天本病院でのボランティア活動

社会復帰の手助けをわたしたちの手で

多摩市にある老人専門の病院『天本病院』での教会メンバーによるボランティア活動は14年前から続けられています。『天本病院』の天本院長は老人病院を「生涯入院施設ではなく、社会復帰への『通過施設』」と位置づける趣旨からリハビリを重視しています。院長からの依頼で始められたボランティア活動には現在、教会から13名、教会外から3名が参加しています。ほとんどの人が10年選手、新しい人でも2、3年は続けていてメンバーが変わっていないのが特徴です。
ツリー11月の作品です
毎月2回、水曜日の午後、退院間際の患者さん20名に、リハビリと楽しみをかねて、準備した材料で、工作品や額を一緒に作っています。そのつど5名のボランティアが参加。今年度の予定表を見ると、「和紙人形」「手鏡」「ポケットティッシュ入れ」「メガネケース」「六角花器」「うちわ」「ブローチ」「タオル猫」「ミラーつき小物入れ」「クリスマス用品」など‥‥。用意していく材料で1時間あまりで仕上げられるよう工夫されています。

この活動を10年来続けている、今年の当番の方2名にお話しをうかがいました。

主婦を中心としたグループで長年続けてきたボランティア活動です。お互いに無理のないように、協力し合って知恵と工夫をこらし、喜びを分かち合ってきました。長年やってきて、お年寄りの好みや気風も理解できました。これからもずっと続けていきたいと思っています。

今後の希望としては、さらに多くのボランティア・メンバーの参加を得ることです。特に教会外からの参加者によって、活動の拡がりができるといいのですが‥‥。

天本病院(多摩市貝取1431-3)は多摩永山駅から歩いて10分のところにあり、このボランティア活動は毎月第1、第3水曜日の午後行われています。ボランティア募集中です。

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