他を利するとは、
すなわち
自らを利するなり。

【出典】『大毘婆娑論』
 他人の利益になるよう心がけるということは、
結局は、自分の利益になるということである。

撮影:沐魚 名古屋農業試験場


他を利する心に
四種あり

〈慈〉
他に楽を与える
慈しみの心

〈悲〉
他の苦を抜く
思いやりの心

〈喜〉
妬むことなく
他の幸せを喜ぶ心

〈捨〉
他を別け隔てせぬ
平等な心

これ
自らの心をも
清く豊かにす