Ecce bombo (青春のくずや〜おはらい）

１９７８年　／　イタリア　／　１０３分
監督・脚本・主演：ナンニ・モレッティ
製作：マリオ・ガッロ

［ＳTORY］
ミケーレは大学の仲間たちと共に、運動の挫折を経てすっかり情熱を失っていた。
仲間の友人たちもみな卒業後の身の振り方を考える時期にきていたが､
それを棚に上げ、バールに集まっては身にならない討論を重ねていた。
恋愛もするが､ミケーレはそれさえにも真剣になれない。
ある日､ミケーレたちはオスティア海岸に出かけ夜明かしする。
眠りを起こしたのは､｢エッチェーボンボー」（くずやーおはらいー）と叫びながら
堂々と過ぎ行く老人の声であった。みな､その声に立ち尽くす。
ミケーレの妹が仲間と学校に対して反発行動にでていることで、母はゆううつ。
父は気にしないようにつとめているが、かえって家族の間はばらばらになる。
ミケーレじしんも妹のことを気にしているのだが、どうにもならない。
若者たちの行動をとおして、からまわりする時代を映像で表現した作品。

［ＣＡＳＴ］
ミケーレ（ナンニ・モレッティ）、　母（ルイザ・ロッシ）、　父（グラウコ・マウリ）
オルガ（リナ・サストリ）、　ヴァレンティーナ（ロレンツァ・ラッリ）、
ミルコ（ファビオ・トラヴェルサ）


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