01.07.01
惰性泣き
たくさん寝たら、夢を見た。
昨日まで青春小説なんか書いていたせいか、子供の頃の夢だった。
私が、泣きじゃくっている。
親が私を無視する。
私は、親にかまってもらいたくて、
延々と泣き続ける。
悲しい気分は胸いっぱいなのだが、涙はすでに枯れている。
だから、声だけで、「アー、アー」と泣き続けるのである。
起きて、思った。
自分の泣き声でも、
ガキの「惰性泣き」はウザイ。
そんだけ。また寝ますグウ。
表紙に戻る