City fragment
敷地に残った桜の木1本。
97歳のおばあちゃんの部屋を桜からの軸上に配置し中心に据える。
おばあちゃんの部屋を包みこむようにL字型に息子と孫の世帯を置く。
おばちゃんの気配をどこからでも感じられること。
ピロティに出現したR壁。
朝日を徐々に北側のピロティに導く。
南側厚さ350mmのコンクリート壁。
縦に切れ上がったスリット開口から工事に耐えた背の高い松が覗く。
450mm角の開口からは秋に紅葉の赤。
街の記憶として残っている樹木を残し視線に取り込む。
トップライトの光がうつろう。
凛とした空間へ。
第一次案
第二次案
第三次案
第四次案
最終案