SPEED&TACH

 ご存じ無い方が大半だろうが、スピードメーターはたったの85マイル(140km/h弱)までしか目盛りがない。140km/hしか出ないというわけではないが、スポーツカーらしからぬスピード設定である。'75年型からはマイル表示に加え、km/hもメーター中央寄りに副表示されるようになった。
 また、タコメーターの針はエンジンを切っても0に戻ることはない(キーをONの位置にすれば0に戻る)。知らない人が見ると口を揃えて「壊れている」と言う。私も購入するときに壊れていると勘違いした部分だ。店先にあるどのコルベットを見ても針が0を指していないのだ。購入するときは、一度キーをONの位置にして電源を入れてもらおう。これで0に戻らなければ本当に壊れている。
 文字盤にはコルベットのロゴがあしらわれており、こだわりを感じる。また、夜間は透過式ではないため少々見づらい。トリップとオドメーターは数字を読むのが困難になる。100km/h程で走ると、トリップに針のお尻が重なって読み辛くなる。
 写真は、木目調になっているが本来は黒いプラスチックむき出しである。この木目調は本物のウッドパネルではなく、木目の絵柄がプリントされたシールである。本物のウッドパネルを付けると木が反って見苦しくなることがあるらしい。

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