| 7:15起床。珍しく晴れていた。昨夜、話をしていた例のサロマ湖と地平線を見に行くという人は、起きたときには既にいなかった。早えー!
それにしても昨夜は夜中に、遠くで小学生くらい?の女の子の歓喜の叫び声のようなものが時々聞こえたりしていた。
(後で聞くと石川さんも聞いたらしい)。これはキャンプ場の目の前に小さな神社があることと何か関係があるのかは不明だが、
ちょっと気味が悪いな。
気を取り直して朝食タイム。今日の朝ご飯は昨日食べられなかったキウイとパンとカロリーメイト。(58k)
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| 出発準備がほぼ整い、またもや石川さんと写真とる。石川さんとは帰りのフェリーが一緒であり、帰りのフェリーが朝一番であることを考えると、
一番近いキャンプ場は支笏湖のモーラップキャンプ場ということになる。ということで、
「おそらくモーラップでまた今夜会いそうですね」などと言いながら、とりあえず私のほうが先に出発。
ちなみに出発時間は9:10。出発までやはり2時間かかった。帰りのフェリーが7:45までに搭乗手続きだから、
逆算すると、支笏湖から苫小牧まで20分としても5:30には起きなければ。起きられるのか!?(95k)
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| 帰りのルート上には帯広がある。会社の係内のおみやげとして六花亭のバターサンドを頼まれていたし、
お世話になっているあの人(謎)へのおみやげにも六花亭のお菓子とかが上品でいいかなということで、
帯広へ。
10:30帯広到着。せっかく帯広に来たのだから、アウトライダーやツーリングマップル(両方とも北海道を巡礼するライダーにとってはコーランのようなもの。というのは言い過ぎかな)
で有名な"ぱんちょう"という豚丼の店に行ってみる。が、開店は11:00からだった。
とりあえず六花亭の場所を確認しに行く。場所がわからず近くの本屋でるるぶを立ち読みし、
「わかったぞ」と思って本屋を出たらその本屋の斜め前が六花亭本店だった(^_^;)。
六花亭ではその場でケーキとかも食べられるとのことなので、ぱんちょうの後にデザートをかねて行くことにしよう。
10:50ぱんちょうに戻ると、ライダーが沢山集まっていた。やはりみんな情報源が同じだから同じところに集まる集まる。
まあ、私もその一人だから人のこと言えないけど・・・。ちなみにぱんちょうは帯広の駅から見えるところにあります。(52k)
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| そしてこれがその豚丼。(梅の大盛り)。ちなみにここの女主人が「梅さん」な為、松・竹・梅の
グレードが通常と逆になっているとのこと。(参考文献「アウトライダー別冊北海道」(笑))。
お味のほうは、柔らかい豚肉にしみこんだタレの味が、私の舌に見事にマッチして、
私的には今回の旅で一番うまかったという印象を持ちました。(51k)
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| そして次に行ったのが六花亭本店。私はここのバターサンドが大好きで、超有名な店だと思っていたのだが、
意外とここを知らないライダーも多い。とりあえず、自宅と会社用にバターサンドのみの詰め合わせを発送。
さらに、自分で持ち帰り、この先のキャンプ場や帰りのフェリーで食べるために5個入りのパックも買ったりした。(68k)
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| そして、その場ではケーキを食べたりして。大きさも普通なのに何故か2つで330円と安めの設定だった。
コーヒーはタダだし。ケーキの味は普通かな。
でもよく考えたら甘いものなんて硫黄山の夕張メロンソフトクリーム以来なので疲れがたまりはじめた体には効くぜー。(26k)
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| 12:10帯広を出発。今回北海道に上陸して初めて気温が熱いと感じる。
ここから南下して、襟裳岬に立ち寄るか、そのまま日勝峠をぬけて西に行くか迷ったが、
襟裳岬は初めて北海道に来た時に行っているし、今回は日勝峠をぬけて日高経由で走ってみようと決定。
帯広から西に向かうR38は大型トラックやダンプの大群がいて、バイク乗りには厳しいディーゼル排気を出しまくっていたので、
それを避けるために音更帯広ICから道東自動車道を使って日勝峠のある十勝清水ICまで一気にワープ。
ほとんどが1車線という恐ろしい高速だが、車もほとんどいなくてめちゃめちゃ快適。
左右のガードレールが正面の1点を中心として、そこから放射状に左右に流れていく。
うきょー、やっぱZZ-R1100はこーゆー道が楽しいぜー!!と、あっという間に十勝清水ICに着いてしまった。
十勝清水ICを下りて日勝峠に入り唖然とする。さっきパスしたはずの大型トラック軍団が列をなして日勝峠を登っていやがる。
そうか、奴らはここを目指してR38を走っていたのか。大型トラックの通り道になっているのだろうな。
はっきりと宣言します。日勝峠は私がこれまでバイクに乗るようになって以来、最低の峠です。
大型トラックが真っ黒い煙幕を出しながら峠を登り、その煙を避けるために抜いても抜いても、
どこまでもトラック軍団が永遠に続いています。路面は彼らのせいで深ーいワダチだらけ。
しかも今回はその峠の工事にぶつかり、
所々片側交互通行になっていたので、渋滞までするし。
こんなことなら、日勝峠やめて襟裳岬目指せば良かった(T_T)。
北海道にバイクで行く方は、日勝峠だけは避けた方が吉かと・・・。(35k)。
13:50日勝峠をようやく抜け終え、日高の道の駅。日光とディーゼルの排気を浴びまくって超熱い。
とりあえず道の駅に入って、ラフランスソフトクリームなるものを食べてみる。
おっ、これは旨いじゃん。
その後、R237を南下して、海を目指す。トラック達のルートから外れたのか、
道はかなり空いていた。ただこの道、景色も面白みがなく、道も本州のどこにでもある田舎道といった感じで、
なんかつまんないなー。
海にでると、またR235は大型トラック軍団の通り道だった。
まあこの道はフェリーターミナルにも繋がっているし仕方がないか。
と、そこに日高自動車道というワープゾーンができていることを発見!!
私の古いツーリングマップルには、まだ予定であることを示す点線でしか書かれていないのに。
しかもよくみると、試験的に沼の端とかいうICまでは無料だそうな。こりゃあのるしかないでしょ、と混み合うR235を見下ろしながら、
本日二度目のワープ。何だろう、下の道を走っている人たちは無料なことを知らないのかな。
16:00。明日フェリーターミナルが見つからなかったら洒落にならないので、
とりあえず苫小牧まで行き、フェリーターミナルの位置を確認。
しかし今日の日中の走行は、悲しくなるほどつまらなかった。これが今回の旅最後の日だと思うとかなしくなるぜー。
そのつまらなさが、日中走行の画像の少なさにもろに影響しちゃってますねー(-_-;)
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| 苫小牧をでた後、明日のフェリーで食べる食糧を買い込む。もうあんな高くて少なくしかも混んでいる食事では我慢できないし。
ただ、フェリー側もそのことをわかっているのか、熱湯が使いたい放題というのが気が利いていて良いですね。
そしてそのまま支笏湖へ。
今回の旅では、「北海道は物騒だから」ということで、レーダー探知機を導入したのだが、
これまでその探知機が作動することは全くなかった。つまり警察のいわゆる「ねずみ取り」の
場面に出くわすことが全くなかったのだ。
しかし、支笏湖へ向かうR276で、向こうから来るバイクがいつものピースサインとは明らかに違う、
なにやら自分の来た方向を振り返って指さすようなサインを出している。
「もしや」と思ったとき、レーダー探知機がピーピー鳴り出した!!
おお、ちゃんと作動しているよ、と感激しつつスピードを落とすと、
横道にパトカーが止まり、いつでも走り出せる体勢で待ちかまえていた。怖い怖い。
そしてその後は何事もなく走り、15分後には支笏湖に着いた。
モーラップキャンプ場は有料なので受付を済ませ、17:00にはテントを張り終えた。
今日はたぶん夕日がきれいだろうな。(26k)
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| 今回持参したけど一回も使わなかった釣り道具を出し、釣りにチャレンジ!!一応ルアーフィッシングは、
最近のブームが始まるずっと前(12歳の頃)からやっています。(55k)
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| しばらくやってみたが、アタリすらないんですけど・・・と思って桟橋にでてみたら、
この岸は遠浅で、魚なんていないことが発覚しちゃいました(^_^;)。(22k)
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| 予想通りすごい夕日ですねー(26k)
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| 夕日マニアの私も大満足。今日の日中走行でたまったフラストレーションも吹き飛んでしまいました。(49k)
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| (33k)
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| というわけでしばらく沈みゆく日と、恵庭岳のシルエットの連続写真をご覧下さい(笑)。(41k)
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| (22k)
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| (26k)
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| しまった!!夕日に見とれていたら、今夜のおかずの買い出しに行くのを忘れた!!
でも今から買い出しとかに行くのやだなー、と思い、ふと見るとキャンプ場のそばに、
観光客向けの食堂が立ち並ぶ場所があるではないか!!北海道最後のキャンプだし、
自炊したいけど最悪ここでもいいか、と思いながら行ってみると、
メニューにジンギスカンが!!試しに「そこでキャンプしているものですが、ジンギスカンの材料一式買って帰りたいんですけど」
と言ってみると、洗い物をしなくていいというお店のメリットと、外で自炊をしたいという私の要望が利害の一致を遂げて、
快くOKしてもらった。ということで今夜のおかずは本格ジンギスカンだぜー!!
しかもそのお店で生ビールGET!!キャンプ場で湖面を見ながら生ビールとはなんて贅沢な!!
明日の朝のことを考え、フェリーターミナルに寝ちゃおうかとも一瞬考えたのだが、ここに来て良かったー(^_^)v。(64k)
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| この味と歯ごたえはちゃんと羊の肉を使ってますね。しかも不足し続けた野菜もたっぷり。
明日はカップラーメンの生活だし、野菜もとっておかねば。(58k)
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| この日の夜はこの2人とずっと話していた。そう言えば石川さんは来なかったな、どうしたんだろ。まあ、明日フェリーで一緒になるし別にいっか。
ちなみに本当はもう一人ライダーがテントを張っていたのだが、まだ明るいうちに、「食事して風呂に入ってくる」と言い残して結局帰ってこなかった。
もしかして風呂ってそういうことなのか!?(39k)
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| どちらも名前は聞かなかったが、右側の人は青森のライダーで、この後555(普通のコンロにカセットコンロ用のガスを接続する便利グッズ)
の新品を買値のままで譲ってもらった。これは北海道の「るっく」というお店でしか買えず、欲しかったのだが
買う機会を逃してしまっていたので、かなり助かりました。ありがとうございまーすm(_ _)m。
六花亭を知らないとのことだったので、お礼に自分用に買っておいたバターサンドを一つ差し上げておきました。
左の方は今回の旅で35kmオーバーで捕まったとのこと。ご愁傷様です。
その後明日に備えて23:30就寝。果たして明日は起きられるのか、次ページを待て!!(笑)(39k)
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