読んでおくと桃劇が解るかも知れないコーナー(^^;
新しい設定が出来ると増えるかも知れません(笑)

世界観
桃劇の舞台は日本です・・・一応(^^;
ただし侍が居たり妖怪の類が居るので、限りなく日本に近いファンタジーな世界って事でお願いしますm(_ _)m

この世界の日本は、江戸時代と現在が適当に混じってますので、
政治形態とかの矛盾がありますが、気にしないで下さいネ(^^;

この世界の日本(以後「日本」)の最高責任者は「将軍」です(あのな・・・)
将軍職の上に「帝」という位がありますが、これは直接政治には加わりません。
将軍の下に各種「大臣」が居て、各省庁を管理しています。

「日本」(というかこの世界全部)は、妖怪や聖霊、魔族等が共存しており
各国には、「要(かなめ)」と呼ばれるポイントがあります。
↑「要」は、その国々の繁栄や安定を司る大事な場所だと思って下さいませ(^^

「日本」の「要」は一ヶ所では無く、北は北海道から南は沖縄まで幾つかに分散しています。
↑「北海道/カムイコタン」、「岩手県/遠野」などなど・・・(ネタがバレますねぇ(^^;)
各「要」にはその場所を守護する「土地神」や、それを祭る民(「守り部」と呼ばれる)が居て
独立自治権が認められています。
そして「帝」は、古来より普通の人々(人間)と「土地神」との掛け橋となる存在なのです。

桃劇の舞台の「千ヶ森市」は、首都近郊の中規模な街で「千ヶ森」という山の麓にあります。
(ちなみに首都は東京では無く、「帝都」(笑))
「千ヶ森」には「土地神」が居なかったので自然神である「こなこ」が守護していました。
(当然「守り部」も居なかったので、代々の「代官」が代わりをしています。)
・・・ですが、ある事件が勃発、限界を感じた「こなこ」が
元「土地神」の「比良坂 初音」に権利を譲渡して現在の形になりました。

なお、一般の人々にはこういった事情は説明されておらず、普通に生活を送っています。


妖魔(土地神)と魔族
人間とは別の、いわゆる悪魔とか妖怪と呼ばれる種族です。
彼等は直接人間に関わる事を好みません。
特に人間同士の争い事には、完全にノータッチとなります。
ただし「土地神」となった場合は別で、気が向くと人間に協力することもあります。
(「こなこ」や「初音」は介入し過ぎなのですが・・・)

しかし何処の世界にも悪人は居るもので、
己の欲望を満たす為に人間を襲う妖魔も少なからず存在します。

この世界での「妖魔」は、昔々の神話の時代から人々と同じ世界で暮らしてきた種族です。
自然の力が具象化した存在で、色々な能力が備わっています。
土着の妖魔の殆どは「土地神」となり程度の差はあれ、その地域の人々とうまく折り合っているようです。
妖魔の中には人と結婚して子供を授り、何世代にも渡って人々の中に溶け込んでいった例も少なくありません。
(「雪枝」と「すずめ」の本家は、「土地神」直系の一族らしい・・・)

それに対して「魔族」は別次元からやって来る種族で、こちらの世界では満足に力を使う事が出来ません。
彼らは人間と契約する事で、こちらの世界に介入し力を発揮する事が出来るようになります。

なお、最下級の妖魔や魔族は知性を持たず本能で行動しますので、上記の事柄には当て嵌まりません。


守り部
「要」守る人々。
「土地神」の種族そのものを指す場合と、それを祭る人々を指す場合があります。
前者は「犬神一族」や「雪枝」の本家の「雪女(ゆきめ)族」等。
後者は「ナコルル」の一族等がそうです。


魔法使い

魔法使いは、この世界には二人だけしかいません。
彩狐」と「」です。

この二人は思い込みだけで魔法を使えるようになりました(笑)
「神様の電波」も「頭の中の金属物体」も「魔法の国」も全て思い込みです(爆)
何故、こんな思い込みが発生したのかは作者も解りませんが(おい!)、
思い込むだけで魔法が使えるなんて、この二人の精神力は並外れて強い事だけは確かでしょう(^^;


姉小路流退魔術
「苺」が電波魔法(笑)とは別に使用する由緒正しい対魔法術。
中部地方のとある旧家 姉小路家に伝わる呪術でしたが、
ある事件がきっかけで魔法に限界を感じた苺が押し掛けて弟子入りをして習得しました。
本来は門外不出の術ですが、姉小路家の家長が苺の力に惚れ込み特別に教えました。
思い込みで魔法を使えるだけあって、短期間で全ての法術をマスターした苺は
「姉小路」を名乗る事を許されました。
その時から苺は「オスクルム・インファネス」の名を捨て「姉小路 苺」になったのです。


千年城
異界の魔導王「イリアルテ・オルギア」の居城だった石造りの巨大建造物。
イリアが封印されていた間に改装され現在は建前上、女子専用マンション「キャッスル・千歳」になっています。
城内は広大で迷路のように入り組んでいますが、実際に使用している部屋は元 使用人部屋のみです。
本来は豪華な客間や広大な食堂がありますが、
初音の「掃除が面倒くさい」の一言でほとんどの部屋が封印されています。
↑もっとも初音サンが掃除をするわけでは無いのですが・・・(^^;

地下には食糧倉庫や発電施設、初音サンの巣と雪枝の拷問部屋(笑)等があり、
さらにその下にはイリアが封印されていた魔力球が安置されている祭壇があります。


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