ミラーリモコン

パワーロックスイッチ

 写真右上のジョイスティックの様な物が、ミラーのリモコンで、下のスイッチがパワーロックである。電動ミラーの場合は、センターコンソールにリモコンが付いているが、私のはワイヤーリモコン式である。3本のワイヤーがミラーとジョイスティックに繋がっていて、車内からミラーの角度調節が出来るのだ。頻繁にいじるものではないので、ワイヤー式でも不便を感じることはない。
 下のパワーロックスイッチだが、知らない人はほぼ100%パワーウインドウと勘違いしてしまう。パワーウインドウのスイッチはセンターコンソールに付いているのだ。
 このパワーロックは盗難防止用の警報装置と連動しており、パワーロックを使って鍵をかけて、ドアをこじ開けるか、手動のロックノブで解錠してドアを開けると、クラクションが鳴り響きスターターが回らなくなる。警報装置のトラップは、左右のドア以外に、フード、トップにも仕掛けられており、それぞれをこじ開けるなどすると警報が動作する。
 私の車は、パワーロックが使えないように、モーターのリンクをショップが外していた。よって、モーターの動く音はするが鍵はかからない。が、警報装置は作動するのだ。ということは、ドアロックだと知らない同乗者が窓を下ろすつもりでロックスイッチに手を掛け、そのままの状態でドアを開けるとクラクションが鳴り響くのだ。また、警報が動作してもスターターが回るように、スターターインタラプトリレーの配線をカットしてある。
 警報装置をリセットするには、パワーロックスイッチをアンロック側に倒せばよい。クラクションが鳴り出した場合は、ドアのキーシリンダーを開錠側に回せば止まる。それでも止まらなくなったら、バッテリーを外せばよいのだ。

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