Subject:[china-e:53] Re::はじめまして Date:Tue, 23 Nov 1999 00:04:25 +0800 This is a multi-part message in MIME format. ---------------------------------------------------------------- 岡村@上海です。 はじめまして。 今年の3月より上海に住んでます。 ここにきてやっと中国語も日常会話程度はなんとかなり始めたところです。 もともと大学時代に環境問題と経済についての関わりを勉強していたこともあり、 中国に来てからも中国の環境問題について興味を持っていたところにこのMLの存在を 知りました。 過去にどんなメールがやり取りされたのか知りたいところです。 もしどなたか過去のメールの見方がわかる方がいたら教えてください。 話を戻しまして、今、中国に住んでいるので、 皆さんにできるだけ僕自身が感じた身近な中国環境問題についての情報をお届けした いと思います。 最近、興味を引いた事が二つほどありました。 一つはTVでやっていた「ヨウスコウカワイルカ」について、一つは上海の町を大量に 走る「助動車」についてです。 @ヨウスコウカワイルカ 先日、TVを見ていると中国のTV局の製作したカワイルカについての番組をやってまし た。 内容はヨウスコウカワイルカの減少についてでした。 中国でも環境保護の意識の高まりがうかがえた反面、ある漁師のインタビューが印象 的でした。 (以下、私のつたない語学力で理解した範囲の内容を記載します。一部誤訳があるか もしれません。ご了承下さい。) レポーター「ヨウスコウカワイルカが減少しているのは知っていますか?」 漁師   「知っているよ。」 レ「どう思われますか?」 漁「我々漁師にとっては、イルカがいなくなるのは喜ばしいね。魚の漁獲量が増える からね。   一匹でも多く魚が採れることが一番なんだ。」 レ「河でヨウスコウカワイルカを見たことはありますか?」 漁「あるよ。」 レ「最後に見たのはいつですか?」 漁「うーん、97年かな。」 このインタビューからわかるように、中国ではまだまだ環境保護よりも貧困脱出とい う大きな問題を抱えてます。 夏に中国の内陸部(成都、チベット、西寧、シルクロード等)を旅しましたが、想像 以上に中国は人口が多く、 また貧富の差も大きいです。 貧しい場所では、確かに環境保護を考えるどころではないような状況だと思いまし た。 ちょっと長くなったので、この辺で今回は終わりにします。 助動車(自転車にエンジンがついたようなもの)についてはまた今度。 再見。 ------------------------------ 岡村 秀幸 上海交通大学にて中国語勉強中! mail : hideyuki@uninet.com.cn ------------------------------ 柿田さん、MLのみなさんこんにちは、 新井@C.E.C.です。 はじめまして、よろしくお願いします。 中国環境協力活動をしている組織にいます。 新米のですので、わからんことばかりです。 中国の環境問題は、地球の環境問題となりつつあるのでしょう。 ローカルな汚染の現状が、どのていど外部に報道されているのでしょうか? 自然破壊や健康被害を考慮しないゲリラ的な(摘発・罰金を逃れれるための) 産業活動があると聞いたことがあります。 中国のことは、現地にいないとわからないことが多いと思います。 私は、中国生活歴がないので、何ともいえないのですが、 どなたか生活している方で、身近の環境状況などの話題を 提供していただけないでしょうか? よろしくお願いします。 では、 --------------------------------------------------------- Researcher: Tetsuya ARAI (Ph.D) arai@kokusaizenrin.com --------------------------------------------------------- International Good Neighborhood Association (IGNA) Center for Environmental Conservation (C.E.C.) --------------------------------------------------------- ( IGNA ) http://www.kokusaizenrin.com (C.E.C.) http://welcome.to/cec --------------------------------------------------------- .