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インターネットで世界が見える。が、シャチョーは半径500mの世界で満足する。そんなシャチョーの耳寄りな情報を、おヒマな方にだけ提供します。 |
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◆2004.1.21 ●1年と4ヶ月振りです。いやはや、なぜこのような長い期間眠っていたかというと、さぼっていたのですね。最初の間はもうそろそろ書かなきゃいけないと思っていたのですが、1ヶ月経ち2ヶ月経ちするうち忙しさにかまけ、ついついこの「シャチョーの部屋」を開けっ放しにしたまま1年と4ヶ月が経ってしまったと言う訳です。 本当はリニューアルをしたいのですが、これはなかなか手がつけられませんね。まあ色々やりたい事がある内が華だと思って自分を慰めているようなものですな。今年は、自分を慰めるのではなく、自分自身に対して怒ってやることも必要かと考えます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。 ◆2002.9.14 ●6月に出たいしいひさいち「現代思想の遭難者たち」(講談社)は評判が良いようです。これはもちろん4コマまんが集です。「現代思想の冒険者たち」(全31巻)の月報に掲載された作品を、描き下しを含めて纏められたもので、なかなか読みごたえのあるものです。もっとも現代思想とは何かと言った大上段に構えたものではなく、いしいはここに集められた〈現代思想〉家各々の人間的な部分に注目して、例の毒のある笑いを盛り込みながら上手く料理しています。政治・経済・文学から芸能・スポーツとあらゆる分野を笑い飛ばして来た作者ならではのペンの刃が、いよいよ思想界にも向けられたと言う事でしょうか。 ●先日黒澤明の「虎の尾を踏む男達」をビデオで見ました。クレジットでは1945年製作とありましたが、公開は1952年です。戦前戦後という端境期に作られ、作品が完成した戦後は占領軍の検閲にあって永らくお蔵入りとなっていたようです。「羅生門」がベネチアで賞を貰ってからの初公開となりました。1時間足らずの短いものですが、榎本謙一というかつての喜劇王が黒澤と組んだ作品で、非常に興味深いものでした。歌舞伎の勧進帳のパロディです。弁慶に大河内伝次郎、冨樫に藤田進、義経には岩井半四郎という配役も良く出来ていましたが、この映画では狂言回しといえる強力役のいわゆるエノケンが実に素晴らしい。パロディと言っても黒澤の事ですから、どこか西洋のオペラに登場する道化を意識したかもしれません。ラストで朝焼けの大空の下、飛び六法を踏むのはこの強力エノケンです。近々黒澤のDVDが一気に発売となるそうですが、若い人たちは、黒澤を知る事によってエノケンをも新発見して欲しいものです。 ◆2002.7.22 ●暑くなりました。もうすぐ天神祭で、一年で最も暑い時期ですから仕方ありません。みなさま暑中お見舞い申し上げます。 ◆2002.6.3 ●最近古本屋に凝っています。前にも書きましたが、古本屋と言っても規模が大きな、いわゆる新古書店で、数カ月程前家の近くにオープンしたからです。まぁ、毎日という訳ではなく月に一度ぐらいでしょうか、行けば店内を1時間程かけて見て回ります。やはりこういう店は、古書店ならではというようなものはなく、期待するような本はなかなか見つかりません。文庫本なら大抵は半額ぐらいでちょっとカバーが汚れていたり、本自体にヤケがあるようなものは100円コーナーに並べられています。もっともじっくり探せば品切本や絶版本が見つかることもあります。しかし、新刊書店で売っているのと同じ本を新古書店で買うようになると、普通の書店で買うのがためらわれます。先日も新古書店で島田荘司氏の文庫を数冊買ったのですが、最近出た新装版と較べてもかなり安い買い物でした。ところが家に返って調べてみると、3冊(うち1冊は新書版)はすでに持っていました。これでは安い買い物をしたのか、無駄遣いをしたのかわからくなります。 ◆2002.5.7 ●みなさんは連休をどのように過ごされましたでしょうか?私は連休の前半奈良の長谷寺へ行って来ました。桜はとうに散ってはいましたが、長谷寺の春は牡丹が有名で、境内ところ狭しとばかりに咲き誇っていました。もっともこの異常天気で早くもピークは過ぎようとしていましたが。しかし連休の行楽日和もあって人出も多く、門前町の通りが町中の商店街のような込みようでした。なだらかな登廊と石段を上り詰めると本堂です。しかし、私には苦手の山登りで、息も絶え絶えでした。息を整えてからご本尊と体面。十一面観世音菩薩は12m余りの木造仏で、思っていたより大きくて風格のあるものでした。この時ばかりは、先きほどの疲れが一度にと引いて行くような気持ちがしました。 ●先頃ある友人が会社を辞めてこの大阪で出版社を作りました。出版界の不況の折にあえて会社を起こすのはとても勇気のいる事です。その気概に拍手を送りたい。地元の良いところを全国の人に見てもらいたい、と言うのが出版の基本コンセプトのようです。地元は大阪に限らない。つまり東京一極集中にならないためにも、各地方の優れたエッセンスで勝負すると言う事でしょうか。まずは北海道から営業も兼ねて全国を回るのだと気合いが入っています。波荒い船出であっても価値のある航海であって欲しい。 ◆2002.4.17 ●(笑)いしい商店が好評のようです。現在はまんがとBBSだけですが近い内にコンテンツが二つほど増えそうです。その内の一つは「なにをアホな劇場」でいしい先生のお宝を紹介するページです。お宝と言っても高価な壷や古ぼけたブリキの玩具などではなく、いしい先生が作品を書く上で大いに役立った資料とか愉快なキャラクターのモデル(人物とは限らない)の写真とかを紹介して下さるそうです。ようするに我々にはとても役に立ちそうもないが、先生にはこの上もない貴重な宝物と言う訳で、「なにをアホな」と人から指をさされること間違いなし。早く見てみたい気がします。 ●漫画家かづさひろしさんが「マンガプロ直伝ホームページづくりの奥義」(講談社)を刊行された。タイトルの「マンガプロ直伝」は「マンガ プロ直伝」と切れるわけで、つまりストーリーマンガで初心者にホームページの作成法を直伝しようといものです。かづささんはパソコンにも詳しく、彼の事務所と同名の「ORCA」という人気ホームページも作っておられ、当マンガからはまさにプロの極意がひしひし伝わって来ます。それにマンガが面白い。「ギャ〜 なんだよこの#ffとか#00ff〜とかBGCOLORとか なんの呪文なんだ〜〜〜」と主人公が悪戦苦闘しながらもHPを完成させて行きます。もちろん基礎の「HTML」入門書としてのきちんとしたマニュアルにもなっています。是非御一読を。 |