02.01.30 トツゼン・ポツネン


なんか、みんなから嫌われてる気分に襲われることがある。
今、襲われてる。
特に悪いことしてないはずなのに、マズイこと言ってないはずなのに、
いつも通りの繰り返しの毎日だったはずなのに、
世界中のみんなが私を確実に嫌っている自信があるぞ、という気分。

タバコ室に入ると、今まで談笑していた皆がシンと静まる。
いつも長話の友人に電話をかけると、すぐに切られる。
電車の席、私の隣に誰も座らない。
道を歩いていると、後ろからバカにした笑い声。
犬に吼えられる。猫が逃げる。
金魚がよそよそしい、のはいつものことか。

まあ、こういう気分は、それこそ物心ついた頃から定期的に
繰り返し体験してきているわけだし。
五月病みたいなもんだとおもうし。
きっと私だけの感覚ではないのだろうし。
そんなに深刻に悲しい事はないんだけど。
でも、やはり不安。
どこかで、「生まれてゴメンナサイ」的自虐心をくすぶらせている。
理由亡き自己嫌悪。

まあ、あれだ。
みんなが嫌っていると思うのなら、
開き直って、孤独満喫だな。
憎まれっ子、世にはばからないように、隅っこでアウトローだな。

アウトロー軍団でも作るか。



表紙に戻る