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03.05.05

Lリーグ ASエルフェン vs ジェフ市原戦 観戦レポート


第15回Lリーグ 第2節 2003年5月5日
秩父市影森グランド
ASエルフェン狭山 VS ジェフユナイテッド市原
【得点】 【得点】
2分 佐藤 前半 (1−0) 83分 三上
後半 (0−1)
合計 (1−1)


ASエルフェン狭山 ジェフユナイテッド市原
背番号 選手名 背番号 選手交替 背番号 選手名 背番号 選手交替
25 早田 志麻 伊藤 美華
末政 淳子 21 三好 麗 14 平野 六生 13 田中 万紀子
森 香央里 10 田口 佳子  
11 関谷 絵里奈 中里 裕子
14 前田 秀美 碓井 愛美 19 篠崎 圭子
市川 千晶 23 清水 由香 12 岡内 美樹
佐藤 舞 河村 真理子
菅野 久美子 24 國井 綾子 三盃 裕子
13 岡上 麻里 11 河村 乃里子
18 大河原 美緒 小野 芙美子
10 関根 めぐみ 20 三上 尚子

約1ヶ月ぶりのLリーグ。第2節の対戦相手は、ジェフ市原。昨年のリーグ戦では「2−2」の引き分けであった。果たして今年は決着がつくのだろうか?

前半2分、コーナーキックのチャンスからASエルフェン狭山が先制する。前半2分、佐藤選手の得点であった。試合序盤、エルフェンFW関根選手、大河原選手、MF佐藤選手、菅野選手が連携し、チャンスを作りだす。「試合の主導権」を握りかけたかにみえた。しかし、前半10分過ぎから試合の流れはジェフに傾きだす。ジェフ中盤 河村(真)選手から再三、右サイド清水選手にパスが出され清水選手がセンタリングを試みる。そのセンタリングにFWの小野、三上両選手が絡んでくる。どうやら、この右サイドからの攻撃がジェフの得意の攻撃のようである。きわどいセンタリングも度々あったがエルフェンの守護神、GK早田がこれを阻む。前節のレイナス戦同様安定した守備である。
序盤はエルフェン、中盤以降はジェフが試合を支配するといった前半戦の戦いぶりであった。

後半に入り、またまたエルフェンが攻勢にでる。
47分、48分、49分と立て続けにシュートを放つ。49分のチャンスは中盤からの配給に前線の大河原選手が「くさび」となり、佐藤選手にボールを落とし佐藤選手が左サイドの関根選手にパス。関根選手が左足でシュートし、こぼれた所に、先ほどボールに絡んだ大河原、佐藤両選手が飛び込むといったような「形」のある攻撃であった。DFも関谷選手や森選手がジェフの攻撃の芽を摘み取り、マイボールにした後、前線へフィード。それをFWの選手がシュートまで持ってゆくといった「形」が再三見られた。追加点が生まれるのも時間の問題と思われた・・・

中盤過ぎから徐々に試合の流れがジェフに傾きだす。劣勢のジェフであったが、「得意の形」でリズムをつかもうとする。エルフェンDF陣の集中が途切れところが少々目立ってきた77分。右サイドで起点となっていた清水選手に代えて岡内選手を投入する。FW三上選手が交代した清水選手のポジションに入る。この辺からエルフェンDFの悪い面が顔を出し始めた。数的有利な状況にも関わらず、ボールにばかり気を取られ度々相手をフリーにする点である。

後半37分、エルフェン自陣ゴール前でエルフェンDF前田選手とジェフFW小野選手が接触。(ジェフの絶妙なセンタリングに前田選手がヘディングでクリアをし、危険な場面を凌いだ)
小野選手がピッチの外で治療を受けている間にコーナーキックから試合再開。ジェフ河村(真)選手の蹴ったボールは明らかにミスキックでエルフェン関根選手のもとへ・・・ドリブルを試みようとしたがうまくいかず、エルフェンDFがボールを支配できないでいるところをジェフ三上選手に奪われ、左足の技巧的なシュートを決められる。

終盤、エルフェンは猛攻を仕掛けるがゴールを奪う事はできなかった。昨年同様、今回も引き分け。試合の主導権を握っている時に加点できなかったのが非常に痛かった。

次節はお休みであるが、次回の対戦相手は強豪「ベレーザ」。胸を借りるのであれば、思い切りぶつかってほしい!

                                                                                                    (il Sig.雅)


写真(掲示板)
敵陣コーナ付近での攻防
写真(レイナスvsエルフェン)
大河原選手のシュート
写真(スタジアム)
関根選手が右サイドをドリブルで突破

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