手にもし傷なくば、
その手にて毒を採るべし。
傷なきものを毒は損なわず。

【出典】『法句経』

鳥取砂丘 撮影:沐魚


毒あらば
いかがせん

毒されるを
危惧するな

害されるを
怖がるな

汚されるも
嫌がるな

つかみ取る
我が手に
傷なくば

毒されるはなく
害されるもなく
汚されるもなし

毒は
自らの手で
つかみ
捨てるがよい