モバイルプリンタの中の超小型モバイルフォトプリンター

デルwasabiとポラロイドpogo。GL10とチェキも。

販売終了なデルのワサビとポラロイドPogo

「あれ、生産終了?」

ひさびさにDELLワサビのページを覗いてみたら生産終了してました。 持ち運べるインスタントモバイルプリンターということで面白い商品だと思って いたのですが、あまり需要がないのでしょうか。ポケットサイズで持ち運び便利、 ポラロイドカメラのように使えると思っていたのですが…

ただもともとwasabiの評判はそれほど芳しいものではなく、どちらかというと 「デルがなぜモバイルプリンタ?」というような感想を持っていたわけですが、 同じような製品としてポラロイド社Pogoがあります。 wasabiよりもしっかりとした作り&外観がアルミです。

価格はwasabi実勢1万円弱に対し、Pogoは15000円くらい。幾分高めの印象でしょか。

用途としては「その場でプリントアウトして盛り上がれること」があるようです。

ポラロイドで撮った映像が浮かび上がるまでの時間。 なんともいえぬワクワク感を覚えています。基本はこれと同じです。 amazonレビューなどでは「旅先でガイドに渡す」とありましたし、 紙手帳/日記に写真として貼り付けるアイデアもありました。 極め付けは「同窓会。当日撮った写真を色紙に添えて先生にプレゼントする」 なんてものもあり、アイデア次第で写真が素敵なプレゼントに変化します。

欲しいな、これ。

ただそのPogoもアマゾンではすでに買えない状態です。wasabi同様あまり 売れなかったのでしょうか。ネックはおもちゃ的といわれる画質、 そして専用フォトペーパーの価格が思い浮かびますので、デジカメ、 スマホ隆盛のこの時期、ビジネス的に苦しいのかもしれません。 1枚プリントアウトするとだいたい30円となります。

1枚60円なポラロイドPogoとチェキ。そして…

そのPogoの後継機?として現在発売されているのがGL10。 モバイルプリンタというジャンルはキャノンが有名のようですが、 もの自体が少し大きく、wasabi/pogo/GL10とは目的が違うのかもしれません。 ポラロイド的写真プリントアウトとなるとGL10となります。 モバイルプリンタの中でも「超小型フォトプリンタ」という位置づけです。

そのGL10がおおよそ13000円ほど。そして30枚入りインク用紙/フォトペーパーが 1800円。こちらは1枚60円です。用紙サイズは7.6*10.2cmですので、 それなりの大きさの写真サイズになると思います。

でも1枚60円はやはり高い?

ここまでモバイルフォトプリンターを考えて、思い浮かんだのがチェキです。 結婚式の2次会とかで活躍したチェキですが、ここ数年はデジカメ、スマホカメラに おされて厳しい模様…と思っていましたが、いまアジアで大人気らしい。 なんでも中国韓国?のドラマで使われたらしく、若者で大ヒットとなってるようです。 昔のプリクラ、そして今のinstagramもそうですが、やはり写真には若者、そして女子 に訴える何かがあるのでしょう。

改めてチェキの価格を見てみると6000円ほど。思ったよりも安いです。 そしてやはり割高感のあるフィルムは3000円で50枚。1枚60円となっています。 1枚60円というのがこの手の写真のコストのようです。 フィルムサイズは86*54。チェキは白余白がありますので、実際の写真サイズは 62*46となっています。この白余白がコメントが書けてうれしいのですが、 チェキ写真は確かに小さすぎるかな。GL10サイズで余白があればちょうど良い 大きさなのかもしれませんが、余白にはそれほど需要がないのでしょか。 写真そのものにラクガキコメントしてしまえばそれで済むものもありますし。

ポラロイドGL10とチェキ。ここまでくると本家本元のポラロイドカメラが欲しくなりますが、 もう売ってないのかな。