☆事業委員会報告☆
福祉の就職総合フェア2000inさいたま」に相談員として参加して
更生施設 あげお 川方弘子
去る、10月26日(木)の13時〜16時、埼玉県及び埼玉県社会福祉協議会埼玉県福祉人材センター主催、大宮ソニックシティ会場で実施されました。
当日は、私を含め選ばれた美女?3名で、相談にあたりました。・・・と冗談はさておき、私たちが派遣された役割は、社会福祉士資格取得のための相談というもので、当日は、平日にもかかわらず、約38人の方が相談コーナーにお見えになりました。
参加者の傾向としては、高校生、今春大学卒業予定者、一般企業に勤務していたが福祉に興味をもち転職希望の方、また福祉系大学ではなく一般大学を卒業し、福祉の仕事に就きたい方等がいました。全体としては若い方が多かったようです。
さて、実際にあった相談内容は、社会福祉士を取得したら、どんな仕事につけるのか?どんなメリットがあるのか?実際の福祉現場で生かせるのか?資格取得後、職場で変化はあったか?といった質問が多くありました。特に一般大学、一般企業に勤務していた方からは、福祉の仕事に就くには、資格取得が有効か?という質問がありました。また、具体的な資格取得に向けて、受験資格や受験勉強の方法についての問い合わせもありました。
私は、このような相談員は初めてでしたが、皆さん真剣に熱心に相談に見えたので、私自身も社会福祉士の名に恥じないよう、頑張らなければという思いを強くもちました。また相談に見えた方が相談を受けたことにより、少しでもパワーを持ち帰ってくれたのであれば、とても嬉しく思います。
第15回医療福祉相談会に参加して
県総合リハビリテーションセンター 猪野塚 将
平成12年12月3日(日)埼玉会館にて開催された医療福祉相談会に参加させていただきました。当相談会は15回を数え、5年ほど前から医療社会事業協会と社会福祉士会の共催で開催しています。例年会員の方に協力をお願いしており、今回も5名の方に参加していただきました。協会は40名を動員しており、会場控え室は、ほとんど協会のMSWさん一色でした。(かなりの劣性は否めず、ほんと形見が狭かったです。)
相談面接は、パーテションで区切られた面接スペースで、専門分野ごとに2人一組(経験年数等配慮)で対応する形で行われました。相談会は、比較的若い方々の他流試合の位置づけがあるように思えました。また、他職種の方との意見交換ができるいい機会となりました。相談件数は、11件でしたが、精神疾患関係の相談が5件と半分近くを占め、精神疾患・精神障害の相談窓口が少ないことを実感させられました。(昨年は介護保険関係の相談が多かったようです。)
午後には別会場で公開講座が行われ、川崎幸クリニック院長の杉山Drが講師となり、介護保険の導入とその功罪についてのお話を拝聴させていただきました。Drの話で興味深かったのは、医療・福祉はサービス業であり、サービスの受け手川の都合や立場が先ず優先されるということでした。
以上、まとまりませんが、医療福祉相談会の結果について報告します。
なお、最後になりますが、医療福祉相談会への協力をお願いいたします。(例年11月下旬か12月上旬開催です。窓口はおそらく事業委員会になるでしょう。)