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03.05.18

Lリーグ ASエルフェン vs 日テレベレーザ戦 観戦レポート


第15回Lリーグ 第4節 2003年5月18日
平成の森公園グランド
ASエルフェン狭山 VS 日テレベレーザ
【得点】 【得点】
85分 佐藤 前半 (0−1) 03分 岩清水
後半 (1−1) 55分 近賀
合計 (1−2)


ASエルフェン狭山 日テレベレーザ
背番号 選手名 背番号 選手交替 背番号 選手名 背番号 選手交替
25 早田 志麻 小野寺 志保
末政 淳子 戸崎 有紀 18 豊田 奈夕葉
森 香央里 19 岩清水 梓  
11 関谷 絵里奈 藤井 奈々
川田 恵美 市川 千晶 中地 舞
21 三好 麗 碓井 愛美 23 近賀 ゆかり
佐藤 舞 酒井 與惠 15 南山 千明
菅野 久美子 大野 忍
13 岡上 麻里 17 井関 夏子
18 大河原 美緒 11 荒川 恵理子 13 泉 美幸
10 関根 めぐみ 20 山口 麻美

昨年度優勝チーム、日テレベレーザにASエルフェンが挑んだ第4節のレポートです。

第2節で対戦したジェフ市原がベレーザとの直接対決で「0−9」の完敗。エルフェンも昨年度の対決で「0−7」と大差をつけられている。少々、エルフェンにとって分の悪さは否めないところであるが、果たして試合の結果は・・・

前半3分、ベレーザが左サイドからの攻撃を仕掛け、コーナーキックのチャンスを得る。右からのコーナーキックにベレーザ岩清水選手が豪快なヘディングシュートを突き刺す。ベレーザ序盤のチャンスをモノにし、早くも先制点を挙げる。(0−1)
開始早々は危険な時間帯とはいえ、「不安」が募る。(昨年度は、前半11分に先制点を許す)

しかし、今日のエルフェンは違っていた。確かにボールの支配率からいえば、明らかにベレーザが「上」であったが、付け入るスキは与えていなかった。
チームとしての決め事(ディフェンス面での)を各選手が把握し、集中力があった。関谷選手を中心に統率の取れたディフェンスだった。特に川田選手のボール奪取には目を見張るものがあった。オフェンス陣も数少ないチャンスを得点に結びつけようと走り回る。決定機とまではいかなかったが、ディフェンス陣同様、集中力のあるプレーを展開した。失点を最小に抑え、前半戦を終了した。

後半早々、エルフェンが攻撃を仕掛けるが、ベレーザも負けじとFW山口選手、荒川選手がたてつづけにシュートを放ち、試合のリズムはまたもやベレーザへ。後半10分、ベレーザ近賀選手が右サイドからドリブル突破をはかりペナルティエリアに侵入、エルフェンディフェンスをひきづりながらもゴールを奪う。(2−0)

前半の集中力も時間の経過と共に体力の消耗とあいまって、途切れがちになりつつあった。しかし、この苦しい時間帯をエルフェンイレブンは耐え凌いだ。後半も残り10分を切ったところからエルフェンが「踏ん張り」をみせる。後半40分、途中交代で入った市川選手からのグラウンダーのパスを受けた佐藤選手がドリブルを開始し、ペナルティエリアへ。ベレーザディフェンスを巧みなステップで交わし、左脚でゴールを決める。(1−2)

1点差とはいえ、「勢い」がでてきたエルフェン。一気に「同点!」という雰囲気が会場を支配する。直後の42分。敵陣ペナルティエリア正面でフリーキックのチャンスを得る。壁をつくるベレーザディフェンス陣。ゴール左上隅にシュートコースが空いている状況。(エルフェン守備側から取材をしていたのでコースがはっきりわかる)キッカーはさきほど得点を挙げた佐藤選手。佐藤選手はチップキックを試み、ボールは壁を越えゆるやかな孤を描く。ベレーザ名ゴールキーパー小野寺選手もただ見送るだけ・・・

しかしボールは惜しくもバーを叩く・・・(残念)

試合結果は、「1−2」。 お世辞抜きに「惜敗」であった。メンバーの違いはあれ「進歩」がみられた試合であった。次節は今シーズンの初勝利を「是非」
望みたい!・・・期待してます。                                                                        

(il Sig.雅)



エルフェン関根選手とベレーザ戸崎選手の争い

守護神早田選手の好セーブ

エルフェンDFの包囲網

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