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溶連菌感染症

A群β溶連性連鎖球菌(略して溶連菌)という細菌がのどにくっついて起こる病気です。水ぼうそうやはしか
と違い、何度でも感染します。

・症状
初めは喉頭炎や扁桃炎などといった「のど風邪」症状があらわれます。また最初に38℃~39℃の高熱が
でるのも特徴です。首のリンパ節が腫れ、のどの痛みのほか、腹痛や嘔吐[おうと]を伴うこともあります。
せきや鼻水、目の充血などはあまりみられません。

そして体や手足に赤い細かい発疹がでたり、舌がイチゴの表面のようにぶつぶつになったりします。
発疹の出方や程度はさまざまで、発疹はかゆみを伴います。
発疹は出始めてから3~7日で消え、その後手足の指の先から皮がむけてきます。

主に2~10歳頃に多く(ピークは5~10歳頃)、成人には少ないといわれています。

・検査とお薬
のどの赤く腫れている部分を綿棒などで擦りとり、培養して溶連菌を証明します(咽頭培養)。
溶連菌かどうか数分で診断できます。
検査で溶連菌感染症と確定したら抗生物質を10~14日飲みます。お薬を飲み始めると1~2日で熱が
下がりのどの痛みも消えます。しかし途中で薬をやめると再発することもあります。
また、薬をきちんと飲まないと免疫の異常(一種のアレルギー反応)が起きてリウマチ熱や腎炎を
おこすことがありますから、指示された通りに最後まで飲むことが大切です。

・家庭で気をつけること                              
溶連菌は咳やくしゃみ・菌との直接接触で近くの人に感染します。家族。特に一緒に遊んでいる兄弟への
感染に注意しましょう。また、同じような症状が出た場合にはのどの検査を受けてください。
熱いものや辛いもの、すっぱいものは避けて、水分を中心に咽越しのよい食べ物を与えてください。
熱が下がれば入浴してもかまいません。症状がすべてとれれば登園・登校しても大丈夫です。
                                                         

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