閑不徹

【出典】
 『虚堂録』、『嘉泰普灯録』他
 雲在嶺頭閑不徹 水流澗下太忙生

撮影:超空正道


もし
病気で伏していたり
老いて動けなくとも

焦るなかれ
腐るなかれ

まして
愚図って
周りの者を
困らすなかれ

閑は
与えられたもの
楽しむがよい

峰に浮かぶ
雲を見よ

悠々として
閑かにして
ただ無心