水槽、底砂を洗う |
新しい水槽をよく水洗いする。その際、洗剤は絶対に使用しない。砂はバケツなどでお米を研ぐ要領で水が濁らなくなるまで洗う。砂を入れるとき水槽の手前を低くし、後ろを高くすると、奥行があるように感じ、立体感がでます。
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水槽の設置場所 |
専用キャビネットが欲しいところですが、なければ水平で丈夫な台の上にのせる。セットした後の水槽の重みに耐えられるか十分注意する。 直射日光の当たらない静かな場所を選ぶ。夏場の水温の上昇やコケ類の発生を防ぐため。 水道、コンセントなどが近く、作業がしやすい場所に水槽を置くと便利です。 人通りが多い場所やドアの近くなどは、人影やドアの開閉音、衝撃におびえて魚が落ち着くことが出来ません。 |
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器具の取り付け |
ヒーター、ろ過装置、ライトなど説明書に従って取り付けます。その際、コンセントの位置はなるべく水槽よりも高い所に設置します。水槽よりも低いと、水がコードをつたって漏電する恐れがあります。
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水を入れる |
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水洗いした流木、アクセサリーなどをセットします(水を入れた後でもOKです)。 低砂の上にお皿、プラケースなどを置いて水を入れると、砂がデコボコにならずにすみます。水を入れたらセットした器具が正常に動いているかチェックします。 塩素中和剤などを入れ、26℃前後まで水温を上げます。
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水草を植えるなら |
植え方として、根をしっかりと砂利の中へ差し込み、水草が浮かないようにします。ピンセットなどを使うとうまく植える事が出来ます。 背の低い水草を前に、高い水草を後ろに植えることで立体的に見えます。
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水をつくる |
ろ過バクテリアを繁殖させる為に、一週間ほど魚を入れずにろ過装置を運転させ、安定した飼育水をつくります。バクテリアを早く繁殖させるには市販のバクテリア剤を投入します。 ろ過バクテリアは、魚の排せつ物に含まれる有害なアンモニアを亜硝酸に変え、その亜硝酸を別のバクテリアが硝酸に変えてくれます。硝酸はアンモニアに比べるとはるかに害が少なく、水草などの栄養分として吸収されます。この生物ろ過が水槽にとって必要不可欠なのです。 |