01.10.06
こんなはずじゃなかった


子供の頃思った将来の自分。
それとはかけ離れた、今の自分。
「こんなはずじゃなかった」とひっそり、心の中でつぶやく。

と、今日も「アリー」ネタ。
アリーをはじめ、登場人物たちは、大人になった自分を嘆いている。
見てる私としては、「弁護士やっててなに贅沢言ってんだよ」と思わざるを得ないが、
えてして「こんなはずじゃなかった」という嘆きは、
他人から見ればどれも贅沢なものなのかもしれない。


私の場合。小学六年生の時点で。
大人になったら、不動産屋になるの。
スーツがよく似合って、車はシーマ(校長先生が乗ってた)。
土地転がして、株で儲けまくり。

そんなだから、
「こんなはずじゃなかった」と、
ある意味強く思うし、ある意味全く思わない。
小学六年生の私も、奇天烈な大人になった自分を見たら、
二、三度首を横に振った後に、寛大に許してくれることと思う。



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