神戸ルミナリエ・鎮魂の詩



JR神戸元町の駅を降りると、午後6時20分前。
点灯は午後6時からだから、ちょうど間にあいそうだ。
な〜〜んて、甘い期待は、ほどなく打ち砕かれた。

「ルミナリエ会場へはこちらで〜す。」と交通整理のおまわりさんたち。
なんだか調べてきた道順と違う。
やっぱり...。
人の流れが、会場まで迂回、迂回で規制されている。
広い歩道いっぱいに広がった人波は、ゆっくりと歩を進めていたが
6時に近づくにつれ、動きを止めてしまった。
途中はバリケード(鉄柵)で封鎖されており、「横入り」もできない。
午後6時、人波はまた動き始めた。


初めて見るルミナリエは感動的だった。
まさに「光の芸術」。
1995年、震災から初めての冬。
鎮魂と復興への願いを込めて、この時から毎年、開催されてきている。
この2週間ほどの間に、全国から、400〜500万人の人が訪れるとのこと。


青白く写っているのは、ケータイ電話の画面。
カメラ付きケータイで写真を撮る人の多いこと、多いこと。


市役所ビルの24F、展望台から眼下にメイン会場が見える。
会場では、このイベント開催を支えている募金や宝くじの発売もされており
周辺には屋台もたくさん出て賑わっていた。


会場の向こう側は、神戸港




2003.12.23.