人狼ゲーム（Pi STARTER版）
ひとりで遊べる人狼ゲームです
ダウンロードはこちらから
本作を遊ぶにはRaspberry Pi（※1）本体ならびに「Pi STARTER」（※2）が必要です。
また、Raspberry Pi model B+ だと正常に音が出ないことが確認されております。
「Pi STARTER」目的でRaspberry Piをご購入の際にはどうか十分にご注意ください。
※２．Pi STARTERは、開発：株式会社スマイルブーム／販売：TSUKUMO の製品です。
noteにて制作手記を公開中！
インストール方法（例：Windows10）
01.
ダウロンードしたファイル（jinrou.zip）を解凍します。
「JINROU」というフォルダができたことを確認してください。
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通常はダブルクリックするか、右クリックで「ここに解凍」などを選ぶと解凍されます。
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もしこの図のようになってしまったら、「JINROU」という名前のフォルダを作って
その中にすべて入れてください（解凍ソフトによってはあるみたいです）。
02.
Pi STARTERのMicroSDをPCに（アダプターなどを使用して）セットします。
03.
「フォーマットしますか？」などメッセージが出てきますが、絶対に実行せず、
「キャンセル」や「いいえ」などを選んでください！
（ここで操作を間違えてフォーマットしてしまった場合でも、補償などは一切いたしかねます）
04.
リムーバブルディスク「boot」が出てきますので、それを開きます。
05.
［SMILEBOOM］フォルダを開きます。
06.
［SMILEBASIC-R］フォルダを開きます。
07.
［workspace］フォルダを開きます。
08.
01.で解凍してできた［JINROU］フォルダをそのまま［workspace］の中に入れます。
09.
これで「人狼ゲーム」を遊ぶ準備が整いました。
PCからMicroSDを取り外し、Raspberry PIの中にセットしてください。
起動方法
01.
Pi STARTERを立ち上げ、「プログラムを書く」を選択します。
02.
SmileBASIC画面が立ち上がったら 「CD JINROU」と入力します。
03.
「LOAD"JINROU"」と入力します。
04.
「RUN」で実行です。
ゲームの内容について
本作品は一般的な人狼ゲームをソロプレイで楽しめるようにしたものです。
人狼ゲームというのは、村人に混じって暮らしつつ夜になると人を襲う人狼を
見抜いて追放しようとする村人側と人狼側の知恵バトル、というあれです。
（詳しくはゲーム中に説明が出ます）
役職は村人、予言者、守護者（ボディーガード）、霊媒師、裏切り者、人狼の
６種類。もっとも基本的な人狼のルールに基づいて作っていると思います。
村の人数はプレイヤーを含めて１０人で、このうち２人が人狼となります。
ゲームは発言の応酬で行なわれ、都度その場の人間関係が変化していきます。
プレイヤーであるあなたの振る舞いは、その場にどんな影響を与えるでしょうか？
誰かを疑うような発言をすれば恨まれ、逆に擁護すれば信頼される人情渡世。
自身を役職者であると宣言した者は、次の日その場にいないかもしれません。
自身の発言によって場をある程度誘導できれば、生き残る確率も高まるでしょう。
さぁ、あなたは生き残り、勝利することができるでしょうか？
本作の特徴について
コンピュータゲームとしてひとりで遊べる人狼ですので、
いくつか本来の人狼ゲームと異なることがあります。
まず、発言は１日あたり１人１回のみとさせていただきました。
１日目は１０人全員がしゃべりますが、日を追うごとに発言者の数が減り、
ハイペースかつ気が抜けなくなっていきます。
（いま何人いるかは、画面をよく見れば分かる仕組みとなっています）
次に、コンピュータゲームならではの要素としてスコア制を導入しました。
短時間で決着がつき、繰り返し遊べる人狼ゲームを目指したので、
再プレイをうながす仕組みがほしくなり、思い切って入れてみました。
ハイスコアは記録されますので、何度もプレイし更新を狙ってください。
（２００点超えを達成できたら、相当やり込んだプレイヤーだと言えます）
あと、投票で無限ループに陥ってしまったら、５回を超えると神様が登場し裁定を下します。
多少インチキっぽいですが、こうしないとゲームが絶対に終わらないことがあるので・・・。
機能説明
01.
人物名の変更（ならびに保存）が可能
音楽出力切り替え（ヘッドホン端子／HDMI）
解像度切り替え（2段階）
人狼ゲームのルール説明（簡易）
ハイスコアの保存ならびに消去
プレイ動画（YouTube）
nicotakuya様（YouTubeアカウント名）が動画をアップしてくださりましたので
ここに紹介させていただきます（nicotakuya様ありがとうございました！）。
動画では志半ばでゲームエンドになっていますが、最後まで進むとささやかながら
エンディング（結果発表的なもの）が用意してあります。
まぁそのあたりは、プレイしてのお楽しみと言うことで・・・。
制作後記
はじめてのプログラミング・・・でもありませんが、ゲームで最低限
遊べる程度まで完成させたのは今回の「人狼ゲーム」がはじめてです。
もともと自身の勉強のためと、「人狼」を遊びたい！勢いで作ったため、
とにかく動けば良い！とばかりのグチャグチャなコードだと思います。
（着手当初はサブルーチンが何なのかすら理解していませんでした）
プログラミング教育が小学校で必修化とか言われてる昨今、
子を持つ親として、プログラミングなんか知らんでは済まなかろうと
気ばかり焦るも、何からはじめたら良かろうかといろいろ悩み探した末、
ベーマガのイベント会場にて、Pi STARTERとの出会いがあったのです。
人狼なんてプレイヤー全員嘘吐きが前提のゲームなんだから、会話なんて
全部ランダムでいいんじゃねとか思って作り始めたものの、作っていくうちに
「それなりに役職ごとの行動基準とか作らないとそれっぽくないわー」とか、
「指名されたり悪く言われたら相手のことムカつくようにしよう」とか、
思いついたら反映しないと気が済まなくて、やれグラフィックだ、次は音楽だ、
スコアも付けたろ、おまけにハイスコア登録機能も・・・とか凝ってるうちに
気付けば制作期間１年を超え、Pi STARTERの旬をはるかに過ぎてしまいました。
これどうしようかと少し悩みましたが、せっかく作ったので公開することにします。
１年かけてこれかよという感じで、自身の恥をさらしただけのような気もしますが、
これからも懲りずに何かしらの形でプログラミング続けていきたいです。
なお本業はデジタルサイネージ・ＬＥＤ広告ビジョンのコンテンツ屋さんです。
制作にあたり参考にしたゲーム作品
『人狼カード』（株式会社人狼）
人狼ゲームは様々な作品が発売されていますが、今回は最も基本的なルールが含まれていると思われるこの『人狼カード』を参考にいたしました。
制作にあたり参考にした書籍
松原拓也 著『ALL ABOUT Pi STARTER』（電波新聞社）
最もお世話になりました。この本がなかったらこのプログラム作ること自体なかったと思います。「勉強のコツは頭だけでなく手（または足）を使うこと」
の言葉に励まされました。松原先生には足を向けて寝られません。本当に。
山森尚 発行・さあにん＠山本直人 編集・制作
『プチコン3号＋BIG 公式リファレンスブック』（徳間書店）
SMILEBASICの命令は上の『ALL ABOUT Pi STARTER』にも載っているのですが、若干こっちの方が詳しく掲載されているので、共にお世話になりました。
『電子工作マガジン SUMMER2019』（電波新聞社）
作成上どれだけ考えても解決できなかった課題を、本誌の別冊である『マイコンBASICマガジン』に載っていた「VAL」という関数を使って
乗り越えることができました。これからも愛読し続けます！！
お世話になったサイト
Pi STARTERのご紹介
ラズパイの右も左も分からなかったときからお世話になりました。
無線LAN非搭載の機種なのに「私のラズパイがネットにつながらない！」と
質問を投稿し皆様に大変ご迷惑をおかけしたのは私です（土下座）。
ＡＣワークス株式会社
イラストＡＣ、ＰＨＯＴＯ ＡＣ、シルエットＡＣの運営会社。
本作の画像素材の多くはこれらのお世話になっています。
当方は仕事柄、ここの有償会員になっています。
ＦＯＮＴ ＦＲＥＥ
無料で使えるフリーフォント投稿サイト。
本作のタイトルはこの中の「衡山毛筆フォント」を使ってます。
商用利用等フリーであることを確認しています。