飛行機から見イギリスの町並みは、今にも三匹の小ぶたが現れそう。

今、私は夢にまで見たイギリスにいる!、心が感動で震えていました。

 

Good luck 

 

Heathrow airport のImmigrationを無事通過して最初に 山形の家に電話をいれました。まだ両親は千葉の親戚の家から 戻ってなく、祖父母と会話をしました。 又、ステイ先に着いたら電話をするように言われ受話器を おきました。 いよいよ私のLondonでの生活が始まる! 胸の中は不安と期待が入り交じり興奮気味。 とにかくなんでも自分でやりたかった私は、地図を片手に ダブルデッカーに乗り込み、Euston Sta.まで でることにしました。 街の中心に近付くにつれ気持ちは高ぶり眠気も覚めていました。 Eustonに着いて、今度は地下鉄でNorthen Line に乗り、Host familyの家のあるFincelly Road で下車。そこで初めて、出口が一つだけでないことに気付き、どちらに 出ればいいのか悩んでしまいました。 取りあえず、外にでたのはいいけど、どちらへ向かえばいいのか 途方にくれてしまうことに...?! 大きなスーツケースを抱え、地図を見ていた私に、70歳位のおじいさんが 「Where are you going?]らしいことを聞いてくれました。 住所を見せ、「I want to go to...」とつたない英語で答え、彼は 親切に教えてくれたのに、何を言っているのか全然わからない! 何回聞き直しても分からないな、と判断した私は彼の「Good luck!]と言う 言葉を背に受けて彼の指差した方角に歩き始めたのです。 1時間位あるいたでしょうか。 やっと同じnumberの家を見つけ、その家の隣で芝刈りをしていたおじさんに 住所を見せ、訪ねたのですが... numberは同じでも全くroadが違ったの。 困り果てた私を可哀想に思ったのか、そのおじさんは車で送ってくれると 言ってくれたのです。 普通なら知らない人の車に乗るなんて絶対しないけど、私はもう疲労困ぱい。 悪い人には見えないし、もうどうにでもなれ!と、素直にオファーを 受けることにしたのです。 彼はやはりいい人でした! 私はやっと、stay先の家に辿り着くことができたのです。 おじさんは車を降りスーツケースをおろしてくれました。 そして、握手をし[Good luck!]と言い残し去っていきました。 まるで、あったかいスープを飲んだ後のよう。 これから、本当に新しい生活が始まる! いい人達だといいな、と高鳴る胸を抑えてベルをならしたのです。 To be continued