CD「化石のオルガン」とっちゃん
荒野レコード KO-07  特別価格2000円 '00年発売


1.化石のオルガン
2.花々の唄
3.熱の竪琴 
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4.幾千億の子守唄 
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5.花
6.空気
7愛の絆
8化石の唄 
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9.命のしずく
10.眠りの森


MUSICIANS
 ◆とっちゃん: 唄、シンセ◆大谷氏: ギター◆ゴトヲトシロヲ: リードギター◆明玄: ベース◆南 智浩: ドラム◆坂本 弘道: 電チェロ◆安田 宗弘: リードギター◆KATUKO: コーラス◆小熊まさゆき: シンセ◆千田佳生: ペダルスチールギター◆ベン: パーカッション
CDイラスト・・八木裕子
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『化石のオルガン』に寄せて  大谷氏

 癒し系だのヒーリングミュージックだのという言葉が安易に氾濫する昨今、とっちゃんの歌を「マイナー、ヒーリング・ポップ」と呼ぶのはやめようと思う。
元々、彼女の歌は「さあ、癒してあげますよ」というタイプのものでもないのだし。
それどころか、彼女の歌の視線はどうも余りこちら(聞き手)を向いてないようにさえ思える。かといって、ひたすら自分を見つめるというような内省的なものとも少しちがう。
 彼女は、どこを見ているのだろう?



 ライブで歌う姿を見ると、どこか遠くを見つめ、何かを愛おしい位、懐しがってるように思える。年々、その傾向は強くなる。
 何をそんなに懐しがってるのだろうか?

 すぎ去ったあの日? そんな生やさしいもんじゃない。
もっと幼い子供の頃? そんな甘っちょろいもんじゃない。
もっとずっと生まれる前の話? いやいや別に乙女のレトロ趣味じゃない。
それよりも遥か彼方、それは気が遠くなる程の、前世も祖先ものりこえて、
もっとずっと遥か彼方、もっと根元的なところのような気がする。
 そう、まるでこの世に最初の生命体が生まれた瞬間、
まだ人でもなく、ただ海を漂よう生命体のような、
人は人になる前は花だったかのような、何かそれ位、遠くを見つめて
懐かしんでるようなかんじすらうけるのである。
 何しろタイトルは「化石のオルガン」
 その生命の足どりは化石となり歌となる。
 気の遠くなるようなアルバムである。          
大谷氏

◆大谷氏・とっちゃんのCDの置いてあるお店
東京・・(中野・タコシェ) (高円寺・円盤) (西荻窪・ニヒル牛) 札幌・・ キコキコ商店(試聴可)

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