悪のなかに
たのしみをもつなかれ
悪つもりなば
堪えがたき
くるしみとならん

【出典】
 『法句経』一一七番

水彩画:松村憲一


悪しきことに
心して足を
踏み入るなかれ

しかるに
悪しきこと
図らずも
行わば

気づきしとき
咎められしとき
すぐさま
止めるがよい

悪しきことに
楽しみを
見出すなかれ

悪しき行為
悪しき業
つもり積もりて
汝を
重く押し潰さん