ソフトバンクのプリペイド携帯は年間3000円で持てるのか？

MNP弾としてのプリモバイル需要

『基本使用料無料？』

MNP利用時、オトクに使える（MNP弾）ということで需要のあったプリモバイル。 12年4月の改訂により即時解約は違約金9975円が掛かるようになりオトク感は減ったようですが、以前契約したときの聞き込みメモを残しておきます。

私自身はMNP弾としての用途ではなく、単純に「待ち受け専用ならオトクかも？」ということで調べたのがきっかけです。

私はドコモの“タイプSS”を利用していました。当時一番安いプランでしたが、これでも無料通話分が余り、かなりモッタイナイです。

そんなとき知ったのがソフトバンクのプリペイド携帯です。この携帯は基本料金が掛からずメールも月300円で使い放題なので、だいぶ安く維持できるのでは？と思いました。

月300円しか掛からず携帯が持てるのではと…早速調べてみました。

『海外はほとんどプリペイド方式だよ』

海外旅行に行った際、友達は海外で携帯を調達してました。日本の携帯でローミングすると高いですし着信料まで掛かります。

その流れで帰ってきてからプリペイド携帯を調べたのですが、ソフトバンクのプリペイドが有名です。以下、ソフトバンクのプリペイド携帯の特徴になります。

またショップによって扱ってるかどうかは違うようです。近くにソフトバンクショップは3件ほどありましたが、扱っているのは1軒でした。

ちょうどウチに古い携帯（白ロム）があったので、これで実験してみます。ボーダフォン当時の携帯でしたが、一応USIMカードの携帯です。

これをショップに持っていき、プリペイド用のUSIMカードだけが欲しい旨を伝えると、そのような対応をしてくれます。不明なこともこのとき聞いて、そのときのことをまとめたのが上の箇条書きです。

で、家に帰って早速いろいろ実験しました。まず通話ですが、これは問題なく掛かります。そしてメアド変更を…と思ったときに少しつまづきました。

ソフトバンクのメアド変更はサイトに接続してできるのですが、これがうまくいきません。ネットにつながらないと先に進めないので困りました。ボーダフォン時代の携帯だからか、他に理由があるのか… 携帯ではなくしばらくパソコンで情報収集です。

『1400に電話してください。』

サイトを見るとこのようなことが書いてありました。そこで1400に電話すると、ここでいろいろプリペイドの設定ができるようになっています。

『インターネットを使う設定にしますか？』

確かこんなアナウンスでしたが、この設定をしないとネットに接続できないようです。このときプリペイドから300円徴収されます。

ちなみに。プリペイドカードはこんなのです。私の場合、ソフトバンクショップで店員が登録してくれました。

そして再び接続してみると今度はちゃんとできました。ここでメアド設定して試しにメールを送ってみると…できました、できました。

ショップでは“ソフトバンクへのメールのみ無料です…云々”と言われましたが、やはり事前に調べたとおりドコモに送っても料金は掛からないようです。 1400に掛けると残金を聞くことができるので、パケット代が掛かってないことを確認できます。 300円使い放題の中の内数です。

ただ帰ってきてから別の疑問が浮かびました。

これについて調べてみると…残念な結果でした。どうやらチャージした分は2ヶ月で使えなくなるようです。 3000円はその後も継続して使いきれると思ってましたが、2ヶ月で消えるようでした。

2ヶ月で電話を掛けるどころかメールも使えなくなる…これでは私の期待目的には役不足でした…

3000円をチャージすればメールは再び使えますが、 2ヶ月に1回チャージが必要＆最低のプリペイド金額は3000円ですので、最低でも500円/月は掛かることになります。これならホワイトプラン（980円＋315円）のほうが良いかナと。ドコモでも月1000円程度の安いプランが出てきましたし。

ただ受信用のみに使うならばプリペイド携帯でも十分そうです。これなら最初に3000円もチャージする必要はなく、1年間番号を保持できます。それ以上保持したい場合は、そのとき3000円分チャージすれば再び1年間利用可能です。

というわけで。個人的には非常に惜しい携帯でしたが、受信用ということであれば年間3000円で持てる携帯となります。おじいちゃんおばあちゃん用の携帯、仕事で受信専用の携帯が欲しい方、もしくは突発的な2台目用？に使えるかもしれないです。