男:ぐぐぐ・・・くそったれが・・・
がばっ!
梶原:ちっ!まだ立ち上がるかよ(ーーメ
みちみちみち・・・
男:ま・・・満月な・・・ら・・・
梶原:何言ってんのか知らねえけどよ・・・
まだ10日もあるぜ?残念だったな。

べきべきべきっ!
男:ぐおお・・・ちくしょう・・・
梶原:ふん!
ぼきゃ!!!
八重:ひぃぃぃ!目が・・・目がぁぁ!!(><)
初子:母さま!何でこんな酷い事を!!
初音:酷い?コイツはあんたの嫌いな
人殺しの仲間でしょう?(ぺろり)

初子:だからって・・・この人、無抵抗じゃないですか!
初音:ふん・・・魔族との話し合いはね、こうするのよ。
覚えて置きなさい。

初子:そんな・・・はっ!?母さま!!
初音:しつこいわよ?(ーーメ
初子:違いますぅ!後ろ!!(><)
きゅうううう・・・
ひたり・・・
初音:!?
ララ:はじめまして♪
こんな形で失礼しますわ。

初音:・・・本当にね(ーーメ
ララ:悪いけど、そのコは何も話せません。
使い魔というモノとは、そういう存在なのですよ。
大人しく返して貰えますか?

初音:嫌だと言ったら?(ーーメ
ララ:可愛いお嬢さまが・・・ね?
メル:う、動くんじゃないよ!
初音:・・・(ーーメ
メル:(びくうっ!)お、おおお大人しくいう事を・・・
初子:あのぉ・・・(ひそひそ)
メル:なななな何!?(びくびく)
初子:その方の手当てを早く・・・(ひそひそ)
メル:え?
初子:わたし、何もしませんから・・・(ひそひそ・・・)
メル:あ・・・あんた・・・?
八重:は・・・初子様・・・?
ララ:失礼ついでに一つお尋ね致しますけれど・・・
この地に異界の城が存在していますね?

初音:だったら?(ーーメ
ララ:やはり・・・
初音:それがどうしたっていうのかしら・・・ね!
びすっ!
ララ:くすす♪今回はこれで退く事に致します。
また会う事になるでしょうけど・・・

初音:面白い!いつでも来なさい!!
ララ:嬉しいですわ♪
・・・そちらのお嬢さんも元気でね(^^

ふっ・・・
初子:あ〜あ・・・逃げられちゃいましたね〜(^^
初音:(じろっ)アンタ・・・わざと逃がしたわね?(ーーメ
初子:わたしに何が出来るってゆ〜んですか〜?(^^
初音:棒読みはお止め!
初子:えへへ・・・でも、母さまも手を抜きましたね?
初音:その方が楽しそうでしょう?(^^
初子:いえ・・・あんまり(^^;
ところで、さっきの「異界の城」ってなんですか?

初音:ウチの城。
初子:へ???
初音:後で説明してあげるわ・・・帰るわよ(^^
だだだだだ・・・
所長:はあはあ・・・な、なんであんな奴が・・・
ふらり・・・
主水:おや?どうかなさいましたか?
所長:あ、あんたは?
主水:八丁堀の中村です・・・何か事件でも?
所長:おお、ちょうど良い!
化け物・・・化け物が・・・!!
主水:化け物?この明るい内からですか?
冗談はやめて下さいよ(^^
所長:冗談だって!?僕を誰だと思っている?
「聖仏研究所」所長の聖仏 平紀だぞ!

妖怪研究の第一人者が
「化け物を見た」と言っているんだ!
さっさと様子を見に行きたまえ!!(ーーメ

主水:妖怪ねぇ・・・信じられませんなぁ(^^;
所長:ええい!この木っ端役人が!!
貴様のような無知蒙昧な奴がいるから
僕が世間に認められんのだ!!(ーーメ

主水:・・・それでテメエで造った妖怪で
人殺しの実験かい?
(ぼそっ・・・)
所長:え?

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