客塵煩悩(きゃくじんぼんのう)

【語意】
 煩悩すなわち、心を汚し、さとりを障げる機能は、
心に本来具わったものでなく、
単に一時的に付着した塵のようなものにすぎないということ。

撮影:疋田勝彦


塵は
払えば
落ちるもの

むさぼり執着する
貪欲も

いかり憎しむ
瞋恚も

うつろで愚かな
愚癡も

払えば
必ず落ちるもの

無精は
いけない

塵が付いていては
見苦しい