初音:・・・そういう訳で、この子も此処で働いて頂きます。
よろしくね。

沙津姫:犬神 沙津姫です。よろしくお願いします(ぺこ)
バイト君:うひょ〜♪可愛いっスね!
沙津姫ちゃ〜ん、趣味は何ですかぁ?(^^
初音:転校生を向かえた学生か?お前は!(ーーメ
バイト君:あう・・・ま、いいや!後で聞こ〜っと♪
梶原:オメェ、少しは黙ってろよ(^^;
初音:それじゃ、私は帰るから。
みんな仲良くしてちょうだいね♪・・・誰かさん以外は(^^;

バイト君:誰かさんって誰っスか?
一同:オマエだ!オマエ!!(ーーメ
バイト君:ぎゃふん☆

バイト君:ねえねえ、すきな男性のタイプは?(^^
沙津姫:馴れ馴れしい人は嫌いです。(ぴしゃり)
バイト君:あ・・・あははは・・・(T_T)
梶原:・・・(^^;
紫乃:き、気まずい・・・(^^;
テ、テレビでもつけましょ〜か・・・(プチ)

TV:4人もの犠牲者を出した通り魔捕獲作戦失敗の模様を現場からお伝えしました!・・・会見場の鈴木さ〜ん!

バイト君:え?
沙津姫:そんな・・・!?
TV:はい、鈴木です。
あ・・・芥代官が会見場から出てきたました。
記者A:こらからどうなさるおつもりですか!?
記者B:一言お願いします!
女記者:きゃ〜!ちょっと押さないでぇ〜(><)
芥:さっきから何度も言っておるじゃろが!
この街はワシが守る!命に代えてもじゃ!!
記者A:しかし、現に作戦は失敗しましたよね!
その責任は!?
芥:街を守りきるのがワシの責任じゃい!
記者B:それでは辞職はしないんですか!?
芥:少なくともこの一件が終わるまではな!
TV:この件に付きまして国家治安局の葛秦局長は・・・
葛秦:大体、国の要だか何だか知らないが
一つの街に独立自治権なんぞ認めるから
こういう事がおきるのだ!
この事件は我々治安局に任せて頂きたいものですな。

芥:何じゃ!?オマエは!!
偉そうにタバコなんか吹かしおって!(ーーメ
葛秦:おっと・・・失言でしたか?
そういえば前の代官は殺されたんですな?確か・・・

芥:何が言いたい?
葛秦:いえ、貴方の機嫌を損ねて殺されでもしたら、と・・・
あ・・・また失言ですなぁ(へらへら)
芥:こ、この無礼者が!!(ーーメ
ばこっ!
葛秦:アイタ!殴ったな!?
芥:手が当たっただけじゃい!
殴るっちゅうのはな・・・

バキ!
葛秦:ぐあ!?テメエ!もう許さん!!
どかばきばたばた・・・
主水:代官様!殿中・・・じゃねぇ、TVに出てますぞ!
女秘書:局長、落ち着いて下さい!

女記者:おお♪スクープ!(パシャパシャ)
芥:ワシが殺しなんぞに関わるか!
前任の代官はな、仕事人とやらに殺されたんじゃい!

葛秦:ふん!世間ではそう思っておらんぞ?
もちろん俺もだ!必ず尻尾を掴んでくれる!!

芥:はっ!貴様がこの街の代官職を狙って居るのは
知ってるわ!ついでにワシの悪評を広めた事もな!!
大方、この事件を利用してワシを失脚させる腹じゃろが、
そうはいかん所を見せてくれるわい!!

葛秦:面白い!今度失敗したら・・・解っているな?
芥:おう!ノシを付けて代官の座をくれてやる!(びしっ)
芥:気分が悪い!帰るぞ!!(ーーメメメ
すたすたすた・・・・
女記者:あ〜・・・もう少しコント・・・じゃないコメントを〜・・・

葛秦:お笑い芸人が!(ーーメ
・・・しかし万が一と言う事もあるな・・・

女秘書:御心配無く。
葛秦:あん?
女秘書:今度の被害者は芥様・・・
この街を守りきれず、壮絶な討ち死にを♪

葛秦:やれるのか?
女秘書:その為に我等と契約したのでしょう?
葛秦:・・・期待しているぞ。
TV:以上、会見場からの中継でした。
・・・次に先程の発砲事件ですが、捜査員が現場に駆けつけた所、大量の血痕が残されており、当局でこの事件の関連性を捜査中です・・・

梶原:何なんだかな〜・・・
紫乃:嫌だわ、早く終わってくれると良いのに・・・ねぇ?
あら?顔色が悪いわ。
沙津姫:許さない・・・絶対に・・・(ぶつぶつ・・・)
紫乃:ちょっと、大丈夫!?
バイト君:俺、布団敷いてきますよ!
紫乃:お願い!
沙津姫:今度こそ・・・(ちりり・・・)
梶原:(また鈴が・・・嬢ちゃん?)

次ページ