福音宣教委員会

地域に開かれた教会をめざして教会相互の横のつながり作る


1987年カトリック横浜司教区(神奈川、静岡、長野、山梨の4県)は50周年を祝いましたが、翌88年、当時の濱尾司教は教区全体を16の地区に、神奈川を7つの地区に分け、各地区に福音宣教委員会を作りました。百合ヶ丘教会は神奈川第2地区に所属しています。鶴見、新子安、菊名、鷺沼、藤が丘、百合ヶ丘の6つの教会とカリタス修道女会が構成メンバーです。

福音宣教委員会の発足の趣旨は、地域に開かれた教会となるためには、地域社会の現状を知り、地区内の教会外の活動にも協力することが必要であり、そのために教会同士のネットワークを作り、共同でできる仕事、共同でした方がいいと思える仕事を実践するということです。

2000年2月27日に、第34回福音宣教委員会全体会があざみ野にあるケベック・カリタス修道女会で開かれました(写真)。2年ずつ各教会が事務局を担当し、丁度一巡したところです。全体会は年3回ひらかれ、会場はもちまわりです。

2000-2 全体会

福音宣教委員会の4つの柱は、生涯養成、青少年育成、アジア第3世界とのかかわり、環境です。それぞれのプロジェクトごとに各教会からの委員を出しています。

生涯養成のプロジェクトは3年ほど前から各教会に参加者をつのり講演会や研修会、祈りの会、委員交流会などを開いて活発な活動をしてきました。12年の年月を経て、ようやく小教区(各教会)を越えてのいい交わりに発展してきました。環境や青少年など他のプロジェクトも活動を始めました。

アジア第3世界とのかかわりでは、昨年は神奈川第2地区が担当だったので平和旬間の集いを企画しましたが、今年は横浜教区滞日外国人と連帯する会(事務局 川崎市鹿島田)の仕事に協力します。     (2000.3 芝田記)


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