1999年冬の京都旅行


 1999年冬、以前の旅行でも同行者だった仏像愛好家の友人とまたもや京都に行きました。ちなみに私は古建築物愛好家です。
 真冬のこととて、鑑賞に堪える庭園は龍安寺の石庭のような枯山水ぐらいでしたが、悪友共から(鬼)ガワラーの名を進呈されてしまった私にとって冬枯れの景色もほとんど無縁で、あえて言えば、靴を脱いで拝観する寺社で足が冷たかったことぐらいが冬らしい印象でした。

Chokushi-mon 龍安寺勅使門内部
有名な石庭のすぐ脇にあるで、これを撮っているとけっこう挙動不審です。や、石庭も撮りましたけど。
Shoin 仁和寺白書院
 上の竜安寺もそうですが、この、この、この、透かしが〜!と言うと、同行者には「見るとこ独特だよね」と言われるのです。
Goju-no-tou 仁和寺五重塔
 軒も好きです。規則正しく並ぶ垂木とか、襟を重ねるような配色とか。有名寺社に行くと、解体修理の記録本とか買ってしまいます。
GoShinboku 下鴨神社糾ノ森御神木
 なんだかかっこよくて、撮らずにはいられませんでした。
Kawara 河合神社の瓦
 河合神社は、糺ノ森のはじっこにひっそりとあります。軒丸の三つ巴とか、飾りの二葉葵とか、京都の寺社はそういうところに手を抜いてないので好きです。この時の旅行では、瓦の意匠を撮りまくった気がします。

特集