1989.5.15




MONSTERが主催したイベントで、当時Shrapnel Recordsで有名だったギタリスト何人かが演奏した。宣伝がいまひとつで、当日会場は満員にはならなかったが、話題のギタリストたちを間近で見られたのは、ラッキーだった。

このイベントの司会は有島一郎で、各ギタリストの演奏の後に質疑応答のコーナーがあり、前もって観客から集めてあった質問や、直接、会場からの質問にギタリストたちが答えていた。

前日に、川口Monsterで前夜祭があり、その後、19日にKurtが、そして20日にVinnieがPEの取材を受けた。

それとは別に、某音楽雑誌の写真撮影のためにVinnieに会う機会もあり、この一週間は目が回るほど忙しかった。







JOEY TAFOLLA

一番手に登場したJoey 。

曲はPaulがソロを弾いて有名になったZero Hourからいきなり始まり、その後、Eternity's Endへ。

Paul譲りのフレーズが目立つ。

ギターはカスタムメイドのグリーン色のギター。写真では赤に見えるが、実はムラサキ色のピックガードがついている。

Vinne MooreとKurt Jamesが " The ugliest guitar in the world (世界一みにくいギター)!" と言って彼をからかっていた。

無伴奏ソロから最後はブルースへ。

MICHAEL ANGELO

NITROのギタリスト。

ギタリストというより軽業師?

これは"鏡を真ん中に置いた図"ではありません!(笑)

左手で伴奏、右手でメロディ、あるいはハモッたりしていた。

右でも左でも

自由自在!


MITCH PERRY

SteelerやMSGに在籍していたMitch。このイベントにはゲストとして出演。
Tappingを多用したソロが印象的だった。

キャリアを感じさせる演奏で、Jeff Beckの"El Becko"や"Cause We' ve Ended as Lovers"などを披露。

何と彼はこのボディの穴に手を入れてギター回しをしていた!