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FIRE AND WATER.mp3
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THERE'S A WAY WHERE
THERE'S A WILL.mp3
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竹田和夫

1970年、成毛が日比谷野音等でその名を知られるようになるとよく竹田和夫と比較され、ファンや取材に来た記者に「竹田和夫さんをどう思いますか?」‥と訊かれた。
当時成毛は竹田和夫の演奏を聴いた事は無かったので、初めのうちは「聴いた事が無いので分かりません。」‥と答えていたのだが、そうするとそのあと延々と竹田和夫の話を聞かされる事になり、いい加減うんざりした成毛はそのうち竹田和夫の事を訊かれると、「単なる素人でしょ。全然ロックになってない。」‥等と答えるようになった。そうするとそれ以上竹田和夫の話を聞かされずに済んだからである。

1976年、元ブルースクリエイションの内藤正美が成毛のスタジオで自分のバンドのレコーディングをする事になり、竹田和夫がゲストでこれに参加した。
この時成毛は初めて竹田和夫に会ったのだが、話してみるとそれまで人から聞かされていたのと全くイメージが違い、彼の人柄にすっかり気が合ってしまった。
そこで成毛は「竹田君ごめん。オレ昔竹田君の事をきかれると、あんなの素人でロックじゃないって言ってたんだ。申し訳ない。」‥と言って謝ると、竹田は「僕もだよ。若いうちはみんな言うよね。」‥と言って笑った。しかし竹田は成毛と違って人の事を悪く言った事はなく、これは成毛の顔をつぶさないように気を使って言ったようだった。
この竹田の言葉に成毛は、「あ〜オレはなんて嫌な奴だったんだ ! これからはもっと人間として成長しなくちゃ‥」と思った。
そして1977年、竹田が「竹田和夫オールスターズ」を結成した時成毛はキーボードで参加し、竹田のバックを務めた。


 


竹田和夫オールスターズ

 

 

 

この時のメンバーは‥

竹田和夫 Vo. G.
ボビー Vo.
飯島義昭 G.
鳴瀬喜博 B.
アイ高野 Drs.
新田一郎 Trumpet
兼崎順一 Trumpet
加藤朝雄 Sax
成毛 滋 Org.

‥で、'77年3月28日にDraycott Studioでリハーサルをレコーディングしたのがこの4曲である。