マリア会

こころはやさしく、からだは強く


平成12年度会長・副会長

マリア会は教会の女性の集まりです。

毎月第一金曜日には「初金のミサ」があり、そのあとで「マリア会例会」が開かれます。毎月の例会の参加者は50名程度です。
年に一度の遠足、講演会など、会員のための催しも充実しています。
むかしと違って今は、教会委員会の組織がしっかりして、教会の運営を担うようになったので、以前ほど出番はありません。
でも、むかしは、教会の仕事といえばマリア会がなんでもやっていたんです。
むかしっていつ?10年前かな・・・?。

「マリア会」は任意参加ですから、教会の女性が全員参加しているわけではありません。現在会員は200名弱。大所帯をまとめていくのは大変なことです。委員のみなさん、ごくろうさま!

伝統的なスタイルを大切にするカトリック教会は、時代の流れから少し遅れて歩んでいるようなところがあります。

いまだに教会では、「マリア会」、「壮年会」というように男女を分け、男女の役割分担そのものを象徴するような組織を維持しているのです。

役員の選出についても同じ事が言えます。教会委員長などの表だった仕事は男性が(いまだにこの教会では女性の委員長はひとりも出ていません)受け持ちます。そして、女性は家庭の主婦の仕事の延長である台所仕事やその他、ハウスキーパー的な役割を一手に引き受けているのです。

各委員などは女性も多く、ようやく最近になって、運営委員会などでも女性も発言を積極的にするようになってきています。しかし、一方でお茶くみに明け暮れる女性委員もいるのです。(「マリアとマルタ」のよう!どちらかというとマリアは肩身が狭いかな?)社会の変化に対応して、教会でも「自立した女性」や「社会性のある女性」がこれから増えてくることが期待されます。


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