヒッツ」が届いてた。勿論、奥さんのなのだけど、分割配送でこれだけきちゃうと残りのが届いたときに自分の分だけ注文しているみたいに見えて不評なのでちょっと困ったりする。

8月31日
というわけで、Statement Extremeにして2日目。しばらく使われていなかったとのことで、数日は様子を見てほしいとオーナーに言われている。故にこの時点ではまだ仮の判断でしかないのだけど、どうもうちのシステムの中で浮いた存在になっているように感じられて仕方がない(汗)。ちょっとドーピング気味に筋肉質なのは、まあNBSらしいと言えばらしいのだけど、Spectralとはちょっと向いてる方向が違うような。ドスの効いた迫力は前のパワーであるところのX350の方がしっくり来たんじゃないかという気がする。とはいえ、時間が経過するにつれて品格が出てきているようでもあるので、少なくても1週間くらいはこのままにしておく予定。

8月30日
そんなわけで、デジタル・ケーブルが到着。NBSのStatement Extreme。専用のファスナー付きケースで存在感倍増。早速繋ぎ換えるのだけど、太くて硬いので配線経路を確認してから。現用のResolution Referenceは75cmと通常より短めであり、かつD/AコンバータのRCA端子が筐体のほぼ中央にあるのに対し、AES/EBU入力は右側にあってStatement Extremeは普通に1mなので後ろに置いてあるP-0sの電源と干渉しそう。接続をシミュレートしてみたところ、どうやら大きな負荷をかけずに繋げられそうだったので、いざ接続。うちのD/Aコンバータの"AES1"のところにランプが点灯するのは同じ某Y氏にAETのケーブルをお借りして以来だ。今回のStatement Extremeも勿論、借り物であり、つまるところ我が家のD/AコンバータのAES/EBU入力は借り物のケーブルでしか使われたことがないのだ。

8月28日
某Y氏からAES/EBUのデジタル・ケーブル発送の連絡が。わくわくどきどき。

8月27日
演奏者を好きになる理由なんて色々で、例えばただ一つの演奏が気に入ったがゆえに好きな演奏家として格付けされることが私の場合は結構多い気がする。Gilelsもその一人であって、これとかに入ってるMedtnerのSonata Reminiscenzaがどうしようもなく好き(実際によく聴くのはJVCがリマスターしたMelodiyaの国内盤だが、余裕で廃盤だ)。改めて聴くと何だかあくせくしていて、Hamelinの演奏など、もっと綺麗に響かせてくれるものは他にもあるのだけど、その辺の微妙に不器用なごり押し感が何だかいい。勿論、BeethovenのSonataをはじめとして他にもいい演奏は沢山残っている人なのだけど、他で間に合わないこともない気がする。

8月26日
ちょっとした事情により、うちのスピーカ・ケーブルであるところのMH-770UL2のボックスの足が3M製であることが判明。今日はDohnanyiのTelarc録音ばかり聴いてる。時期的にやり切れてないところもあるのだけど、こうしたいんだな、というのは伝わってくる。BeethovenのSym. No. 9とか、とても一般受けする演奏ではないが、普通は弾いてるうちに自然とノリで突っ走ってしまいそうな曲を流されずにやり切ってしまう。が、Clevelandという町の雰囲気にはよく似合っている気もする。

8月25日
さてAgヒューズであるが、ケーブルなんかと同じでブレークインの期間がいるらしく、日によって少々印象が違ったりしてなかなか評価がまとまらない。が、総じて良好で、段々特定のポイントをもって表現するのが難しくなってきている気がする。低域が伸びたとか高域がすっと広がるとか立ち上がりが早いとか低域がごりっととか、そういう通り一遍の表現の組み合わせだけでは言い表せない、奥深さみたいなものがあって、とりあえず細かいこと考えずにぼおっと聴いてしまう。

8月21日
某氏からAgヒューズが到着。本当ならもう少し早く届くはずだったのだけど、私の凡プレーで若干の長旅をする羽目になってしまったようだ。DMA-250にはヒューズが2本あって、Agヒューズも2本。問答無用で両方同時に交換。これまでCDプレーヤやD/Aコンバータ、プリアンプのヒューズを交換した経験から、完全に信頼している。まあ、一本ずつ交換しては電源入り切りして…というのが面倒だったというのもあるけど。交換後の音についてはじっくり聴いてから改めて書くとして、ヒューズ待ちの間にというわけでもないのだけど、Synergistic Researchにちょこっとメールしたらその返事が。インターコネクトやスピーカ・ケーブルは既に新しいTESLA Seriesに移行していて、以前、ゆうけいさんに掲示板で紹介していただいたjazzaudiofanさんの記事によれば大幅にC/Pが改善されているという。が、新シリーズのリリースから半年近くが経過しているのにデジタル・ケーブルや電源ケーブルについては旧シリーズであるところの(X2)のまま。で、新シリーズに移行しないの?と訊いてみた次第。まず、デジタルについては実は既にTESLAに移行済み(サイト更新しろよ)で、電源ケーブルについても来月半ばくらいに発売開始の予定なのだとか。社長のTedさん曰く、これまで作ってきたものや聴いたことのあるどのケーブルを遥かに超える自信作なのだそうな。これは頑張って予算確保せねば(苦笑)。

8月19日
父Jarviを聴きたくなったりしたのでアンプ・ケーブルのブレークインも兼ねてGothenburg SOとのTchaikovsky: 1812 Ov.とかの入ったCDをかけてみたり。1812 Ov.は一種のお祭りであり、大砲とかも入っており、まあどうこう言う気にもならず。が、次のMarche slaveで吹きそうになった。息子のBeethovenを聴いた後にはその田舎っぽさは強烈過ぎる。曲自体が元々そういう性格ではあるのだけど、それに輪をかける素朴過ぎるずんどこリズムとか聴いていてちょっと気恥ずかしい。微妙に適当な演奏をする各奏者の絡み具合もあって非常に平和でローカルな雰囲気。田舎から出てきて都会に馴染んだ人が久しぶりに田舎の方言を聞いたときの懐かしさと同時に感じる恥ずかしさみたいなのが一杯に詰まったCD。ここまで堂々とやられるとそれはそれで立派な気がしてしまう。

8月18日
映画版の玩具、一応出してるんだね。苦心の跡が見て取れる。作る方は大変だ。下のP. JarviのBeethovenだが、録音が新世代っぽい感じじゃないのはちょっと残念。フォーマットはSACD/CDで新世代風なんだけど。

8月17日
P. Jarvi/The Deutsche Kammerphilharmonie BremenのBeethoven: Sym. 4 & 7を聴いてみた。乱暴な括り方をしてしまうと世代の違う音がしてる気がする。聴いてる方も弾いてる方も色んな意味で偉大だった過去の大巨匠たちの影響を大なり小なり、好むと好まざるとに関係なく引きずってきてたわけで、巨匠風味な演奏も敢えて反抗するようなものもそういう意味では一緒。指揮者が抜け出したくても団員が付いていけなくて弾けないとか、客やレーベルが付いていけなくて売れないとか、知らないだけでやってる人はいたのだろうけど。それにしても、父親Jarviとは全然違う演奏をするんだな。

8月15日
CardasのXLR端子キャップだが、RCAやXLRのオス同様に高域が幾分しゃっきりしていい。出力端子には使えないが、Acoustic Reviveのショートピンは低域の深みに作用するので、両者を合わせて使うことで好みのバランスを探ることもできそうだが、私の場合は面倒なので入力端子は全部Acoustic Revive、出力端子は全部Cardasになっている。例外がD/AコンバータのXLR入力で、当時はAcoustic ReviveにXLR端子用が出ていなかったか、出ていることを知らなかったかで入力端子だけどCardasになっている。CardasのはRCA、XLRに関係なく単なるカバーでしかなくショートさせるようにはなっていないのだけど、ショートさせないと困るということもない。

8月13日
"Transformers"を観てきた。やたらと派手であれこれ動いてさあ大変。ロボットの皆さんとかあんなにぐりぐり動いて変形してたらとても玩具にならない気がするけど。元々の玩具とかそれをベースにしたアニメとかは物として作れそうな範囲で変形してたし、そこが魅力でもあったような気がするけど、ここまでぐりんぐりんだと何だか違うものを見てる気分にならないでもない。まあ、それはともかくお金がやたらと掛かっているのであろうことは誰の目にも明らかで、よくまあこんだけやったもんだと感心する。が、話の筋は恐るべき単純明快さであり、21世紀にもなってこんなストーリーをこんなに大袈裟に表現しなくてはいけない理由がどこにも見当たらない。アメリカという大国が今もなおこんなメンタリティで動いているのかと思うと衝撃的ですらあり、"Kill Bill"なんかで描かれてる変てこな日本以上にショッキングかもしれない。実際問題、アメリカでやってるアニメの多くは同様の精神世界に属してたような気が。そういう意味では可能な限り大袈裟に、でも几帳面なまでに忠実に世界観を踏襲しているのだろう。こんな映画を大々的にやることで諸外国にアメリカが未だにこんな国であると警鐘を鳴らす意図とかあったんだろうか。色んな意味で凄いとは思う。

8月11日
某店よりCardasのXLRキャップが届いた。電源ケーブルの端子交換と併せてお願いしていたものだが、こちらの入荷に時間がかかったために後で送られてきたのだ。後ほど装着してみよう。

8月9日
昨日の日記を見た某氏から連絡が。AES/EBUのケーブルが余ってるので送って下さるとのこと。折角のお申し出なのでお願いすることに。思いがけない展開になってしまった。非シナジ化は促進されるのか?

8月8日
今後の展開予定。とりあえず、当面の間はメインの機材は変えないというか変えられない。とりあえず、手を出しやすいところとして、パワー・アンプのヒューズ…はいつものあの方に依頼済み。ケーブル周りはまずプリアンプの電源ケーブルを何とかしたい。デジタルはAES/EBUにしたい。トランスポートの電源ケーブルももうちょっといいのにしたいが、パワー並に考えないといけないという噂なのでそうなるとSynergistic Researchでは選択肢が一気にトップエンドになってしまう(汗)。そういや、電源ケーブルはTeslaシリーズにならんのかな?長さは最も短いが影響は最も大きそうなケーブルとしてスピーカのジャンパーがあるが、Kimber SelectはWBTのプラグなので入らないし、中途半端なものを買ってもなぁという気もするし、一応付属品はCardasだし。何しろスピーカの端子にアプローチするために膨大な労力が必要となるので、ここはなかなか手が付けにくい。パワー・アンプの足回りは手が付けやすいところだが、今は大理石だけ。ちょっと考えているものもあるのだけど、予算と優先順位の関係を見極める必要がありそう。

8月7日
CDが5枚。P. JarviのBeethoven: Sym. Nos. 4 & 7RUSHの"Exit... Stage Left"Panteraの"Vulgar Display of Power"Ministryの"Psalm 69"川嶋あいの「足あと」。勿論、最後のは奥さんの趣味だ。前回、注文したときに自分の分しか買わなかったら怒られたよ(泣)。

8月5日
オーディオで花火を再生したいとか、気が狂ってるとしか思えない。

8月4日
X350とDMA-250を音で比較するとDMA-250は比較的どの音にも満遍なく光を当てるタイプなのに対し、X350は主従がはっきり出るタイプ。DMA-250の方が温度感もやや低めだけど、肉付きが悪いというわけでもない。X350は楽しさを前面に出してくるのに対し、DMA-250はその辺はご自由にといった雰囲気。X350は自分の実力を積極的にアピールしてくるが、DMA-250はさりげなく出す感じ。X350の方が大音量で映えるかもしれないけど、きちんと検証したことないのでその辺は不明。

8月2日
うーん、力感ややアップか。通常対策できる範囲より上流だし、もっと変わるかと思ってたのだけど、そうでもなかった。そもそも建物自体がそんなに古くないのでメータの状態はそんなに悪くなかったんじゃないかという気も。それにこの変化だってメータの影響だか機器やケーブルのブレークインの影響だか判然としないし。

8月1日
自宅の電気メータが交換されてた。音への影響はあるんだろうか?

7月31日
まだまだブレークインの途中なのかもしれないが、現状で割と満足のいく音になってくれている。Absolute Referenceが復帰したことで低音は筋肉質だけど品位を保ち、ただすっきりしただけでない、うねりよじれるような高域の伸びもプラス。とりあえず、トータルで今まで経験したことがないくらいの分離感に半分呆れてもいる。おぉ、こいつがこんなところでこんなことを、みたいな発見があって楽しい。空間の出方にぎょっとしたり、まだしばらくドキドキワクワクしながら聴けそう。

7月30日
どうやら自宅は停電しなかった模様。停電になるとトランスポートであるところのP-0sの普段は消しているディスプレイが表示されるから一発で分かるのだ。うーん、高機能(違)。

7月29日
そんなわけで電源ケーブルは昨日返ってきた。導体自体は散々使い倒しているので今更ブレークインとかいう状況じゃない気もするが、それでもインレット・コネクタは新品なので最終的な判断は2、3日後にすべきか。そもそもパワー・アンプやスピーカ・ケーブル、インターコネクト・ケーブルのブレークインだって終わってるかどうか怪しいという説も。何はともあれ、これで一応我が家の役者が一揃い。

7月27日
某店より電話が。電源ケーブルのインレット・コネクタ換装が完了したので、明後日までには届くとのこと。これでようやく面子が一揃い。そして、今週末で一応規定の2週間。ケーブル交換のタイミングとしては丁度いい?

7月26日
DMA-250になって音以外で変わったことと言えばやっぱり発熱量。DMA-250もヒートシンクがそれなりに熱くなるのだが、X350はヒートシンクの面積の違いもあって、アンプ上で上昇気流が発生する程だった。それに比べればDMA-250の発熱は可愛いもので、さすがにエアコンレスで夏を過ごせる程ではないが、エアコンもゆるゆる回ってる程度で間に合っている。アイドリング時の消費電力も半分以下なので電気代も下がるかな?DMA-250の取扱説明書にはかなり念入りに電源を切れと書いてあるので、聴かないときは電源を落としているし。広帯域を謳ってるアンプなので発振が怖いというのも若干心の隅にあるのかもしれない。そんなわけで当社比でちょっぴり地球に優しいオーディオになっている。

7月25日
我が家のD/AコンバータのメーカであるところのLavry Engineeringの代理店にSTART Labがなったという話は以前の日記でも触れたかと思うが、値段も上がってた。知らない間に資産価値がちょこっとアップ♪関係ないが、昨日のゲインの話、バランス・ケーブルでDMA-250を繋いでも出力は大体同じなのでプリのアンバランス出力が低いというわけでもない模様。

7月24日
X350よりDMA-250の方がゲインが低いようで、プリアンプのヴォリューム位置が少し上がっている。プリアンプ内部で入力電圧を落としているので、戻せばヴォリューム位置もX350と同じになる…が、現状の方が音量を調節しやすかったりするのでとりあえず据え置き。

7月23日
現在、DMA-250は付属の電源ケーブルで給電している。とりあえず、付属ケーブルで様子見がしたいからとかいうわけでは全く無く、出来ることならさっさとAbsolute Referenceをぶち込みたいところなのだが、それがまだ出来ない。と言うのもX350のインレットが20A仕様(_-_ ←こんな感じにブレードが横を向いているやつ)だったので、Absolute Referenceのインレットプラグも20A仕様になっていたのだ。DMA-250は普通の15A仕様。そんなわけで挿したくても挿せないのだ。挿せないままでいいはずがないので、プラグの交換を依頼することに。ちょっと忙しいらしく作業ができるのは月末くらいという話だったが、どこにも挿せないケーブルが転がっていてもしょうがないので今日、送ってしまった。返ってくるのが楽しみ♪

7月22日
DMA-250が来てからほぼ一週間が経過。MITが言うところの2週間ってのが一日にどのくらいの時間聴いていることを想定しているのかが不明だが、とにかく一週間は一週間。全体的に伸びやかになってきて、あんまり聴いていないヴォーカルなんかも綺麗に響いてる。低音も大分ましになってきてる模様。さしあたって、MH-770ULの箱を支えるために高さ195mmのコルク円柱を2本買ってきた。勿論、底面には「どこでもキャスター」。見た目が少しすっきり。え、音?…さぁ(爆)?

7月21日
そういえば、先週末に"Pirates of the Caribbean"の3作目を観に行ってたのだった。が、取り立ててどうこう言いたい気にもならず、DMA-250が来たりしててますますそれどころでは無かったりしてたり。続きを作るとか作らないとかいう話もあったりするが、一応これで終わりなのでとりあえず一通り解決されて、そういう意味ではすっきりはする。映像も派手だ。が、作品全体が放っていたオーラは微塵も残っていない気がする。2作目の時点で既に無かった気もするけど。

7月20日
まだまだ早いと思いつつも現時点での状況なぞ。とりあえず空間は勝手に広い。漫然と広いわけではなくて音像の微妙な位置関係とかがいちいち丁寧で若干呆れてしまうのだけど、中高音はさておき低音の沈み込みがどうもまだ足りない。電源ケーブル、インシュ、ヒューズと対応の余地はまだ沢山ある。が、とりあえずは様子見か。それはさておき、アンプと一緒にReference RecordingsのCDが10枚入っていた。おまけキャンペーンらしい。Paray: Sym. No.1; Joan of Arc Mass、Ron Nelson: Holidays & Epiphanies、Tutti! Orchestral Sampler、Marches I've Missed、Psalms、Oue/Minnesota O.のBernstein、Mahler: Das Lied von der Erde、Serebrier/LPOのScheherazade、Serebrier conducts Serebrier、Valentino Dances。…うーん。

7月18日 その2
とりあえず端子をまともに絞められる状態になったのでケーブルの引き回しを検討してみる。さしあたって一番気になるのがやはりSpectral/MITの箱なのだけど、特にインターコネクト・ケーブルはパワー・アンプ側の端子で箱がぶらさがったような状態になってしまう。手持ちの木製ブロックや円柱をああでもないこうでもないと組み合わせながらとりあえず一通り浮いた状態に。構成が変わると必要なブロック等の高さ・大きさが変わってしまうので一部かなり間に合わせな雰囲気濃厚だったり。週末にホームセンターで買い足さないと。

7月18日
アンプ以外にこれまでプリ=パワー間に使っていたResolution Referenceのバランス・ケーブルも余剰品となってしまったので某氏に送ったりしてたり。そういえばスピーカ・ケーブルも使い道が無いな。まとめて送り付けてしまえばよかったかも。多分、届かないと思うけど(をい)。それはさておき、工具が到着。Neprosの1/2"ソケット100mmエクステンションバーグリップラチェット。パワー・アンプのスピーカ端子を絞めるため「だけ」にNeprosというのもどうなのか。職場でもNeprosラチェットを使っているので信頼感は抜群なのだ。まあ、買い足していけば他の用途にも使えるし。

7月16日
入れ替えが終わったと思ったら今度はX350の発送。黒猫のらくらく家財宅急便で送ることに。二人掛かりでトラックに積み込んで運ばれていった。何だか部屋がちょっと広くなった感じ。それだけ存在感のあるアンプだったということか。

7月15日
接続は無事に完了したもののスピーカの位置とかずれまくりだし、ケーブルの引き回しに至ってはくっちゃくちゃ。ケーブルはどこから手をつけていいのかも判然としない状態なのでとりあえずスピーカの位置出しだけやってまともに聴ける状態にすることに。MITのケーブルは2日間で75%、2週間で100%の状態になるということなので焦ってセッティングしなくてもいいという説もある。

7月14日 その3
スピーカ・ケーブル交換が終わったら、いよいよ本丸のパワー・アンプ入れ替え作業。X350の退路を確保すべく、まずはプリアンプとそのラックを一時的に避難させる。手を挟まれないように注意しながらX350からインシュレータを外し、いよいよ移動。そして、ここでも某SS誌が大活躍。2冊で大理石とほぼ同じ高さになるので、高さを合わせたところへX350を徐々に移動。大理石から外れたところで某SS誌を少しずつ外していって、床に降ろす。更に移動して左スピーカ前へ。そこまでやってしまえば後は楽勝。一応、奥さんにも手伝ってもらってDMA-250を設置。後はケーブルを接続するだけ…なのだが、インターコネクトはいいとしてスピーカ・ケーブルが手締めでは微塵もしっかり固定されない。そういえば、店員さんも工具を用意した方がいいって言ってたし、取説にも工具を使えって書いてある(汗)。

7月14日 その2
そんなわけで届いたのはSpectral DMA-250だったり。SpectralのパワーはMITのケーブルを使わないと保証が無効という力強い販売体制のため、Spectral/MITのインターコネクト・ケーブルMI350ULとスピーカ・ケーブルMH770ULもセットでお買い上げ。当初はスピーカ・ケーブルだけ買い換えるつもりでいたので、果てしなく予算オーバー(汗)。とにかく、アンプとケーブルの交換作業を実施しなければならないのだけど、最近のモデルは知らないが、Avalonのスピーカは底面に端子が付いているという鬼仕様。先にアンプを移動してしまうと作業スペースが確保できないと判断し、まずはスピーカ・ケーブルの交換から。Apex Couplerを外し、スピーカをボードから降ろして後ろ向きにしながらケーブルを挟まないように倒す。ケーブルを取り外して新しいケーブルに交換。現在のSpectral/MITのスピーカ・ケーブルにはバイワイヤ仕様が無いため、このスピーカを買ってから初めてジャンパーを使うことに。…こんな細いのでいいんだろうか(汗)?とにかくケーブルを接続し、スピーカを起こす。今度はケーブルに箱がついているので作業性が更にダウン。しかも、ケーブルの端子が長くて底面からはみ出すため、そのまま立ててしまうと端子に多大なる負荷がかかってしまうので、某SS誌をスペーサにして端子が直接床に触れないようにする。某SS誌を更に2段入れて高さを増したところでスピーカ・ボードへ移動。勿論、ボード上にもスペーサ用某SS誌が2冊。ボードの所定の位置まで移動したところでApex Couplerを入れる。何ということでしょう、某SS誌と測ったかのように高さがぴったりで非常にスムースに作業が進行。同様の作業をもう一本やってとりあえず一息。

7月14日
木箱が届いた。玄関口で作業。電動ドライバーがあれば楽勝なのだけど、漢は手回し。幸いネジは4本なので作業量も大したことはない。木箱を開けるとまた箱が。30kg程度とはいえ、垂直に取り出すのは至難の業。が、事前にお店の方から助言をいただいていたので、そこは何とか乗り切って部屋まで搬送。木箱は…とりあえず玄関口に放置プレイ。雨に降られるところではないし、通行にも大きな支障は無い…はず(汗)。

7月8日
CDが3枚。ASIAの"Alpha"YESの"Union"Jeff Beckの"Jeff"。ぼちぼち新パワーの受け入れ準備をせねば。勿論、置き場所を確保するために60kgもあるX350を出さないといけないし、X350の電源コネクタが20A仕様だったので、Absolute Referenceを15A仕様に換装してもらわないといけない。Resolution Referenceのバランス・ケーブルは誰かに聴いてもらうとして、スピーカ・ケーブルはどうしたものか。

6月26日
お陰様でアンプは買い取り手が決まりました。これでようやく注文ができる…。

6月19日
パワー・アンプを売るからには他のパワー・アンプを導入する心積もりが当然あるわけで。が、しかし、あくまで予定でしかないので一応内緒。まあ、概ね予想のつく範囲でしかないのだけど。

6月17日
上にあるように、パワー・アンプを売却することになりました。ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい。それはさておき、CDが一枚。Dream Theaterの"Systematic Chaos"。何故か輸入盤は到着が遅かった。昔はこのタイム・ラグが結構嫌だったんだけど、最近はそれに慣れてしまって、むしろ多少間隔が開いてくれるくらいの方が「まだあれが着いてないから注文しないでおくか」と次の注文までの間が稼げて経済的によろしい雰囲気。勿論、到着したかどうかと無関係に注文してしまうときもあるのだけど。おまけDVDには5.1chでアルバム一枚まるごと収められているとか。まあ、うちでは同じシステムで聴くことができないのだけど。

6月16日
奥さんの友達にうちの音を聴かせてみた。「スピーカの無いところから音がしてる」とやたらと驚いていた。

6月12日
CDが届いた。HamelinのBrahms: P. Con. No.2。正確にはSACD/CDのハイブリッド盤だが。SACD/CDハイブリッド盤は普段のサーボ設定では読めないことが多いのだけど、横山幸雄の"La Campanella"は普通に読めたりした。そして、やっぱりBoesendorferで弾いてたりもした。ライナーでは何だかどこかのHamelinと同じようなことを言ってたりして、その姿勢自体は(実行できるかは抜きに)歓迎されるべきだろう。演奏は相変わらず精神的感動とは縁遠いようだけど、スポーツ競技的感動としてはやはり国内有数だろう。あんまり弾け過ぎているのもそれはそれで何だか非現実的だったりしないでもないので、そういう意味では頑張っている感はストレートに伝わる演奏でもある。こういう路線を継続してくれるならそれはそれで嬉しいことだ。

6月9日
とある方が来訪。色々相談しながらうちの音を聴いていただいた。中央のエネルギーがやや弱いのでは、とのご指摘。最近、ひたすら横に広げようとしてたせいか。対処法は大方検討がついているので、次回来られるときまでには何とかしておこう。もっとも、次回があるとしたらそれどころじゃないかもしれないけど…。

6月5日
CDが2枚。ASIAの"ASIA"mihimaru GTの"The Best of mihimaru GT"。勿論、後者は奥さんのリクエスト。もはや何者なのかすら知らない…。

6月3日
配線を元に戻す。同じ作業をもう一回やることになるかもしれないと思うとちょっとぐったりしないでもない。

6月2日
うっかり自宅試聴とかするもんじゃないなぁと思う今日この頃(汗)。

5月28日
出張先でZARDのヴォーカルが亡くなったと聞いて、一緒にいた後輩はそのこと以上に年齢に驚いていた。流行っていた時期を考えればそんなもんかという気もしないでもないが、何となく年齢を取らないような雰囲気があったのかも。それはさておき、CDが一枚。DuchableのLiszt。微妙に手持ちのものと曲目がかぶってるが、別録なのだろうか?持っていない曲もあるので、その辺りは大きな問題ではないのだけど。

5月26日 その3
DMA-100S2でも十分な音を聴かせてくれたので、DMA-250でもそんなに大幅な向上は無いんじゃないのか?…そんなことを考えている間に接続は完了し、DMA-250でC2を鳴らすことに。これがまた随分と違う。同メーカの比較的近い世代の機種同士ということもあって、大筋の方向性は変わらないのだけど、底力というか勢いというか、友人の言葉を借りれば「電圧の高い音」がするのだ。奥さんに言わせれば、後で聴いた方(DMA-250)はうちに近い音がしたそうな。これを聴いてしまった後だとDMA-100S2は少々厳しく見えてしまう。最後におまけでDMA-160も聴かせていただいたが、DMA-250の印象が強すぎて正直なところあんまりちゃんと聴いてなかった(汗)。純正組み合わせかー…う〜ん。

5月26日 その2 さて、Special 25の後ろに控えていたC2を聴くべく、店員さんが手早くSpecial 25を撤去する。アンプまでの構成は同一のままでまずは聴かせていただくことに。C2といえば某氏を思い出したりするが、その某氏も選択した機種であれば試聴にあたって何の問題も無いに違いないという安心感があったりもした。実際問題、出てきた音はSpecial 25よりも表現の幅にゆとりが感じられ、より高い要求に応えてくれそうだった。DMA-100S2である程度聴かせていただいたが、これはこれで別段不足感は無く、低域まで含めて何の問題も無く楽しめる。

5月26日
甲府のSwing Audioに遊びに行ってみた。我が家のプリアンプであるところのDMC-30SLを購入する際にお世話になったお店である。以前はMartin Loganを積極的に取り上げられていたと聞いていたが、最近はDynaudioをプッシュしてる模様。Martin Loganって代理店が取扱いをやめちゃってたのね。C.E.C. TL-0X → North Star Design MODEL192DAC →Spectral DMC-30SL → Spectral DMA-100S2 / DMA-160 / DMA-250 → Dynaudio Special 25 / Confidence C2といったラインナップ。プリアンプ以外は聴くのが初めてな機種ばかりだ。とりあえずは繋がっていたSpecial 25+DMA-100S2の組み合わせで聴かせていただいたが、250との比較ならC2の方がいいでしょう、とのことなので以降はずっとC2で試聴。Special 25は2 Wayとしてはそれなりに大柄で、その見た目以上に低音もしっかりと出るという印象。そもそもDynaudioのスピーカってあんまり悪い印象を受けたことが無いかもしれない。

5月21日
CDが4枚。渡辺順生のBach横山幸雄の"La Campanella"Jeff Beck's Guitar ShopRUSHの"Snakes and Arrows"。渡辺順生は某氏に某所で薦められたもの。Chromatic Fantasy & Fugue好きなので楽しみ。横山幸雄はBach=BusoniのChaconneが入っていてちょっとどきどき。学生の頃、テレビに出るというので予約録画したものを見ながら友人と電話してたら、最後の方のあそこで「ごぉ〜ん」とオクターヴ低くて電話のこっちと向こうで猿のように喜んだ挙句、演奏会後のサイン会で録音する予定は無いのか、無いなら録音してほしいとか不躾にも本人にリクエストしたりしたのだけど、本当に録音しててびっくり。Jeff Beckは最近ちょろちょろ聴いてて他のも聴いてみたくなったので。AADでちょっとびっくり。RUSHは最新作。来月はDream Theaterの新譜か。

5月20日
あんまり書くネタが無い、と思ってたらちょっと前に"Spiderman 3"を観てたのだった。"2"とかあんまり記憶に残ってなかったりするのだけど、こちらの方が比較的メリハリのある展開のような。在庫一掃セールの如く面倒の種になりそうなキャラクターを殺しまくりなのは何だかなぁという気もするし、何点かちゃんと決着がついてないのは"4"を作るためなのかとも思ったり。まあ、それでもアメコミものとしては例外的にきちんと作られてるとも思うけど、何で今更Spidermanなのかはいまいちぴんと来なかったりもする。関係ないけど、テレビでやってた"ブレイブストーリー"を奥さんが録画してたので観たが、こっちは芸能人の学芸会かと思った。見てる方がちょっと恥ずかしい。

5月12日
最近、これがちょっと気になる。外付けクロックで変化があることは承知しているが、もう一寸納得いかないところが無いでもなく、手をつけるなら中身の方が先かな、と。どうせ既に手が入ってるし。

5月11日
BD導入の方向で検討中。といっても、自宅用ではなくて職場用であり、AV用でなくてPC用。WinCDRが対応してくれるようにならないかなぁ?

5月2日
連休中もテーブルの足とコルク円柱を一本ずつ買ったり。やっぱり、「どこでもキャスター」で4点支持。テニス・ボールの缶よりは見た目も音もいいかもしれない。必要なくなったらテーブルを組むのにも使えるし。

4月22日
またテーブルの足を買ってきた。足を一本だけ買う客もかなり変かも。前回買ったプレート+足のタイプは丁度いい長さが無かったので、一体成型されているタイプを購入。勿論、プレート側には「どこでもキャスター」。それはさておき、Stanhopeの"A Virtuoso Recital"はやっぱり「時々ピアノの練習もしている」指揮者兼フレンチ・ホルンからバス・トロンボーン奏者に転向した人の演奏では無い。まだしっかり聴いていないので断言できないが、録音も悪くない模様。

4月21日
CDがもう一枚。Stanhopeの"A Virtuoso Recital"。SchumannのToccataとか入っていてちょっと楽しみ。実はこの曲が昔から結構好き。というか、この曲が入っていたから買ったようなものかも。

4月16日
CDが3枚。Brufordの"One of a Kind"ジンの「レミングス」YUIの"Can't Stop My Love"。関係ないが、少し前に"X-men Final Decision"を観た。前日に観たのが「日本沈没」だったせいか、極めてひねりの無い展開で何の面白みも無かったのにも関わらず、それほど悪い印象でもなかったりした。そして、SR Compositesのボードはj1のスパイクを撤去した状態がどうやら最良である模様。最良でなかったとしても、我慢できないほど酷くなければとてももう一回スパイクを入れる気になれないのも事実だけど。

4月12日
何だかどうにも気に入らないのでBlack Metalは採用を見送ることに。かといってただ元に戻すのも何だか芸が無い気もしたりするとか考えているうちにそもそもj1のスパイク自体いらないんじゃないかという気がしてきた。j1のスパイクをボード下に入れるようになったのは単に「余ってて勿体無いから」という極めて貧乏臭い発想によるのだけど、冷静に思い返してみたら外した状態では少なくともここしばらくは聴いていない。スパイク受けがどうこう以前にまずスパイクがいらないんじゃないのか?そう思い始めたが最後、またまた意を決してスパイクの撤去に乗り出す。ボードはスパイクで4点支持していたのだけど、3点目までは特に支障無く取り外すことができた。が、最後の一個を外した瞬間、それまでそこで支えられてきた重量の全てがボードをつかんでいた指に一気にのしかかってきた。あんまり順序とか考えないで外していたので、最後の一個が姿勢の一番辛い奥側だったりしたからさあ大変。指を抜こうにも引き上げるのに力がうまく入らない。何とか引き上げたとしても、全荷重が指にかかっている以上、引き上げた状態を保ったまま指を外すのは不可能であって、引き上げた状態で何とかスペーサを入れ、その後スペーサを外して何とか作業完了。と、文章で書いてみたものの、実際の現場の滑稽さと本人の焦燥感、徐々に低下していく握力とのせめぎあいとかきっと伝わっていないに違いない。幸い、音は良好な方向になっているようで、Black Metalを入れたときの色彩感やスピード感の低下はとりあえず解消されている。やれやれ。

4月11日
意を決してCDトランスポートの電源とD/Aコンバータ用のステップダウン・トランスが乗ったSR Compositesのボードの下のスパイク受けをj1からBlack Metalに交換してみた。「意を決して」なんて随分大袈裟なようだけど、実際の作業状況は結構どころでなく大変だったのだ。まず、立体交差しているケーブルに阻まれて奥側のスパイクには片手で身体を支えながら倒れこむように接近しないとならないし、接近できたとしてもスパイク受けが床に貼り付いてしまっているので容易に外せないし、バランスを考えて外さないと大惨事必至だし、そうこうしている間にケーブルを支えている柱とかが倒れたりするし。何が一番大変って、そこまでして交換したのに音が微妙なこと。もう一回同じ作業をするのはかなりしんどい…。

4月8日
初めて買ったオーディオ雑誌が何でStereosoundだったのかは今となっては忘却の彼方であるのだが、当時店頭にあったのは他にStereoぐらいで、Stereoの関係者及び愛読者の方には大変失礼ながら、ぱっと見た雰囲気が当時の国産オーディオ並に野暮ったくてとても購入意欲が湧かなかったのも一因だろう。もっとも、Stereosoundの紙面に踊るゼロの数に買ってから読んで唖然としたものだけど。それはさておき、ホームセンターにケーブル支え用の部材を探しに行ったところ、奥さんが面白いものを見付けたので買ってみた。基本的にはテーブルの足なのだけど、円盤状(別売)のプレートを取り付けられるようになっている。本来であればこのプレートでテーブルの天板に固定するのだけど、プレートを取り付けた状態でプレートを下にして置けば、そこそこの高さのあるケーブル支えの完成。勿論、プレートにはおなじみの「どこでもキャスター」。足の形状や長さ、太さ、プレートのサイズでいくつかバリエーションが作れそうなので、もう何本か作ってみようかと画策中。

4月7日
Osirisを初めて知ったのは発売された年のStereosoundの冬季号であって、しかもそれが初めて買ったオーディオ雑誌であったりもした。そのサイズに構成、外付けのネットワーク・ボックス巨大さに驚愕もしたが、何よりその佇まいに痺れた。1000万オーバーという価格やサイズはとても現実的ではなかった(そもそも当時は学生だったし)。Eidolonが発売されたのはその翌年だったかその次の年だったか。突如バスレフ一辺倒となって今に至っている。別にバスレフが悪いと言うつもりは無いのだけど、Eclipse Classicを使っているせいもあってかAvalon=密閉みたいな刷り込みが出来上がってしまっていて未だに抜け出せないようなところがある。逆に言えばOsirisをStereosoundで見ていなければ今のスピーカを聴いてみようと思い付いたりすることもなかったのかも知れない。そんなこんなで今でも予算と置けるだけの部屋面積があるなら欲しいスピーカではある。

4月3日
まあ、4月1日という日付から大体の人には分かりそうなもんだと思っていたら、約2名から本気にされてしまった(汗)。というわけで、勿論Osirisなんて買ってません。というか、買えない(泣)。金額面もだが、そもそも数が出ていないので中古で見かけることも殆どないし。ただ、いつかは欲しいと思っているのは嘘でもなくて、そういう憧れみたいな気分になれる唯一のスピーカかも知れない。その辺はまた後でのんびり書いてみようかとも思っている。あ、CDは本当に買って届いてます。

4月1日
Osirisの中古が見付かり、購入することになった。現有スピーカの処分の都合もあるため、納品は1ヵ月後くらいになりそう。Avalon最後にして最大の密閉型スピーカであることもあって、現行のSentinelやIsisより設計が古くとも私にとってより大きな魅力を備えていて、いつかは欲しいと思っていたものの、まさか本当に入手することになるとは。それはさておき、CDが何枚か。Michael Schenker Groupの"Assault Attack"Iron Maidenの"Piece of Mind"RUSHの"Fly by Night"Stanhopeの"Virtuoso Transcriptions"Solti/CSOのProkofiev: "Romeo & Juliet," Sym. No.1

3月31日
「日本沈没」を借りてきて観た。「きいちご賞」2位の実力を存分に感じ入ることが出来た。ゆうけいさんのレビューに概ね同意。何の必然性も感じられない話の断裂っぷりが日本列島の分断を暗示し、あまりに単調な主役二人の演技が避けがたい地殻変動の進行を示唆しているとでも思わなければとても観ていられない。びっくりするくらい安物のドラマと妙に豪華なCGによって一際引き立てられて閉店記念大安売りセール状態。草なぎ剛とか地デジの宣伝と何一つやってることが変わらないように見えるし。うちの奥さんに至っては寝るのを堪えるのが大変だった模様。

3月24日
そういえば、引っ越してから部屋の写真をちゃんとアップしていなかったことに気が付いた。ということで撮ってみた。ラックをデジタル系とプリアンプに分けたせいでかえって雑然としているような…(汗)。

3月21日
若干のトラブルはあったものの、AETのTI3515 spec 2004が到着。早速、デジタル系のラックに使用しているBlack Metalと交換…しようとしたらBlack Metalが床材に貼り付いてびくともしない(汗)。小さいマイナス・ドライバを床との間に差し込んでどうにか撤去。どうにかこうにか交換。そんな床なので落ち着くまでに最低でも2、3日は必要だと思われるが、さしあたって若干腰高気味ながら低域の質感は悪くなく、全体的に整理しないでばーんと出す感じに。ラックを全部重ねていたときもBlack MetalからAETに変更したのだけど、デジタル系だけで使っていてもやっぱりBlack Metalのような制振系は肌に合わないようだ。妙に整理されすぎて味気ない。しかし、そのBlack Metalとてそれ以前にラックのスパイク受けとして使っていたj1のスパイク受けとの比較で選択されているのだから、今はP-0sの電源部を置いているSR Compositesのボードの下に入れているj1のスパイク&受けのセットと比較する価値はあるかも知れない。…今度はj1を剥がすの大変だったりして(汗)。

3月18日
「どこでもキャスター」の小さい方を更に追加購入。これで信号系のケーブルは全てころころ浮かしに。落ち着く頃には例の荷物も届くはず〜。

3月11日
lmstさんに教えていただいたのだけど、Start LabがLavry Engineeringの代理店となった模様。黒いのは5555で展示中という話だけど、金色もどこかで展示されるようにならないかな?関係ないが、Solti/CSOのBerlioz: Symphonie Fantastiqueの71年録音の方を引っ張り出してきて聴いたりしてみるとこれがまた録音がいい。そんなことは分かっているつもりで、金管とか打楽器が大暴れしていることも分かっていたつもりだけど改めて聴いてみるとやっぱりびっくりする演奏。ストーカーがどうとか言われる曲だけど、そんな生易しいものではなくて、これはもう戦争。バズーカとか地雷とかそんなものが似合う、本気の命のやり取りで曲想の核心に迫って…いるかどうかは甚だ怪しい演奏だけど、唯一無二の強引さにオケが全力で応えている真剣勝負な緊張感とエネルギー感に圧倒されて鼻血が出そうだ。前にも書いてると思うけど、この演奏は友人が中古屋で見付けてくれたもので多分今でも廃盤のまま。名演かと言われると難しいところもあるので今後も廃盤のままかも知れない。改めて友人にも感謝だ。

3月10日 その2
"Ghost Rider"を観に行ってきた。原作がアメコミということで内容にはあまり期待してなかったのだけど、それをそもまま裏切らない展開。映画という時間的制約を強く意識させられる、随所に詰め込み感と力ずく感のある大味な進行がやたらと安っぽい。時間的制約もあってか見所となるはずの戦闘シーンもかなり短時間であっさり。爽快感を得る暇すら無いくらい。かといって登場人物の心の動きが細やかに描写されているわけが当然無いわけで、バイクくらいしか見所ないかも。それでも観てる方はそれなりに楽しめた気がしないでもないので、あんまり考えなければこれはこれでいいのかも知れない。まあ、最大の問題は話の筋とかよりも主人公の若い頃と老けてからが似ても似つかないことじゃないのかと。テレビに映る職業でなければヒロインと再会してもきっと気付かれないだろ。

3月10日
Children of BodomのLaihoが今度はボウリングしててすっ転んで肩を怪我したらしい。…どこまでアホなのか。

3月3日
Solti/CSO他のMahler: Sym. No. 8。これでこの録音は4枚目か。"Decca Legends"のものとこの"The Originals"を聴き比べてみると、こちらの方が高音が丸い感じ。合唱とかはウォームで耳当たりがいいような気がしないでもないが、Legends盤の方がNeumannぽい音という気も。まあ、お好みでどうぞ。

3月2日
いつの間にやらSynergistic Researchが新しいシリーズを出してた。あるレビューによると(X2)の同ランク品より値段は安くなっていて音は良くなっているらしい。うーん、気になる。

2月18日 その2
Solti/VPOのMahler: Sym. No.1を聴いてみたり。64年の録音でしかもモノラルなのもあるのだろうけど、いつ、どんな作品をやっても大体においてこの指揮者とオケの組み合わせは潤いの無い音になる。第1楽章とか田舎というよりサバンナみたいな景色を思い浮かべた方がしっくりきそう。少々強引な展開もあって、水を求めて這いずり回っているようですらある。終楽章は楽器の出入りがかなり激しくて闇雲にコントラストが高く、あちこちで出会い頭の事故が発生しているような気分。この突進力は若さ故か。こういう演奏を聴いてるとChicagoに行ってから演奏はまだまっとうだったんだなぁと思わないでもない。かなり奇天烈な演奏だし、ファンでなければ聴く必要も無いとは思うが、聴いてて何だか妙に嬉しい気がしないでもないのはどうしたことか。

2月18日
「どこでもキャスター」の効果で調子に乗ってRE-9の下に入れていたj1のコーン+スパイク受けとQuattroの下に入れていたNAOKさん作のM8インシュレータを交換してみたり。QuattroよりRE-9の方が振動に敏感な気がしているのだけど、それだったらより好みなインシュレータをRE-9に使った方がいいのではないのかということで。何だか音が整理しきれていない気がするが、落ち着くまで様子見か。どこでもキャスターも追加購入してきたりした。小さい方も買ってきてみた。ケーブルを浮かしているブロックの下に入れてみる算段。

2月10日 その2
久し振りにスピーカのワックスがけ。気が付けば周りからEclipseユーザがいなくなってしまった…。

2月10日
MTT/BSOの「春祭」はリズムが鋭いところがロックな感じでよいなぁとか呑気に聴いてたら、Dutoit/LSOの"Petrouchka"の冒頭でやられた。木管の香るような響きに降参。N響とか振ってもこの人のときだけ違う音がしてた。バランス以前に奏者一人一人の音が違う。絶頂期のOSMとか生で聴いたらさぞ凄かったことだろう。

2月4日
CDが更に到着。YESの"Live From House of Blues"。それはさておき、昨日、入れた「どこでもキャスター」はなかなかいい。導入前はブロックと床はタップをくくりつけている結束タイを介して接していてやや不安定であったかも知れないというのはあったにせよ、それでも新j1青四角を入れるよりは良好であった状態から、低域の描写力が所詮当社比ではあるけれども、大幅に向上。若干高域が耳に痛いところもあるけれども、細かいバランスよりも音楽のノリが良くなっていてとりあえず楽しい。C/Pを考えれば驚異的な効果とさえ言える。

2月3日 その2
買い物しに「カインズ・ホーム」へ行ったのだけど、どこでもキャスターが違う店舗で売っていたことを思い出した。現在もQuantum Symphonyの下に入っていたりするのだけど、タップをくくりつけてあるスピーカ・ブロックの下に入れてみてもいいかもと思ってみたり。で、探してみるもこちらの店舗では見付からず。結局、見かけた店舗へ行って購入。早速、タップの下に入れてみたところ…少ししゃりしゃりするかも(汗)。床の性質から考えて落ち着くまでに時間も掛かりそうだけど。

2月3日
CDがぱらぱらと。Slipknotの"Vol. 3 (The Subliminal Verses"MTT/BSOとDutoit/LSOのStravinskyPerahiaのSchumann: P. Son. No. 2、Schubert: P. Son. No. 20伊藤由奈の"Heart"。SlipknotはUENOさんに薦められて。なので、多分大丈夫。MTTはBSOとも録音してたのだねぇ。Schumannは「のだめ」に出てきて、そういえばPerahiaのがあったなぁとか思い出したので。伊藤由奈は勿論、奥さんのリクエスト。というか、何者なのかすら知らない。

1月28日
CDが一枚。Iron Maidenの"Dance of Death"。掃除のついででD/Aコンバータの下に入れているインシュレータの位置を気まぐれで端っこぎりぎりの位置にしてみたところ、勢いがあっていいみたいだ。オーディオ絡みの買い物は当分予定が無いので、日記のネタはこんなことくらいしか無い。

1月5日
Wiiの入手に成功。とりあえず、付属ケーブルで繋ぐ気なんてさらさら無く、テレビのD端子は既に埋まっていることからコンポーネント・ケーブルもセットで購入。しかし、音声ケーブルと映像ケーブルの分岐点が端子に程近いため、AVアンプに届かない。というわけで、電器屋さんで延長ケーブルを購入してAVアンプに送り込むことに。AVアンプにせよテレビにせよゲーム用として端子が割り当てられているわけでもないので、うちの場合、テレビ側は「DVD」にPS2、「VTR」にHDDレコーダ、「デジタルチューナ」にWiiが、AVアンプ側は「DVD/LD」にPS2、「TV/DBS」にHDDレコーダ、「VCR1」にWiiが割り当てられている次第。

1月2日
Children of BodomのChaos Ridden Years: Stockholm Knockout Liveを半分だけ観てみたり。ステージ演出用の炎でソーセージを焼いた挙句、串から外そうとして火傷してるキーボードがいるのはこのバンドです。ギターが凍った車の上に乗って滑ってこけて怪我してアルバムのリリースが遅れたのもこのバンドです。何やら楽しそうに弾いているので観てるこちらも楽しいのだけど、音質はちょっと微妙。DVDだしサブシステムだしというのに加え、システムとの相性も今一つかも。トランスポートがPS2な時点で相性も何もという説も。


常日頃へ