Subject:[china-e:15] Re: GISの調査結果は公開されてる? Date:Thu, 01 Jul 1999 10:59:24 +0900 松永さん、みなさんこんにちは、新井です。 > まだ始めたばかりゆえ暗中の模索の途上にありまして、 > 恥ずかしながら未だはっきりしたことは申し上げられません。 > ただ、当初の目的は地下資源開発と工業化を行うのに必要な > 水資源確保の方法を探るというものです。 > 塩害など含めた砂漠化問題は、そのなかで扱うと思います。 中国で水資源問題は、かなり切迫した問題です。 (地下水位が年間1.5mも減っているという調査結果があります(地球白書1999-2000)) 現状把握の研究が、対策立案につながることもあるかと思います。 わたしも、研究成果を期待しています。がんばってください。 ところで、 GISということですが、 人工衛星を使った調査結果って、一般人(私でも)入手可能なんですか? 一般公開されているのでしょうか? > ただ、環境問題に拘らなければ、 > 大学の枠を超えて広く中国の問題を取り扱っている学生団体として > 以下のような団体があります。 > 日中学生会議 > 中日青年懇話会 情報に感謝です。 今後の、日中ソフト支援策の一環で協力できる可能性のある団体として記憶しておきます。 うちでは、10年前ほどに大規模な人材養成を「笹川平和財団」の助成の もと実施していて、現在、当センターのメイン事業のカウンターパートとして活躍しています。  #実は、いまも、市長(遼寧省鞍山市)と一緒に訪日していて、  #昨日、今日と、環境庁、OECF、日本開発協力機構などを表敬訪問してきました。 やはり、技術的な(ハード)支援だけでなく、人材養成や環境教育などの長期的 観点のソフト支援も重要ですよね。中国側は、ハード支援を望みますけどね。 企画がある程度まとまった状態で、みなさんにご意見を頂戴するときもあるかと 思いますが、よろしくお願いします。 それでは、 ---------------------------------------------------------   研究員・学術博士 新井 哲也     (社)国際善隣協会 環境推進センター --------------------------------------------------------- .