異人(ひと)の作れる悪をもて、
異人(なんじ)苦法を受くるに非ず。

【出典】『心地観経』

潮音寺什物「鍾馗図」


生命あるもの
奪うなかれ

与えられざるは
取るなかれ

男女の仲
淫らなること
慎むべし

嘘偽りは
語らぬよう

酒を飲み
酔い痴れるな
溺れるな

つい
自らがなす
不義悪行

ままよと
自らが重ねし
咎と罪

だれあらん
おのれ
自らを苦しめる