01.08.12
理解者


「理解者がほしい、理解者がいてくれたら」
と、いつもぼやき嘆いていたが。
いざ理解者が出現すると、
申し訳なくもったいなく思ってしまって、
どうにもこうにも決まりが悪い。

でも、富も名誉も翼もない人間を、
自分とは完全に別ジャンルなのに、肩入れするというのは、
並大抵の人ができる業ではないだろう。
ましてや、知り合ってから数ヶ月。
なのに想像を越えるほど親身なその人に、どう報いるべきか。
方法は、ひとつ。
がんばらねば。



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