04.08.30
六本木深夜飲み事情





夜中の1時頃に仕事が終わって、タクシー乗る前にちょっと飲んでいこうかという話になり。
「日高屋」(ラーメン屋。枝豆とかギョーザとか100円台で買えるので、それをつまみに飲む。ほどほどに飲めて、予算一人1200円ほど)へ、2〜3人で行くつもりだったのだが、
「オッ、おれも行く」と男が数人加わった。日高屋行くよと言ったら、「えー、飲み屋がいい」とぐずられた。
しゃーない、行きつけの「ろく」(居酒屋。メニューに書いてあるのは安いんだけど、会計になると謎に高くなる店。顔なじみになってからは、謎に安くしてくれる。食って飲んで、予算一人3000円(顔なじみ価格))に行こうかとなり、内心(ああ金かかるのヤダな)とぼやいていたら。
「ヤヤッ、あたしも行くっ」と女性数人加わった。しかも、「場所は私たちに任せてね!」とのこと。

女性陣が連れて行ってくれたのは、焼鳥屋。
焼酎ロック、氷ばっかり。焼酎お湯割り、カップ小さい。
悪い予感がして、抑えめに飲んでたのに、一人6000円取られた。だと思った。入る前から予感してた。そんな小洒落た店構えだった。
さらにその後、カラオケ行くなんて言い出して、こっちももうやけくそになってつきあって、
そこでも1.5時間で3000円。もっと安いカラオケ屋いくらもあるのに。
しかも、店出たらもう始発動いている時間。タクシー帰りもママならず、酒臭い始発電車で帰る羽目に。


こういう金ばかりかかって成果の薄い飲みをごくたまに実行すると、
「飲むのって楽しい」という幻想がキレイに打ち砕かれるので、結果良いかも。
うん。よかったんだよ。
間違っても「一日分の稼ぎがあ」「金田のバイク超合金買えた」「パソコンのタブレット欲しかった」「宇宙百科事典買えた」「鎌倉旅行行けた」「映画何回も見れた」「座椅子買い換えたかったなあ」「パソコンのメモリ買えた」「お台場のプラネタリウム見たかったな」「つかいい加減服買えよ自分」「食玩買いまくった方がナンボかマシ」「うわあ、こんなに我慢に我慢を重ねてるGショック買えたってことかよ!」
などと、ウジウジウジウジウジウジ考え続けてはいけないのである。




……Gショック買えたのか……。





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