韓国旅行

それでは、KTXをご紹介しましょう。
ガイドブックによると、KTX(Korean Train-eXpress 韓国高速鉄道)が開業したのは2004年4月。
システムはフランスのTGVシステムを採用しています。
TGVシステムの特徴として、新線建設が困難な都市付近では、在来線に乗り入れて既存設備をそのまま使い、郊外では高速新線を使うこと。日本の秋田新幹線や山形新幹線とは、ちょっと違いがありますが、在来線に乗り入れ可能な点は共通してますね。
KTXでは、光明駅と東大邱駅間が新線で、その他の区間は在来線に乗り入れているようです。
現在、新線建設が進行中で、近い将来、ほとんどの区間が新線になると思います。
そうなると、釜山-ソウル間の所要時間が短縮されますね。
釜山-ソウル国内線ピンチ!(笑)
その他、詳細については、ガイドブック、または鉄道雑誌等をご覧ください(笑)
KTXを安く乗る方法だけは教えましょう。
一般席は回転させることが出来ないので、車両中央を中心に、半分ずつが向かい合うスタイルになっています。
後ろ向きの座席は不評で、この座席に当たると、5%の割引があるようです。
希望の座席を受け付けてくれるのかはわかりませんが、5%でも安く乗りたいと思ったら、ぜひチャレンジしてみて下さい(笑)

長くなりましたが、我々が乗ったKTXを写真でご紹介いたします。
先頭車両です。
フランスのTGV-Rというタイプと同型だそうです。
TGVとしては、第2世代にあたり、初めて時速300キロ対応になったタイプです。
46編成中、12編成がフランスで製造され、残りが韓国でノックダウン製造されたとのことです。
写真の車両は、JMBさんによると、韓国で製造された車両だそうです。
我々が乗った5号車のドア。
First Classです( ̄^ ̄)!(笑)
ファーストクラス(特室)の車内です。
2-1配列になっています。
結構ゆったりした座席で快適です^^
車内で販売されていたビール。
いくらだったかは不明^^;
ソフトドリンクは無料で飲めます^^
新幹線のグリーン車は、おしぼりしか出ないのを考えると、かなり贅沢^^
全員で乾杯したのは言うまでもありません(笑)
発車後しばらくは在来線を走るので、ガタンゴトンと鉄道らしい音を響かせて走ります。
東大邱を発車すると、いよいよ新線に入ります。
新線に入ると、ロングレールを使っているので、とても静かになります。
そして、時速250キロを超えると、車内天井についているモニター画面に速度が表示されます。
282キロ!
292.7キロ!
294キロ!
294.9キロ!
299.8キロ!
まもなく300キロに達します!
303.6キロ!
ついに300キロ突破!
305キロ!
私が撮影した中で、もっとも速い速度が出ました!
と言ってますが、これ、順を追って撮影したわけじゃありません(^^ゞ
この速度表示、かなりいい加減です(--;)
300キロが表示されたと思ったら、特に減速感は無いまま、いきなり290キロとか表示します(--;)
参考程度といったところでしょうね^^;


田園風景の中を疾走!
先ほどのビールが効き、ほとんど揺れない、快適な車両のためか、途中ウトウト・・・
いつの間にか、寝顔を写真に撮られました^^;;;
日が沈んでまもなく、ソウルに到着です。