飯の道具はどうするの?

ここではバックパッキングやキャンプ泊で食事に使う道具を紹介します。


 バックパッキングはともかくとして、キャンプで仲間と食べる食事は遊びの中でも大きなウェイトを占めるのは言うまでもありません。ただ車でのオートキャンプと違って、巨大な薪のバーベキューコンロやダッチオーブン等を使って食事を作るわけもありませんので、個人用の小型コンロと、コッヘルという万能なべを使って作るのです。

 ここでは実際に使った道具を個別に紹介しますが、それに関する思い出も一緒に紹介したいと思います。



     ガス(ストーブ)コンロ
 初めて自分で揃えた道具が、実はEPIのストーブ(ゴトクの大きい方)でして、高校を出て直ぐに買いました。
 バックパッキングよりも友人とのキャンプに利用する事が多かったですが、初期のBPでも利用しておりました。
 あまり重い鍋は掛ける事が出来ませんが、一人旅や仲間とのキャンプで使うには必要十分な性能です。
 現在メインで持ち歩いているのは、イワタニプリムスのランタンとセットになったガスストーブです。
見た通り、それぞれ分離して使う訳ですが、その収納時のコンパクトさは他のどのコンロでも敵いません。
その代わり、電子着火装置はついていませんので、ライターが別途必要になります。
 ボンベ類は共用できませんが、実は中身のガスは卓上コンロ用の安いブタンガスを再充填して使っています。(本当は禁止なんですが)
 寒冷地用でも必要でない限り、一般の高価なガスでなくとも、この一番安いガスで十分に使えます。
ザックの背中パッド

EPI(えぴ)のストーブ

 恐らくアウトドアを少しでもかじった事のある人ならば、知らない人は居ないであろうと言う程に有名過ぎるメーカーです。
一時期は国内シェアを独占しましたが、現在ではコールマンに圧されていますね。
(猫も杓子もコールマンで好きじゃないです)
 もっと頑丈なタイプ(10年はモデルが古い)を親父が使っていたので、その影響で購入して使用しておりました。
ゴトク部分から全てバラバラに分解できるので、使った後は良く磨いていました。(最近はサボってますが)
 現在ではアルミ鍋のうどんを部屋で作ると言う余生を送っています。>家のレンジと部屋を往復しないで済むので

ザックカバー

プリムスのストーブ+ランタンセット

 セットで8000円くらいと言う、超お買い得なプリムスセットです。
 シェルパ斉藤が使用しているのを見て、真似して購入しました。(爆) プロ(?)が選んだだけあって非常に効率的なアイテムでした。
 購入当初、ランタンの火力が全然出ずに修理に出しました。 結局穴が小さかっただけと言うオチで、時間も掛かって作業も雑と言う、後味の悪いスタートでした。
 が、その便利さは折り紙付きで現在も主力装備の座に君臨しています。
当初はスチールの銀色でしたが、使っていると焼けて茶色になってしまいました。
 火力についてはEPI程出ませんが、半径も小さいのでシェラカップやマグカップさえ火に掛けられます。



     調理器具

 実際に米を炊いたりラーメンを作ったり、チーズを溶かしたり(宮ヶ瀬MTB旅参照)と大活躍したのがコッヘル。
 最近では面倒臭くなってお湯を沸かしてレトルトを暖めるだけとなってしまいましたが、やはりバックパッカーでもキャンパーでも必ず一つは持っているアイテムでしょうね。
 番外編としてはフライパンがあります。これは炒め物や小麦粉系には威力を発揮しますが、その重量が結構あるので余裕がないと持っていきません。これもやはり宮ヶ瀬MTB旅で一度使いました。>ニンニクの芽と豚
 対する食器として使うシェラカップですが、これは飲み物を入れたり調味料のためのお小皿として利用します。
 食事は主にフォークとスプーンしか使いませんが、必要があれば木の枝を削って箸を作ります。現地調達です。



コッヘル

 最初に買ったのはアルミの大小セットでした。(写真は大のみ) 持ち手の部分が樹脂でコーティングされており、非常に安定性も良かったのでメインで使っておりました。
 大きい方は、中にプリムス若しくはEPIの標準缶がすっぽり入ります。本来は小のコッヘルを収納するんですけど・・・・、また後で出てきますが小型のヤカンも同じ様に収納可能です。嵩張るアイテムですから、なるべく収納できる物は中に入れてしまうと良いですね。
 次に買ったのが蓋の部分がフライパンになるチタン製コッヘルです。これは重量が非常に軽いのですが、結構高価なんですよね。6千円くらい出した覚えがあります。
 買ってからあまり使っていないのですが、チタンは空火に掛けると色が変色します。フライパン部分は空火に近い状態になりますから、実は使った事ありません。(爆)
 一度やってしまえば踏ん切りついてしまうのですが、中々使う機会もありませんで・・・・。



マグカップ

 マグカップについては説明は殆ど要らないと思いますが、金属製と樹脂製に分かれ、金属製では真空二層構造と単層構造に分かれ、更に材質もステンレス製・チタン製と多岐に渡ります。
 ステンレス製は2層構造を選択する人は殆ど居ないと思います。かなり重いのでオートキャンパーだけが使えるアイテムでしょう。スーパーでキャンプ用品売り場を覗くと置いてあります。
ステンレス単層とチタン2層の重さは大体同じですが、お値段は倍以上します。チタン単層は究極に軽いので、お値段も天井まで届くくらいです。(んなアホな^^;)
 樹脂製は非常に安価で丈夫、重量もステンレス単層とそんなに変わりませんのでお勧めです。なんと言っても2層構造の様に、熱い湯を入れても唇を火傷しません。
 言い忘れましたが、2層と単層の違いは保温性やホットが飲み易いかの違いです。
 実際にお店で比べてから購入を決めた方がいいと思います。


種類樹脂製ステンレス単層ステンレス2層チタン単層チタン2層
評価◎  △ × △ ○
重さ×1×1×2×0.5×1
価格×1×2×3×6×10
評論軽くて安い!お勧め冷たい飲み物なら可見掛けに拘る人に!メチャクチャ軽いぞ!これ使うなら樹脂でも



シェラカップとその他

 恐らく好きな人と嫌いな人に分かれるであろう、シェラカップです。その独特の形状から収納時に悩みの種となりますが、使い込んで来ると便利な万能小皿になったりします。
 直接火に掛ける事も可能なので、ホットドリンクや日本酒などを温めながら飲む事も出来ます。
 ただ勿論単層構造なので、火に掛けた後直ぐに口に運ぶと、淵が結構熱くなっているので注意が必要ですね。
 材質も、マグカップの様にステンレス製とチタン製、中にはアルミ製のものもあります。
 長く使う物なのでここはチタン製を一つ持っていると良いと思います。火に掛けるので樹脂製は存在しません。(汗)
 網の方は小さいシェラカップをストーブに安定して置くのに使いますが、たまにイカのゲソが焼かれる事もあります。(笑)



     調味料のいろいろ
塩・胡椒・醤油・ソース

 一般に売っている小さいボトルに入ったものを利用していますが、塩と胡椒に関しては専用の子瓶がショップに売っています。
 殆どはこの4種類で足りてしまいますが、自分の好きな調味料を持参すればそれで十分だと思います。ちなみに、気が付いたと思いますがここに「マヨネーズ」は入っておりません。
 もし遭難してマヨネーズしかなかったら、迷わず『餓死』する事を選びます、嫌いなんですよー。(汗)
 それはともかく、サラダ油等も面倒なので持ち歩きません。肉があればその脂で代用して炒めてしまいますので、調味料の種類を増やす必要も無いと言うのが結論でした。
 ちなみに一番利用頻度の高い調味料は、意外な事に『塩』だったりします。とりあえず何に掛けても食べられますし、食材の風味がダイレクトに楽しめるのでお勧めです。
例えご飯しかなくても、ふり掛けるだけでおかずが要らなくなりますし、発汗で失った塩分を補給する意味でも、大事な調味料だと思っています。
 ただ、使い過ぎると喉が渇きますので、程ほどに利用しましょう。



このように、色々な器具によって調理をしますが、実際最初からこれだけのアイテムを揃えた訳ではなく、
回を追うごとに、自分に合った物を揃えて行くのが良いでしょう。
 そう言った事も、バックパッキングの楽しみの一つであるのです。

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